高嶋ひろみ氏の漫画をアニメ化した「あさがおと加瀬さん。」が6月9日、全国20館で封切られた。
キャストの高橋未奈美、佐倉綾音、木戸衣吹、落合福嗣(司会)が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に立った。

本作は、女子高生同士の切ない恋模様を描く物語。
緑化委員の内気な女子高生・山田結衣(CV・高橋)と陸上部エースの加瀬友香(CV・佐倉)が、
あさがおの花をきっかけに距離を縮めていく。

この日は、ストーリーにちなみ、
女性陣が客席にむけて「あさがおの種まき」(ラッピングされた種を客席に投げ入れる)を行うことになり、
佐倉が“再チャレンジ”に挑む一幕があった。5月17日に実施された本作の完成披露試写会にも、
ブーケトスするコーナーがあり、佐倉は客席にいた女子高生にブーケを渡すと宣言したが、
投げたブーケは相手には届かなかった。
そしてこの日、再チャレンジに意欲満々の佐倉が「今日は女子高生いないのかな」と場内を見渡すと、
客席の女性が「この前の(女子高生)です」と告白。佐倉は驚きのあまり「うそー!」と絶叫し、
会場はどよめきに包まれた。

“運命の再会”を果たした佐倉は、早速「女子高生リベンジしようかな!」と宣言。
あさがおの種を“ターゲット”に確実に届けるべく
「女子高生、そこに座ってもらってもいい?(笑)」と女子高生を中央の座席に移動させて狙いを定めたが、
またしても失敗。あさがおの種は客席前方に着地し、女子高生の席まで届かなかった。

またトークコーナーでは、アフレコの話題があがった。
佐倉と高橋は、「(山田と加瀬の)2人きりのシーンは、2人で録りたいって言っていたのに、
この人たちが全然出て行かなかった」と言い、
アフレコブースから出ていかなかったという木戸と落合にクレーム。
木戸が「だって、いたいんだもん!」と声をあげると、
佐倉は「『おかまいなく、おかまいなく』って(木戸と落合)は言っていたけど、かまうわ!」
「落合さんなんか(佐倉と高橋の演技を見ながら)『ああ、いいっすねえ』って(笑)。
人のよさがにじみでていた」と振り返り、笑いを誘っていた。

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