0001しじみ ★
2018/08/24(金) 20:46:03.26ID:CAP_USERオフィスの中は一般公開されていない。熱心なファンが同社のプロジェクトに協力したり、社内イベントに参加したりする機会にのぞき見る程度だ。そんな聖地に、CNNトラベルの取材班がこのほど足を踏み入れた。
サンリオの本社は東京にあるが、北米事業はここが拠点だ。現在の社屋は2015年、ロサンゼルス国際空港の近くに建てられた。旧社屋より広くなったスペースに、歴代のキャラクター商品がずらりと並ぶ。
社員は自分のデスクを思い思いのサンリオ・グッズで飾り付ける。お気に入りのキャラクター一色という人もいれば、いくつか組み合わせる人もいる。
オフィスの一角には、ぐでたまのテーブルを置いた休憩スペース。通路にも「ポチャコ」や「バッドばつ丸」が並んでいる。
ある重役の部屋に飾られているのは、オバマ前米大統領のポスターで知られるストリート・アーティスト、シェパード・フェアリーがハローキティを描いた作品だ。
防弾ガラスのケースには、ハローキティの第1号商品が展示されている。世界に2つしか残っていないとされるプチパースの1つで、もう1つは日本に保管されている。どちらにも専門の警備員が付いているという。
「クマのプーさん」や「ムーミン」のように、世界の人気キャラクターは子ども向けの本から誕生した例も多いが、サンリオは違う。まずキャラクターが生まれ、そこへコンテンツが追加されてきた。
同社のデイブ・マルキ副社長はCNNトラベルとのインタビューで、「サンリオは何よりもまずキャラクター・グッズの会社だ」と語った。
創業者の辻信太郎氏は雑貨を売っていた60年代、商品にかわいい柄を入れようと思い立った。小さなイチゴの柄で売れ行きが大きく伸びたのをきっかけに、キャラクター商品の開発に乗り出したという。
20〜30代の米国人の中には、サンリオを通して日本の文化、特に独特の「かわいい」文化と出会った人が多い。ファンたちが年齢を重ねても、大好きなキャラクターとのつながりは続いていくようだ。
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/08/22/dd2ecf2ae3a06e88c97c8cb3c531ac8a/t/768/432/d/sanrio-aggretsuko-super-169.jpg
https://www.cnn.co.jp/travel/35124396-2.html