【2月1日 AFP】
パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で、発電機の燃料不足により7か所の医療施設が運営を停止した。
イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が実効支配する同地区の保健省が発表した。

 ガザ地区保健省のアシュラフ・クドラ(Ahrara al-Qudra)報道官によると、
ガザ各地の7か所の医療施設で非常用の発電機を稼働させるための燃料が不足し、全サービスが停止されるという。

 クドラ報道官は、電力危機によりガザ地区の医療状況は「前例のない段階」に入ったと述べた。

 これに先立つ先月29日、ガザ北部のベイトハヌン(Beit Hanoun)にある病院も、
燃料不足を理由に全患者を移送して運営を停止すると発表していた。

 イスラエルとハマスの間では2008年以降、3度の軍事衝突が発生。
イスラエルはハマスを孤立化する必要があるとして、ガザ地区を10年以上封鎖し続けている。(c)AFP

画像:燃料不足により運営を停止した、パレスチナ自治区ガザ地区北部ベイトハヌンの病院
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AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3160863