イギリス政府が近く、2040年をもってガソリン自動車とディーゼル自動車の販売禁止の発表を行う見通しであることが25日、theguardianの報道で明らかとなった。

ガソリン自動車とディーゼル自動車を2040年までに販売禁止にすることについては既にフランス政府が今月6日に発表を行った他、
Volvoも2019年までにガソリンエンジンなど内燃機関(internal combustion engine (ICE))のみを搭載している車両の生産を終了させることを発表していた。

イギリス政府は、ガソリン自動車とディーゼル自動車の販売禁止することで、
排気ガスに含まれている窒素酸化物の排出量を削減し、環境改善を図ることを計画している模様となる。

ただし、ガソリン自動車とディーゼル自動車の販売を全面禁止にすることは、自動車愛好家からの反発を招く恐れもあり、
政府では、販売を全面禁止にするか、それとも税制措置により販売に抑制をかけるか、どちらを選ぶのかについてはまだ最終的な判断には至っていない模様ともなっている。

記事によると、ガソリン自動車とディーゼル自動車の排気ガスが国民経済に与えるマイナスの影響は、年額27億ポンドにも上るとする試算も出されているとしている。

今のところ、ガソリン自動車とディーゼル自動車の販売禁止に関わる最終判断は7月末までに下される見通し。

http://businessnewsline.com/news/201707261052060000.html