ACL準々決勝のカタール開催中止に、国交断絶が影響

サッカーAFCチャンピオンズリーグ。記者会見の席に用意されたトロフィー(2014年10月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/WILLIAM WEST
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2017年06月07日 13:12 発信地:クアラルンプール/マレーシア
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【6月7日 AFP】アジアサッカー連盟(AFC)は6日、アル・アハリ(Al-Ahli、サウジアラビア)対ペルセポリスFC(Persepolis FC、イラン)のAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2017)準々決勝第2戦は、中東地域における緊張の高まりを受け、当初予定されていたカタールでは試合を行わないと発表した。

 サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプト、イエメンは、「地域の不安定化を目的に」過激主義組織を援助しているとして、カタールとの国交断絶に踏み切った。この影響で一部の空路は封鎖され、外交官は国外退去させられている。

 第1戦が8月、第2戦は9月に予定されているが、今回の決定により中立地の再選定が必要となった。

 AFCのウィンザー・ジョン(Windsor John)事務局長は「これまではイランがオマーンを、サウジアラビアがカタールを中立地に選んでいた。しかし今は新たな展開を迎えているので、サウジアラビアは別の中立地を提案しなければならない」と話している。

 ジョン事務局長は、新たな中立地は2週間かけて決定され、サウジアラビアとイランでは試合は行われないとしている。(c)AFP