http://www.gdm.or.jp/crew/2019/0325/298782
2019/03/25 12:11

PCエンジンを携帯ゲーム機に改造できる「メルクリウス」向けの拡張デバイスキット「メルクリの声(キット)」が販売中。
サークルalpaca teamによる同人ハードウェアで、価格は税抜3,686円。

■ 最大で「天の声2」16台分相当のデータ量を保存可能

PCエンジンに液晶モジュールやコントローラを組み込み“携帯ゲーム機化”する、「液晶操作機器搭載裏蓋壱號キット(メルクリウス)」向けの拡張デバイス。
半田付けによる作業が必要な工作キットで、セーブ用外部メモリ「天の声2」と同様の機能を追加できる。

「天の声2」機能の追加により、セーブ対応ゲームでのデータ保存に対応(メモリベース128対応ゲームのデータは保存不可)。
データ保存には不揮発性メモリのFRAMを採用し、電池不要でデータを保持できる。
なお、DIPスイッチの切り替えにより「天の声2」16台分に相当するデータ量の保存が可能という。

「メルクリの声」は、部品未実装のメイン基板とサポート基板のほか、ICチップや抵抗、コンデンサ、シールドなどが同梱。
一部部品は、PCエンジン基板に直接半田付けを行って実装する必要がある。
なお、ショップによれば「やり直しが困難な作業があるため、付属マニュアルをすべて読んでから作業してほしい」とのこと。


発売時は即完売するなど話題になった「メルクリウス」。
なお「メルクリの声」は内部の拡張バスに半田付けして組み込むため、
「メルクリウス」側の拡張端子にデバイスを挿した際に相性が出る場合がある
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携帯ゲーム機化したPCエンジンでセーブが可能になる、「天の声2」機能の追加拡張デバイス。
こちらもキット版で、ユーザーによる工作が必要。
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サポート基板は、PCエンジン基板に直接半田付けを行う仕様。
DIPスイッチを外部から操作したい場合は、別途「メルクリウス」のケースを加工する必要がある
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http://www.gdm.or.jp/wp-content/uploads/2019/03/25/mercuri_kit_1024x768d-1024x768.jpg