ル・モンドのAilleurs sur le web(どこかのウェブで)というコーナーを見てたら、中国の草の根(ローテク)電気自動車事情に関するNECのブログが
紹介されてたので、転載します。
(ルモンドでは現在消えたよう、行方不明ですが、ルモンドつながりで国際枠にてご容赦を)
http://www.lemonde.fr/

次世代中国 一歩先の大市場を読む
「草の根電気自動車」は飛躍できるか〜農村から起きる「1マイル革命」
2017年03月07日配信
https://wisdom.nec.com/ja/business/2017030701/index.html?cid=wis_ob100

 中国の中小都市や農村部で小型低速の電気自動車が爆発的に普及している。一見したところ小型のガソリン車と見紛うようなものから
自転車を四輪にしてモーターを付けたぐらいの簡便なものまで、その種類はさまざまだが、公共交通機関の未発達な華北の農村部を中心に
パーソナルビークルとして急速に広がっている。

 その背景には、都市化が進む農村部の生活スタイルの変化がある。高齢者や女性を中心に自由に移動したいというニーズは強い。
一方で低速電気自動車は仕組みがシンプルで高度な技術が必要ないため、地場の企業が独自の製品を開発、販売しやすい。
すでに山東省、河北省、河南省などでは地方の有力な地場産業の一つになっている。
この「草の根電気自動車」がうまく育てば、世界的にもユニークな中国の新たな省エネ移動手段の一つに躍り出る可能性もある。

今回はこの中国版低速電気自動車の普及の背景にある中国社会の構造、そしてその変化について考えてみたい。
(以下、ソースでどうぞ)

ちなみに 各小節タイトルは以下のごとくです。
@「低速電気自動車のメッカ」を行く
A耕運機から電気自動車へ
B充電1回の走行距離は70〜150km
C1kmあたりの走行コストは日本円約0.8円
D高齢者を「解放」した低速電気自動車
E「都市化」「個人化」する農村生活
F「国策・新エネルギー車」との鮮明なコントラスト
参考写真
https://wisdom.nec.com/ja/business/2017030701/images/main_img_pc_2nd_pc.jpg
https://wisdom.nec.com/ja/business/2017030701/images/001.jpg
↑低速電気自動車といっても外観は日本の軽自動車とあまり変わらないものも
https://wisdom.nec.com/ja/business/2017030701/images/002.jpg
↑農村部では各種各様、ユニークなデザインの低速電気自動車が走っている
https://wisdom.nec.com/ja/business/2017030701/images/003.jpg
↑かなり高級なグレードの低速電気自動車。なかなか現代的なデザイン
https://wisdom.nec.com/ja/business/2017030701/images/004.jpg
↑村の小学校に低速電気自動車で孫の迎えにきたおじいちゃん

田中 信彦(たなか のぶひこ)氏 執筆
(以上)