米メディアによると、ロサンゼルスの中学校で1日朝(日本時間2日未明)、
銃による発砲があり、生徒ら5人が重軽傷を負った。
警察は発砲したとみられる女子生徒(12)の身柄を拘束し、事情を聴いている。

発砲は午前9時前に教室で起き、男子生徒(15)が頭部、女子生徒(15)が手首を撃たれた。
男子生徒は重傷だが、命に別条はないという。他に生徒2人と女性(30)がガラスの破片などで軽傷を負った。
警察は現場から銃を回収したが、意図的な発砲かどうかは不明だとしている。

 現場の中学校はロサンゼルス中心部から北西数キロにあり、生徒数は約360人で大半が中南米系。

 米国では学校での発砲事件が頻発。ニューヨーク・タイムズ紙によると、
1月23日に南部ケンタッキー州の高校で男子生徒(15)が銃を乱射し、生徒2人が死亡するなど、
今年に入って負傷者がいないものも含め10件以上起き、
同紙は「この数年でニューノーマル(新たな常識)になった」と伝えた。
ロサンゼルス地区の中学校と高校では毎日、武器の所持の無作為検査が求められている。

画像:発砲事件のあったロサンゼルスの中学校で、迎えに来た保護者と生徒
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毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180202/k00/00e/030/200000c