>>659
これは自分の主観でしかないけど、善悪二元論とか勧善懲悪思考って、人間に先天的にあるものだと思います。
子供って、大人や社会から善悪感情を叩き込まれる前の段階から、勧善懲悪もののアニメとか戦隊ものとか大好き。
本来争いを好まない女の子でさえ、正義の味方系の主人公が大好き。
弱いものを虐める悪いやつを、魔法を操ってお仕置きするみたいな。

これらの勧善懲悪感情は、原初的な肉体感覚に基づくものだと思います。
赤血球と白血球との戦い。免疫力と病原菌との戦いなどなど。
ただ、これらの善悪感情は人間感情の原初的な部分なので、社会協調を学んでいくうちに必要性が少なくなり退潮していくのが普通。

でも創価とか左翼とか戦いを活動推進力としている団体は、会員に強い善悪感情や勧善懲悪思考が必要。
なぜなら、正義である我々が悪を糺すという名目があるからこそ、各組織の存在意義を保つことが出来る。
そして、各勧善懲悪組織間の競争に勝つためには、善悪が存在する必然性及び己が正義である絶対化が求められる。
そして、これらのイデオロギーをより強固に会員に植え付ける団体が、最も会員を熱狂させて競争に勝ち残ることが出来る。

なので、創価や左翼や過激派は当然のごとく2世3世会員の原初の善悪二元論感情に更に後天的に磨きをかけていく感じ。
それは、破邪顕正に始まり、法華経絶対とか宗教はアヘンとか、各イデオロギーに都合のよい善悪体系を会員に更に植え付ていく。

私は創価学会員に感じるのは、創価解釈以外の仏教を全く知らないという点です。
本来ごくありきたりに仏教を学べば、目先のあらゆる表層現実や二元性を否定して、その先にある縁起や唯識など、生命の根本的繋がりや心が世界を生み出している仕組みの理解を促していることが分かる。