フィギュア製造大手、グッドスマイルカンパニー(本社・東京都)が鳥取県倉吉市秋喜の楽月工場で製造する「名探偵コナンシリーズ」が出荷数10万体を突破した。昨年2月の発売と同時に注文が殺到、増産を4回繰り返した。

工場は国内の生産拠点として2014年から稼働。キャラクターを2・5頭身にデフォルメしたフィギュア「ねんどろいど」が主力商品。コナンシリーズは北栄町出身の漫画家、青山剛昌さんが連載をしている小学館と協力し、主人公の江戸川コナンをはじめ安室透、服部平次など人気キャラクター4種類(4600〜5000円)で販売している。

 グッド社の通販サイトや、同市新町1にある「赤瓦一号館」内のオフィシャルショップなどで購入できる(品切れの場合あり)。同社によると、ネットオークションでは定価の数倍の価格が付いていることもあるという。

 谷本哲也・工場長は「(工場も)今年で5年目を迎える。今後もコナンのような鳥取らしさを大切にして『メイド・イン・クラヨシ』のフィギュアを世界に発信したい」と意気込んでいる。

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毎日新聞
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