>>407
誰が誰に対して言っている言葉か?が禅宗では大切なんだ。
相手が変われば、答え方も変わる。
コレが対機説法であり、分別知を壊す教育方法なのだ。
日蓮の二項対立的仏法に慣れすぎた人達には理解し辛い。目指す境涯の違いだ。

小僧A・悉有仏性なら、この犬にも仏性は有りますか?
師家・有る!

小僧B・悉有仏性なら、この犬にも仏性は有りますか?
師家・無い!

相手が変われば、答えも変わる。
コレが活発発地の境涯。知性的な人は、この縁起をメタ認識し
その生成のストラクチャーとマトリックス、そして変化し続けるアルゴリズムを
スタティックでは無くて、ダイナミックに認識し仏法を得る。
禅宗が知識層、インテリ層に好まれる理由はココに有る。