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21年6月22日、フランスのアニメ会社サイバーグループスタジオは、スクウェア・エニックスとRPG『ファイナルファンタジーIX』のアニメ化について契約を行ったと発表した。

 サイバーグループスタジオはパリとフランス北部の都市ルーベイのスタジオでシリーズを制作し、商品のライセンシング業務とともに、世界中への配信も担当するとのこと。

 作品は、8〜13歳の子どもたちをおもなターゲットとした家族向けの作品になるという。また、スクウェア・エニックスの監修により、ゲームの世界設定を維持しつつ演出を盛り込み、ゲームプレイヤーも楽しめる内容となる。

 内容は“アドベンチャーアニメ”になるといい、プレイステーション版はディスク4枚組になるほどの壮大な冒険が、どのように描かれるのか、ゲームファンにとっても気になるところ。

 2021年6月22日現在、日本での配信予定についてはアナウンスされていないが、長い『ファイナルファンタジー』シリーズの中でも感動するストーリーが心に残る作品で、根強いファンが多い1本だけに日本での展開も期待したい。

 『ファイナルファンタジーIX』は2000年7月7日にプレイステーション用ソフトとして発売されたスクウェア・エニックス(当時・スクウェア)のRPG。“原点回帰”をテーマとして制作され、盗賊のジタンとアレクサンドリアの女王・ガーネット、黒魔道士の少年ビビたちを中心に、クリスタルの物語を描く。

 ゲームにはジタンやガーネットのほかにもスタイナーやフライヤ、クイナやエーコといった個性的なキャラクターが多く登場。キャラクターは4等身ほどのデフォルメされた姿で描かれ、人形劇のような雰囲気や演出も印象的な作品だっただけに、どのようなアニメに仕上がるのか期待が高まる。