「マスタング」輸入業者を許さない「伊藤英明」の1200万円

「正反対」か「ほぼ一致」。
芝居上の役柄と、実際の性格について、役者には2通りのケースがあるそうだ。

然して、伊藤英明(41)は後者のよう。現在、自分を騙したアメ車輸入業者を追い詰めようとしているのだ。

伊藤と言えば、出世作は、ヒット映画「海猿」。以来、肉体派で体育会系、俗に言う「熱い」男を演じてきた。
その彼について、
「現在、事務所とは関係無く、個人で東京地裁に裁判を起こしています」
と明かすのは、彼の知人である。「本人は”もう金の問題じゃない!” ”きっちり責任はとってもらう!”と怒りは相当のもの」
コトは2012年に遡る。
あまり知られていないが伊藤は「カーマニア」だそう。
2月、埼玉にある「クリスタルオートレファレンス」なる自動車販売会社のHPを見て、そこにアップされていた高級外車のフォード・マスタング
がどうしてもほしくなったという。
人気映画に使われたものに似たモデルで、付けられた値札には、1450万円。
先の知人が続ける。
「応対した店員は”改装したので新品そのもの” ”めったにない車” ”すぐに運転が可能です” などとセールストークをかけた。そして、200万円以上の値引きも約束し、
”この車は先に商談が来ている” ”半額以上を納入すれば、押さえておくことが出来ます。”と、振込みを勧めたのです。」
彼にミスがあったとすれば、この甘い話にすぐに乗っかってしまったことだろうか。1週間後には全額の1157万円を支払ってしまったという。