アメリカ南部・テキサス州の教会で5日、少なくとも27人の死者を出した銃乱射事件が発生。
これを受け、テキサス州司法長官のケン・パックストン氏は「銃乱射事件を防ぐ唯一の方法はより多くの人が教会に銃を持っていくことだ」と発言。
大きな物議をかもしています。

ケン・パックストン司法長官の発言より
・今回のような銃乱射に対応するため、教会には武装化した教区民や会衆がいるべきでしょう
・テキサス州では銃を隠し持つことが許されています。
 であれば、武装犯が多くの人間を殺めるまえに、その犯人を別の誰かが殺すチャンスもあるわけです
・銃乱射事件を防ぐ唯一の方法はより多くの人が教会に銃を持っていくことなのです

こちらの発言は、銃乱射事件発生の数時間後に流れた「Fox News」でのインタビュー内容。
パックストン司法長官もまた、全米ライフル協会(NRA)同様に「銃を持った悪人を止められるのは銃を持った善人だけ」という信念を持ち合わせた人物だということが伺い知れます。

この考え方に対して、英ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏は自身が司会を務めるニュース番組で「能無しのマヌケどもが」と叱責。
いま一度、銃社会アメリカのあり方をめぐって様々な議論が交わされています。

http://livedoor.blogimg.jp/yurukuyaru/imgs/4/f/4f1b19f9.jpg
http://yurukuyaru.com/archives/73516059.html