「進化版”ち〇こ音頭”を作ってほしい」ー『異種族レビュアーズ』『ダンベル』のやりすぎソングを作ったクリエイターにあれこれ聞いてみた【橘亮祐・篠崎あやと・烏屋茶房インタビュー】

2020年3月27日 (金) 12:00

 2020年冬アニメで大きな話題を集めた作品のひとつ、『異種族レビュアーズ』。

 「いろいろな種族が暮らす世界で、ムフフなことができるお店に通い、その性的サービスをレビューする」という攻めたストーリーが賛否を巻き起こした。 

 このアニメ、ストーリーはもちろんだが、OP・ED曲もかなり攻めている。

 OP曲『イこうぜ☆パラダイス』は、「エロいこと好きならば 種族越えた仲間さ」といった歌詞を高らかに、さわやかに歌うおバカソングだ。
 ED曲『ハナビラ音頭』は、 全編に渡って「よく放送できたな」と驚いてしまう程にキワドイ歌詞のオンパレードである。


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(画像は『TVアニメ「異種族レビュアーズ」OP/EDテーマソングCD』より)


 作った者の名は「ビッグマグナム橘・ゴールデンボール篠崎」。いかにもエロくておバカな曲を作りそうなニックネームがとても印象的だ。


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(画像は『異種族レビュアーズ 第1話』より)


 この作品の世界から飛び出してきたようなニックネームのノリ、過去にも別のアニメでも見たことがある。2019年夏アニメの『ダンベル何キロ持てる?』だ。このアニメのOP・ED曲の作者名は「サイドチェスト烏屋・シックスパック篠崎」である。



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(画像は『ダンベル何キロ持てる? 第1話』より)


 実は、「ゴールデンボール篠崎」と「シックスパック篠崎」は同一人物。普段は「篠崎あやと」として多数のアニソンを手掛けているクリエイターだ。
 さらに、「ビッグマグナム橘」こと橘亮祐さん、「サイドチェスト烏屋」こと烏屋茶房さん、そして篠崎あやとさんの3人は、「TOKYO LOGIC」という音楽事務所に所属する盟友であり、数々のアニソンを共作している。


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左から烏屋茶房さん、篠崎あやとさん、橘亮祐さん。


 彼らの作るアニソンが、今回ピックアップした2作の盛り上がりに一役買っているのは間違いない。どのようにして、こうしたアニソンが生まれるのかを知るべく、この3人にインタビューを行った。
 仲の良い3人が日常会話をするように楽しく盛り上がったインタビューは、『異種族レビュアーズ』、『ダンベル何キロ持てる?』楽曲制作の裏話から、クリエイターとしての心構えまで聞くことができた。

 彼ら3人のクリエイターとしての真摯な姿勢が、これらの攻めた楽曲を生み出したということが実感できるインタビューになったと思う。「アニソン制作の舞台裏」の貴重なエピソードの数々を、ぜひ楽しんでほしい。

取材:前田久(前Q)
取材・文:金沢俊吾
撮影:YSD


     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://originalnews.nico/242196