0001しじみ ★
2018/08/27(月) 10:47:19.22ID:CAP_USER◇原作にケニーが登場した時から山路さんの声で脳内再生されていた
「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いた諫山創さんのマンガ。2009年9月に月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載がスタートした。テレビアニメのシーズン1が13年4〜9月、シーズン2が17年4〜6月に放送された。“切り裂きケニー”の異名を持つケニーは、“人類最強の兵士”とも呼ばれるリヴァイの師であり、不気味で残忍でとにかく強いキャラクターだ。シーズン3が始まった第38話「狼煙」で初登場し、「ヒャッホー!」という声を上げ、戦う姿が印象的だった。
アニメの公式サイトで荒木哲郎総監督は、山路さんの演技を「一言しゃべるだけでうっとりしてしまう」「芝居に説得力がある」と絶賛している。神谷さんは、山路さんがケニーを演じることについて「すごくうれしかった。原作にケニーが登場した時から山路さんの声で脳内再生されていた。これは運命だな……」と思いを明かす。山路さんは「随分、面白い役じゃないの。気持ちいいじゃないですか。偏執的なところがあるけど、奥に隠れている愛情のようなものも見える。リヴァイにとってケニーは大きな存在。そこが妙に気持ちよくてね。これは面白いぞ!となった」と語る。
山路さんの演技を受け、神谷さんは刺激を受けた。「想像していた以上です。あのキャラクターに説得力を持たせるってすごいことですよ! リヴァイにとってケニーは、戦わないといけない相手で、師匠という複雑な関係。一番戦いたくない厄介な相手が目の前にいるというヤバい感じがした。リヴァイはこれまで、心情を吐露することがなかったけど、シーズン3ではまた違うものを要求される。リヴァイはとっさに動かないと死ぬシチュエーションにいる。山路さんという大きな壁がありがたすぎます。越えないといけない壁だけど、越えられるのか?と考えていました」と感じたいという。
◇一言一言に丁寧なディレクション 他の現場に比べても細かい
「進撃の巨人」のスタッフと声優陣は妥協がない。山路さんはアフレコで「とにかく細かい。一言一言に細かく丁寧なディレクションがありました。他の現場に比べても細かい。こんなことはあまりない」と驚いたという。一方で「楽しいな!と思う瞬間がいくつもありました。アフレコを重ねる中で、あそこがそういう意味だったんだ……と気づくこともあった。このスタッフはすごいな!」とも語る。
神谷さんは「仕事ってつらいことが多いじゃないですか。(山路さんの)『楽しい』という言葉は何だかうれしくなります。よく分からないものに対して、正解かどうかが分からないまま芝居するのは、しんどい。ただ、この現場は、答えが用意されていて、そこにアジャストしたり、納得するまでスタッフが延々と言葉をかけてくれる。しんどい時もあるけど、納得しながら、芝居ができるので、楽しいんです。理想としているものがあり、ぼんやりしたものは作っていないという手応えがあります」と説明する。
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https://mantan-web.jp/article/20180826dog00m200027000c.html
続く)