2018年02月23日 アニメ マンガ
「松本零士 無限創造軌道 80th ANNIVERSARY クロニクル」に掲載される「銀河鉄道999」の新作=小学館提供
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 松本零士さんの人気マンガ「銀河鉄道999」の約11年ぶりの新作が、28日に発売される書籍「松本零士 無限創造軌道 80th ANNIVERSARY クロニクル」(小学館)に掲載されることが明らかになった。
2007年3月10日発売の「ビッグコミック」(小学館)で同作誕生30周年記念として読み切り「惑星トンネルの魔女」を描いて以来の新作となる。

 松本さんは「今回のエピソードは、(同作)描き始めたときから構想にあったものです。少年時代から胸にあった“人生の希望や夢”を詰め込んで描きました。
そもそも999やハーロックたちの物語は、終わりのない物語なのです。今回の作品も新エピソードというのではなく、しばらくの間停車していた999号が元気に発車したにすぎません。
以前からお話ししている通り、メーテルもハーロックもエメラルダスも全て一つの物語のキャラクターたちです。いつかまとめて描きたいと思っていました」とコメントを寄せている。

 「銀河鉄道999」は「週刊少年キング」(少年画報社)などで連載されたマンガ。主人公・星野鉄郎が、謎の美女・メーテルと銀河鉄道999号に乗って、旅をする姿が描かれている。アニメも人気を集めた。
「松本零士 無限創造軌道 80th ANNIVERSARY クロニクル」は、松本さんが2018年に80歳を迎えたことを記念して刊行。デビュー作から最新作まで170点を超えるイラストが収録されるほか、学生時代からの友人、
故・高井研一郎さんの書庫で発見された同人誌のイラストやデビュー当時のマンガなども掲載される。B5判、208ページ。価格は2500円(税抜き)。