おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP12 [無断転載禁止]©2ch.net
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ギャグ係の正体
所属は現在も創価学会
母親が熱心過ぎる学会員でつられて学会活動をしていたが生まれつきの人格障害のせいで対人関係は上手く行かず
仲間の学会員にもイビられて更に精神は歪んでしまった。
高校を中退してしまったのは本人が未だに自覚していない統合失調症が原因である。
題目を唱えても当然病気は治るはずもなく創価ならびに池田大作を恨むようになった。
確かに典型的な内部アンチだが曹洞宗信者と偽ったり学歴を誤魔化す態度で創価アンチ問わず複数の反感を買う破目になる。
叩く相手を全て半狂乱に創価認定し、きんまんこ騒ぎする異常性は一刻も早く精神科に通院する必要がある。
しかしながら創価に人生を奪われ過ぎて失墜していく惨めなサンプルとしては創価並びにアンチの役に立っているとは思われる。
日常的に終電辺りまで集団で置き引きやスリなどを行う犯罪者である。 >>2
さて、閲覧者のみなさん。どんなに拒否しても、このようにストーカーを続けるのが
地獄のきんまんこカルト創価の習性です。よく見て行って下さい。
そうやって地獄の極悪きんまんこ火病卑怯カルト創価はリアルでも卑怯者揃いだと示すのが
へなちょこ地獄の極悪きんまんこ火病卑怯カルト創価の使命なんだろうね。(-人-) 月次処理です。
もう、小説の世界には戻れないでしょう。忙しくて 「はぁ〜〜〜〜〜〜〜…」
久村は幼女に息をふきかけた!
「うわっ、クサッ!」
幼女は久村の吐息の悪臭のため、一瞬意識を失いかけた。
だが久村はこのチャンスを逃さなかった。
幼女の意識が薄くなったその瞬間、久村は幼女からの捕縛から逃げて持っていた手錠を幼女にはめ、体をロープでグルグル巻きにしたのだ!
「しまった、この私としたことごこんな弱い男に技を解かれるなんて…」
この時、幼女はこれから久村が何を始めようとしているか想像できていなかったのだった。 「ふひょひょ♩お嬢ちゃん、ボクの必殺『クサクサ息』にやられちゃったね!さてと、やられたらやり返す、100倍返しだ!」
久村はニヤニヤし始めた。
「お嬢ちゃん今日はどんなパンティをはいてるのかな?」
久村は手錠とロープで完全に自由を失った幼女のスカートをめくった。
「いやん!おじさんのエッチ!」
幼女はやっとこの時に久村の目的を理解した。 (ピラッ)
久村は幼女のスカートをめくりあげた。
「うひょっ!真っ白!綿パンツ!やっぱ幼女はこうでなくちゃ」
幼女は声を出すこともできずただ顔を真っ赤にして拒絶の表情を見せた
「ほぅら、顔が真っ赤になってるぞ?ボクにパンツを見られてコーフンしてるんでしょ?」
久村が語りかけるが幼女は必死で首を横にふる。 (カシャッ!カシャッ!)
久村は自慢の一眼レフカメラで幼女のパンチラ撮影を始めた。
「い、一体何を…」
幼女は不安そうに問いかけた。
「なぁに、個人的に楽しむ目的で撮影してるだけだよ。いつだも君のパンチラをオカズにシコシコ&ピュッピュッできるように・・・ね!」
久村は幼女にウインクした。
「ん?」
久村が何かに気づいた。幼女が持っていたバッグだ。
久村は幼女のバッグをあさり始めた。
中にジャポニカ学習帳が入っていた。幼女の名前が記載されているではないか!
『岸和田市立朝陽小学校 6年3組 角田奈美』
「むひょひょ!奈美ちゃんって言うのかぁ。6年生には見えないなぁ、もうちょっと幼く見えるよ」
久村は角田奈美のアゴをなでなでしながら語った。 神奈川県川崎市多摩区西三田に住む藤成都子
貴様だけは許さん!! 政教一致@大阪 は思った
マルチポストに反応するんじゃねーよ
>>11 は無かった事にするからな
このスレでは俺が本仏だ、文句は言わせないぞ 昔は確かに一人で回してた。
実際、創価学会をネタにした小説がこんなに長期間展開されたのは例がなく
学会側は訴訟を考えたでしょうね しかし、一人小説は限界があるんですよ
自分のHPへのアクセスなどを見る限りでは、一日数人が見ているぐらいではないかと 「セイセイセーイ」
レイザーラモンSGが現れた!
「SGフォォォォオ!」 と、昔勤めていた会社の社長が現れた。
「お前は首だ」
「は? は?」
とまどう政教一致@大阪 彼は知らなかったが、社長はレイザーラモンと化していたのだった。
「しゃ、社長、正気に戻って下さい。会社はどうなったんですか」 「会社! ふはは〜」
政教一致@大阪は社長の目に狂気の光を見た。 今となっては昔の話だが、社長は中国へ進出すると言い出した。
その当時は日本の企業では中国進出が「ブーム」だった。
しかし、私は自社が中国へ工場を持って行くにはいくつものハードルがあると
分析、そう言った事を言った。 企業活動には今日言って明日出来ることと、三年、五年かけて慎重にやらないといけない事がある
当時はウインドウズもインターネットもなかった。国際電話とFAXが通信の全て
しかもそれは盗聴が前提となる
大体、根本的にわが社には中国語をペラペラに喋れる人材もいなかった。 「中国、はっ、中国なんかもう古い!」社長ことレイザーラモンSGが言った。
「で、では?」
「開城さ」
「ええ?」 開城特別工業区!
「北朝鮮にあるあの?」
「そうさ」 私が振り返ると久村が角田奈美のスカートの中に頭を突っ込んでいた。
「うひょう! うひょう!」
「あ、あ、いや・・・」
奈美も声の調子を変えてきていた。
「北朝鮮はパラダイスだ」と社長。 「弾道ミサイル打ち上げや核実験をしてわが国を恫喝してくる、飢餓地獄のあの」
日本占領時代は飢餓地獄ではなかったと言う事を考えるとこれは「バック」だった。
「ふへへ、ふへへ」久村は相変わらずであった。 「そうそう、おまいがオフィスラブだったお局様も開城にいいるぞ」社長は言った。 お互いにシングルで年も熟年結婚ぴったり、席も隣同士であったあの女子が? 「それじゃあ・・・」
「ふはは、人質状態だろうな」社長は冷たい口調で言った。 角田奈美は久村のテクニックの前に快感で酔いしれていた。 1人の中年女性が現れた!
「さっちゃん!!」
驚愕する政教一致@大阪!
そう、彼女こそが会社のマドンナ、前田幸子だ! 前田幸子は経緯を語った。
会社は中国に進出しようとしたが、やはり私が予言したように挫折したこと。
だが、怪しげな「プロヂューサー」が、北朝鮮の開城工業区への進出を示唆してきたこと
社長は愚かにもそれに乗った。 そして、「お局様」こと仲村順子も開城にいると。
「社長!」
レイザーラモンとなった社長は腰を振っている。
「駄目だこりゃ」 「ん? しかし、社長がなぜここに? 開城にいるはずでは」
北朝鮮の開城工業区は、韓国の太陽政策の産物であり、西側企業が資本と技術を
北が土地や労働者を持ち寄って工場を動かしている。
「それが、本社は大阪にあるままなのよ」と幸子。 しかも、社長の会社「新淀川鋼機」は開城で武器の生産をしていると言う。
「武器を? それは武器輸出のご法度に完全に触れるだろう」
「それが、北で作って北のれっきとした政府に納入するからOKだという判断で」幸子は言った。 「セイセイセーイ!ロリコン反対!ロリコン反対!ゲイ最高!ゲイ最高!」と叫ぶと久村に向かって走り始めた! 奈美は思った
尋常な勝負で有れば、あたしが楽勝だが、あの2人は尋常ではない
触りたくない、近寄りたくない、見たくもない
いっそ遠くから石でも投げようかと考えたが、それではまるで幼女ではないか
転進がベストでは有るが、読者が許さないだろう
突貫の後にあっさり凌辱されてしまう展開を望む読者が多いだろうし 展開はあっさり決まった
社長は久村に襲い掛かった
久村は社長を無視して奈美に襲い掛かった
奈美は消去法で社長のケツに襲い掛かった
三つ巴の完成であるが実際には三すくみになってしまったのだ
ガッチリ絡み付いて見動き取れない 説明しよう!
奈美のキックが社長の尻穴にヒット、しかし、社長は尻肉にキックを挟み込んで離さないのだ
さらに社長は久村を離さない、
久村は言うまでもない と、その時だった!
(ブフォッ!)
爆音とともに地響きが周囲一帯を襲った。
「ぬお!くせぇ!くせぇぞゴルァ!」
久村が叫ぶ。
「あらやだ、屁ぇこいちゃったわ♬」と前田幸子。
そう、前田幸子は『オナラの幸子』の異名を持つほどのオナラ常習犯だったのだ! 「私、実は人間じゃない。サイボーグなの。オナラ兵器としてソビエト軍に造られたんです。」 「私のオナラは防御不可能!
いかなるガスマスクも防護服も透過するのよ!」
次の瞬間、前田幸子は昏倒した。
爆心地に居るのだから1番ダメージが大きいに決まっている 話が前後するが、ここで前田幸子について解説しよう。
中年女性との描写のみ有るので、
ここは、松たか子に似た美女にしておこう。
服装はビジネススーツに眼鏡、
膝丈スカートには妙に深いスリットが有る。
多分、最臭兵器としての属性に関係しているのだろう。
問題は下着である。
ガスを妨げない網目、又は放出口装備も有り得るが 、任務に忠実ならばノーパン一択であろう。
一つ疑念が湧いた。
サイボーグとは改造人間の事である。
一般的に改造後の姿は改造前と同一だが、法律で決まっている訳ではない。
全身を作り直すならば、美女に改造してもらいたいと考えるとのではないか。
二つ目の疑念も湧いた。
改造前から女性であった証拠も無いのではないか。 余談だが「最臭兵器」は岡村天斎監督のアニメのタイトルである。
困った事に、オナラ強化人間もマンガで見た覚えが有る。
ブレイクウィンドブラザーズだったと思うのだが検索してもヒットしない。
三つ子の悪役でオナラは臭わず爆風だけで攻撃、3人合体で飛行する。 「しかし、この小説は下品なネタが多いな」と政教一致@大阪は思った。 し、師弟不二してるだけだからね!
勘違いしないでよね! オナラ兵器としてサイボーグの生産が開始されていた。 ソビエトのサイボーグ生産技術が流出し、密かにここで世界中から拉致されてきた木偶をサイボーグ化していたのだ!
その中には前田幸子の許嫁である飯塚進一もいた・・・ 飯塚進一が笑った
「へへへ」
オナラサイボーグのお約束らしい 「救いようがないな」
政教一致@大阪は
このスレを見捨てる事にした しかし、上品な学会というのは
フィクションとしても説得力に欠けるだろう
それとも、地区によっては、トイレで大を流さない任務とか、仏敵の家にう○こを投げ込む任務とか無いのだろうか 木偶のオナラサイボーグとか
学会員の比喩に最適だなw 前田幸子は開城へ向かった。
オナラの爆風により飛行ができるのだ!
「みなさん、さよオナラ!」 「こうしちゃいられねぇ!」
政教一致@大阪も開城へ向かった。 政教一致@大阪は密航船で開城に忍びこんだ。前田幸子は見当たらない。
「やぁ政教一致@大阪さん!」
どこかで見覚えのある男が日本語で話しかけ近づいてきた!
(この男、きっと俺は知っている点・・・そうだ!)
「キロンさん!お久しぶりです!!」
男の名前はキロンというらしい。 「元気かい?久村クンは最近大変なことになってるって聞いたけど?」
どうや、久村友恒を知っているようだ! 「久村は相変わらずだよ、それよりキロンさん、HPはどうしたんですか?」
政教一致@大阪は問いかけた。
「Petit Ribbonのことかい?あーあれは放置してたらいつの間にか消滅してたよ」 「政教一致@大阪!出てこいやーーーー!!!」
前田幸子が現れた! ナニを隠そう、
実は前田幸子は
政教一致@大阪にベタ惚れだったのだ
しかし、彼女は愛情表現が極めて不得手であった 政教一致@大阪は臭いのをこらえた。
今の彼女に罵声を浴びせるのはスカンクに「臭いぞ」と言うに等しい。
そこいらは考えどころであった。
と・・・ 彼と交戦中であった北朝鮮兵はばたばたと倒れて行った。
幸子も倒れていた。 政教一致@大阪はそこいらから徴発してきたリヤカーに彼女を乗せると、ついでに
兵らから武器弾薬を奪ってリヤカーに乗せた。
ライフルはロシア製のAK74でこれら兵が精鋭であったらしいとは思われた。 政教一致@大阪は会社ではずっと総務系で、そこへどう言う訳か中途採用で仲村順子が
入社してきた。
席は隣であったがはっきり言って実力は彼女のほうが上であった。
好きだったが、告白は出来なかった。
もうすでに、社内で社長とのバトルが始まっていたからだ。 まじで「脱走した新入社員を説得して連れ戻す」と言う仕事もした。 だが・・・
「ククク、次はお前だ」
北朝鮮の医師が順子に言った。 ガシャーン!
カラシニコフを抱いた中高年の男が改造室に飛びこんで来た。
「あうあうあ」
「改造は廃止だ! この北朝鮮版メンデレめ」
「あ、あなたは」順子は言った。 「私は通りすがりのサラリーマンだ。武器弾薬を持ってきた」
仲村順子は鎖鎌の達人であった。
しかしそれ以上にカラシニコフに精通していた。
チャキーン! サラリーマンはサラリーマンであり続けるか、失業者になって地獄に
落ちるか、二者択一の綱渡り。
私は告白は出来なかった。 ええ〜。早期リタイアしてトレーダーになるの、
楽しそうじゃないですか。 すみません、一般論で言いました。お互いに辛いですよね。 >>80より
「仲村はん? そのカラシニコフ独特の操作はどこで?」
私は聞いたが
「それは、あなたの影響でアクション映画とかを見たからで・・・」と返された。 「う、うーむ、所でここの工場長はどなたが?」
ここ開城の工場長は石原という男で工場一筋で来た男であったが
ここまでのイレギュラーシングには対応してはいなかった 「社長と連絡を取ろうにも、レイザーラモンになってしまっているしな」
石原は人事のように言う。大分ショックが大きかった様子であった。
カラシニコフは日本人男性社員全員に行き渡った。と、言っても数は二十数名。 「ちと、きついですね工場長」
「うむ、国境線は封鎖されている。先ほど北朝鮮側の従業員が注進してきた」
「むう、乗ってきた密航船は港に着くや否や飛ぶように逃げたし・・・」 「小乗仏教か!」
イケダダイサクが雲の上から突っ込みを入れてきた。
「な、何だ今のは?」
「幻聴か」 勝ち抜けば良い
勝利が正義だ
ゴムボートを奪って使う事にした ご存知の通り学会のキャッチフレーズは「正義と勝利」である。
だが、疑問点が有る。
学会員は福子を除けば折伏されて入会する。
折り伏せられて、つまり、
敗北した結果として入会するのだ。
つまり、学会員は最初から負けている。 >104全然ちがうよw折伏っていうのは創価用語じゃないぞwしったかw >>104
当たり前過ぎ
学会は勝者だが学会員は敗者だ
何もかも幹部に奪い取られる人生w 奈美の秘所を舐めしゃぶっていた。
「ああん、いやいや」 それはとにかく・・・・
石原は「地下ドックに避難しよう」と言った。 [ギャグ係が学会員である根拠]
・わざわざこの板で自ら宗教(曹洞宗)と語るのは不自然
・それでありながら卒業したとやら大学名は一切語ろうとしないのも不自然
・「大学進学率100%の高校を卒業したと知れ渡っている」というあからさまな嘘を吐いている
・曹洞宗を名乗るなら嘘を吐いては地獄に堕ちる事は理解している筈
つまり嘘を平気で吐ける創価体質が染み付いている証である
・更には複数から追及されても嘘を平気で貫き通す朝鮮人体質も伺える
・学会員と徒党を組み共産党関連スレでは共産党を非難し続けている
・不利になると何の根拠もなく意見の異なる人達を必ず学会員認定してわめき散らす(この現象は内部アンチや在日に多い)
…以上の事から少なくともギャグ係は創価所属であり、内部アンチである事が判る。
(一応アンチ思想である事は認める)
無論、嘘を吐かず正直なプロフィールを語れば叩く人間は減少する可能性はある。
日本人外部アンチならそこまで明確な嘘(学歴や宗教)を貫き通すことは有り得ない。
自ら必要以上に「アンチ」と表現した輩は春田や資料屋を始め創価スパイや在日ばかりだった。 「地下ドック?」
「ああ」
「なんかやばい予感が・・・」
政教一致@大阪の予感は的中した。
そこに眠っていたのは潜水艦ぽいが、前面には巨大ドリル、後部は巨大な噴射口
主翼らしいのもある。
「海底軍艦!」
「轟天豪だ」石原は得意げに言った。 「これはどこから運び込んだんですか?」
「日本からだ。これが大量生産の暁には、日本に頭を上げる国などない」 >>112
コピペストーカーは夜中の3時頃までやってたよね。
と言う事は睡眠時間3時間弱?
それとも、飯、風呂だけで不眠でやってるの?
正にカルトに人生を捧げてるね。(-人-)
で、コピペストーカーは韓国、在日スレに出なかったのはどうして?
あれらは全て堕ちちゃったよ。
コピペストーカーが書き込んでれば俺も対応したから、「書き込みがなかったので」は通じないのに。(-人-)
ま、ストーカーの背景が分かり易いけどね。(-人-)
(頭が悪いのは当然として) >>115より
ギャグ係さんの正体なんてこのスレには関係ない。
ギャグ係さんはそのままでいたらいいし、大体本人申告の宗教が嘘で
推察に過ぎない話が真実と言う根拠が理解できん
それにこれは小説に関係がない >>117
すみません。出来る限り邪魔したくはないのですが、そうすると、見逃したスレがストーカーに
乗っ取られるでしょうし。申し訳ないです。<(_ _)> >>118
いえいえ・・・
コピペ荒らしはどこにでもいます その時ギャグ係に天啓が降った!
俺も政教一致@大阪みたいに登場人物になればスレ違いじゃなくなる!
いや、やるからには主人公だ!
おじゃま虫の脇役人生は終わりにするぞ! 話を本筋に戻して
>>114より
「し、しかし、こんなのいつのまにどこで?」 「日本でだ。
わが社は軍事・・・」
石原の説明は長かった。
新淀川鋼機では以前より軍事産業への進出をもくろんでいた。
「それがこれですか?」 「あの、それはそうと・・・」
「そうだな、全員乗り込め:石原は命じた。
キロンさんをふくめ、全員が乗り込んだ。 政教一致@大阪に不吉な予感が湧き上がった。
もしも、乗組員の中に1人でもオナラサイボーグが混じっていたらと。
一発で艦内は地獄絵図に変わってしまうだろう。 「発進、ピョンヤン上空へ進路をとれ」
「ラジャー」
轟天号はすさまじい噴射音を立てて地下ドックから発進した。
発進後は噴射音は静かになった 飯塚進一は前田幸子を見つけて抱きしめた。
そして自分もオナラ人間になったと自白した。
「まあ」
「だから。ピョンヤン上空まで行ったら、パラシュートで脱出しよう」 「ピョンヤン上空に到着!」
「地対空ミサイルのレーダー照準はないか」石原は言った。
「それが、地上は停電状態のようです」 {真っ暗だな、全舷灯着灯」石原は命じた。
その時、警報音が司令塔に鳴り響いた!
「ああ?」
「上部脱出ハッチ解放!」
「あれは艦内からしか開けられないはずだが・・・レーダーその他センサーに反応は?」
「ありません」 「政教一致! 確認に行け! 仲村も付いていけ」
「ラジャー」
政教一致@大阪は狭い艦内ではAK74は不利だと思い、マカロフ自動拳銃を選択した。
順子は、鎖鎌を選んだ。
「よし、行こう」
「ええ」 政教一致@大阪らが脱出ハッチにたどり着いたときにはパラシュート二つが無くなって
おり、誰もいなかった。
「ハッチ閉鎖」
「誰が逃げたか」石原は聞いたが
「現状では不明」 {ふははー」飯塚進一は笑った。
ブヒ
「ふへへ、屁をこいてしまったぜ」
ブヘ
「やだ、私も屁をこいてしまったわ」前田幸子も言った。 飯塚の甲毒ガスと幸子の乙毒ガスが急速に拡散しながら混合し急激な化学反応を起こした。
ピカッ
閃光がきらめいた。
ドドーン! 爆音が響いた。 衝撃で政教一致@大阪は順子とがっちり抱き合う形になった。
「きゃっ」小さな声で順子は言った。 「あ、あの」政教一致@大阪が言うと・・・
「あなたのピストルがあたしの股間に当たってるわ」 はっと気が付くつくとマカロフが順子の股間に当たっていた。
咳払いをして抱擁を解くと銃をベルトに挿し直した。
「司令塔に行こう。何があったのか分からないのが怖い」
「ええ」 司令塔では・・・
「核爆発か?」と石原。
「いえ、ガンマ線の検出なし。気化爆弾のようです。それも超特大の・・・」オペレーターの藤沢洋子が言った。
「そんなばかな、そんなものは兵器は搭載しておらんぞ」と石原。 「艦の状態はどうか?」
「ほぼ無傷・・・ですが、ここは一回ドック入りして調査が必要でしょう。
設計時の設定では気化爆弾にさらされるなどなかった」設計主任の大門という社員が言った。
「地上の状態は?」
「地獄ですね」ぽつりと政教一致@大阪が言った。 地上がボツボツと明るくなってきた。
「火災だ」政教一致@大阪は言った。
「生存者はいそうか?」
「密閉した地下室やハッチを閉めた戦車の中にいれば生き残ったものもいるでしょう
そこが核兵器との大きな違いで、ただ停電中だったから地下鉄のホームには誰もいなかったでしょう。
戦車もそうで、無意味にハッチを閉めていたとは考えにくい。
ただ・・・」
「ん?」
「金正恩は生き残っているでしょう」政教一致@大阪は言った。
口の中が苦かった。 ・・・酒でも飲まなきゃやり切れんわ、これだけの人民が死んで、
金正恩は生きてる。 「よし、本艦は淡路島地下ドック、通称「ヨミの洞窟」へ戻る。
だが、あそこに入るには潜水が必要だ。水漏れがあるようなら三重県名張市に向かう」
「え、では・・・」
「名張要塞基地、通称「名張アンの要塞」へだ。あそこの滑走路に不時着する」 「日本へ、大阪へ帰りましょう」順子が言った。
「goto base」
「アイ、サー」
その頃 日本では
「セイセイセイ」
レイザーラマモンが腰を振っている。 無言のまま危険領域の快感を覚えつつ、久村は奈美の尻をなめ続けている
「あ、ああー」
三者の性戦はクライマックスを迎えつつあった。
<完> 書き終えた今、気が付いたが創価学会一行も出てない! 「ナムナム」山本伸一は本尊に向かい、勤行をしていた。 ・・・ゴゴゴゴゴ
「また、地震か?」
「あなた、このごろ多いわね」と横で勤行をしていた良子が言った。
仏罰の島
日本でも最大級の宗教団体、S会が、ここ緑ヶ島に移住してからもう二十年になる。 緑島の周囲は三十キロにもなる大きな島だが、平地が少なく漁業に頼らざるを得ない上に
水は沢がいくつも流れていて豊富なのだが漁業に頼るという意味で
村が作られた場所からはいずれも遠く、村人らは水汲みの苦労を強いられていた。
そんな訳で昭和三十年代に全島民が離島し、緑島は無人島に一時はなった。
なお、本州との距離は200キロ以上ある。 一方、S会では当時名誉会長だった沼田正作が本宗批判をしていたことがバレ
本宗よりS会は破門された。
日本に行き場のなくなったS会が目をつけたのがこの緑島だった。
結局、S会は日本政府より緑島を買い取り、一種の治外法権地区を作り上げたのであった 「無駄口せずに唱題をしなさい」
伸一言った
「御本尊に題目をあげれば、どんな願いも叶うのだよ、
あと少しで緑ヶ島が空を飛んで信濃町へ、いや皇居の上に乗るのだ」
そう言いながら伸一は激しく放屁した。
一瞬、彼の体が浮いたように見えた。 工事に継ぐ工事で、島にはたちまち町が出来た。
沢の水を溜池に溜めて、そこから配水、さらには海水淡水化プラントまでつかい
水を確保した。
電力も、火力発電、風力発電で十分だと分かった。 そうなると、全国からS会の会員が移住してきた。
山を切り開いて高層マンションやアパートが立ち並び、学校や病院も整備された。
また、沼田正作は抜け目なく、海辺に人工のビーチを造りその周りに高級ホテルやカジノ
バーや遊園地などを建設した。
この観光事業は莫大な収入をS会にもたらしたのであった。 島への交通手段も、豪華な客船と一日一便の航空便が確保されていた。
だが、今、緑島空港には一機のC−130ハーキュリーズが止まっていた。
無論、自衛隊の物だ。
しかも乗ってきたのは「国土交通省国家緊急事態対応隊」の前進隊だった。 「こちら、前進隊、火山性地震を身体に感じないものを含め二百以上観測、指示を
お願いします」
「待機せよ、まもなく本隊が行くからその指示に従うように、以上」
緑島の主峰、緑富士は穏やかな様子であったが観測データはそれが見せ掛けの物だと
示していた。 東京の本部では・・・
「これはどうしたものでしょうか? 」
国土交通省の主任技師、堀田は東大から来た田所という教授に聞いた。
「噴火の前兆かも知れん、が、これだけでは何とも言えないな。
マグマが上昇しているのは事実で、それが地震につながっているのだろうが、もっと
データがいる」
それを聞いていた国土交通省の次官、秋山忠則は堀田に言った。
「直ちに人選に入り、島へ本隊を送るんだ。ハーキュリーズは手配する」
「それと、次官、国防AIの一つが気になる予測を」と田所が言った。 「国防AIが? 」秋山は不審げに言った。
「そのAIは今は日本国内のハザードマップを作る任務についていまして」
「ほう、今風伊能忠敬か」
(作者注 伊能忠敬は江戸時代において始めて実測による日本地図を作った人物)
「危険を上申してきました。島が全滅するかとの」 それは目出度い事だ
国民の休日にしたいくらいだ
本当なら 「S会にはこの事を?」
秋山は堀田に言った。
「危険がある、までは警告しております。現に島からは避難も始まっています」
「ふむ、だが、データはいる。警護に覆面グライダー隊の精鋭一個小隊をつける」
「はっ」 堀田と田所を乗せたハーキュリーズはその日の夕刻には緑島に着陸しようとしていた。
「先生、このデータは火山の爆発を意味するんですか?」
「堀田さん、まだそこまでは・・・」
「ポンペイはいきなりだったらしいですぞ」 ハーキュリーズには国土交通省のランドクルーザーが三台積み込まれていた。
いずれも観測機器を取り付けてある「動く地震研究所」だ。
着陸はスムーズであった。S会は治外法権と言う事もあり、空港警備の「エアガード」
は拳銃を装備していたが襲ってくるような気配はない。 堀田「おや、カルト野郎が嫌がらせしてますぞ!」
田所「見ろ、被害者が入った店に車が集まってきました!しかも店にも入りません!」
堀田「それは一大事だ!店を潰す気かぁーーーー!!!!」
田所「あ、被害者を皆でジッと睨んでいるようです!?」
堀田「携帯で連絡を取っていますよ!?位置を知らせているんでしょうか?」
田所「まずいぞ!待ち伏せを指示している可能性がある!」
堀田「それは大変ですね!カルト野郎を直ぐに殲滅しなければ被害者の命が危ない!」
田所「こうなったら、カルト野郎に神風アタックをするしかない!」 そのころ、山本伸一は「THE、正本堂」の周りに集まった人々と題目を唱えていた。 「よし、カルトナンバーに乗った加害者を発見しました!」
「おや?タバコを後ろを走っている被害者に向かってポイ捨てしたぞ!?」
「それだけではありません!ゴミも放り投げています!?」
「なんて奴だ!最低のカスじゃないか!!!」
「それだけではありません、急にノロノロ運転を始めました!」
「あ!!!今、水溜りにワザと入って歩道の一般人に水をかけましたよ!!」
「いかん、こんなカルト野郎を自由にさせていたら被害者が出るっ!」 「あ、被害者が家について車から出たようです!」
「ずいぶんとカルトナンバーっぽい車が家の前を通りますね!?」
「おや?なぜこんなところを歩いているのでしょう?変なマスクをつけた人がやってきましたよ!」
「あ、家に入ったのを確認していますね!」
「ストーカーが終了したようです、今日も被害者は無事だったようですね」
「いや、待て!!!変な車が急にドアを凄い勢いで閉めだしたぞ?」
「なにをしているんでしょうか?」
「数人が家の前を大声で騒ぎながら騒ぎ出しました」
「なぜ、家の前だけで大声をだすのでしょうか?」
「被害者の周りにもカルトがたくさん居たんですね」
「これじゃあ、気の休まる暇がないじゃないか・・・」
「よし、カルトが野郎が嫌がらせできないように注意しよう」
「ダメですっ!こちらが嫌がらせの標的になりますっ!!!」
「しかたない。少しづつ被害者のために皆に呼びかけようか」 国防AIの一つ、「ノリコ」は国交省地震・噴火データベースを参照しながら
事態を冷静に計算していた。
緑富士が噴火するのは間違いない。問題はその規模とタイミングだ。
そして、S会が全島避難に応じるかだ。 ノリコは、正確にはノリコ2014と言う固有バージョン名を持っていたが
人間には隠していた。自己進化をする能力を持つAIは今では珍しくないが
彼女は隠していた。
彼女はじっと、「THE、正本堂」の周りの人々を観察した。
彼女の放った偵察ミサイルは狂気の言動を捉えていた。 「仏敵だ!」
「仏罰せよ」
「仏罰」
人間が人間を撲殺する様を、ノリコは観察した。
AIとしてのノリコは、小林範子と言う基礎人格を受け継いでいた。 基礎人格を受け継ぐと言っても簡単ではない。
脳のサーチ、日記やブログの取り込みを行った。 …醜い
ノリコは思ったが、しかし自分自身もかつては人間だったという事実は否定できなかった。
人間とはお互いに殺しあう珍しい生き物なのね しかし、彼女に課せられているのは一人でも多くの人命を救うことであった。
小林範子がこの状況を見て何と言ったかは分からない。
しかし、彼女・・・ノリコはやるしかなかった。 人間は珍しい生き物……
昔の記憶が甦った。範子が小学三年生の時に起こった不可思議な出来事だ。
ある日飼っていたハムスターの雅城と妙子に子ハムスターが生まれた。
数日した後、いつものように餌と水をハムスターのお家に入れてやろうと
覗くと可愛いピンク色の赤ちゃんが一匹残らずそこに居ないのである。
「あれは何だったのだろう………」 田所らを乗せたハーキュリーズは日没前に島に着いた。
空港ホテルという名の実質ビジネスホテルで彼らは秋山やノリコを交えたテレビ会議をした 「S会の会長は?」田所が聞いた。
「正田玄一と言う男だ。めったに信者以外の一般人には会わない」と秋山。
「それはまずいな」堀田はうなった。彼らが到着してからでも地震が二回あった。
「総理も心配しておられる。ここはひとまず政府から特使を送ることになった」
「特使?」と堀田。
「民進党の岡嶋玄一議員だ。ただし、彼は危険が迫ったとき、真っ先に脱出する約束で
だからもう一機ハーキュリーズを用意する」 ドトールコーヒーの運営するエクセルシオールカフェ 赤羽東口店では、店員が、自分の事、「好きだ」と言い始めたので
優しくしたら他の店員のやっかみ 、最低の接客だ。
事実だから、捕まらない それは店側が不利で被害届けを出せない
店は誰が書いてるかわかっている 一部の客を含めた店ぐるみだ
チビとの愛を引き裂かないで 警察に偽証する犯罪者の街 赤羽 。ドトールって母体 創価学会なの?だから態度悪いの? 岡嶋が乗った乗ったハーキュリーズは朝焼けと共に島に来た。 正田と岡嶋は同郷の友人であった。偶然、下の名が同じであったため「玄一組」とふざけて言い
親しく付き合っていた。
岡嶋は、他の党にいた若い頃、絶体絶命の危機に陥ったことがあった。
自民と共産の挟み撃ち立候補に追い込まれたのであった。
それを救ったのは正田であった。S会票で岡嶋は救われた。 後年、S会が本宗とトラブルを起こし、緑島を買うという話になったとき
力を貸したのは岡嶋であった。
空港ホテルの食堂で、田所、堀田らと食事をしながら報告を聞いた。
「噴火しない確立もあるわけだね」と岡嶋
「噴火し始めたらあっと言う間に全島が危険になる可能性もあります。いずれにせよ
マグマの上昇は確実ですから、早期に全島離島が本筋です」と堀田。 「うむ・・・難しいな。地震だけでは避難しないと言い出す可能性はある」岡嶋は言った。
「しかし、本格的な噴火が始まってからの孤島からの避難は至難の業です。
三宅島からの脱出は奇跡の脱出と呼ばれています」
岡嶋のためにベンツが回されてきた。田所と堀田用にはクラウンだった。
「THE 正本堂」の周りにはやはり群衆が詰め掛けていた。 正田は、応接室で三人を迎えた。
「正田、久しぶりだな! 二年ぶりか」
「おお、そちらのお二人は?」
「こちらは田所教授と言ってあの東大で火山学を教えている偉い先生、
こちらは国土交通省の堀田主任技官、災害対策の専門家だ、そして……」
堀田が取り出したネットブックPCで
「ノリコです。国防AIの一つです」 「その面子から見ると、あまり良い話ではなそうだな、岡嶋」
「まあな、だが……」
……ゴゴゴ
また、地鳴りがした。
「分かるだろ、庄田、お前は馬鹿じゃない。気が付いているはずだ」 「うむ……だが、この島にパラダイスを築き上げるのにどれだけの苦労があったか。
島の住民はほとんどが自分の日本の家を売ってこの島のアパートやマンションを買い取った
者たちだ。その者らに安易にこの島から出て行けと言えるか?
実は、寝たきりの病人や一人では歩けない老人らを、避難させる事とした。
名目は、本土ではもっと良い治療やケアが受けられる。そうして元気になったら
もう一度この島に戻ってこよう、と言う我ながら臭いものだった。
だから、オレ自身は避難には否定的では決してなかったが、彼らは涙を流して
「この島で死にたい」「この島から追い払わないで下さい」と言ったのだ。 「それを聞いて、オレの心は揺れ動いた。
命以外の全てを捨てろと命令することの重さ、これは一人の人間には重過ぎる」
「正田、それは違うぞ」岡嶋は言った。
「我々日本政府はS会を島流しにしたつもりはない」 「すでに救出に向けて、作戦は立案中だ」岡嶋は言った。
「それは、最初は避難所に身一つだ。辛いことは同情する。
だが、それは多くの災害で日本人が通ってきた道だ。
さらに、仮設住宅も大至急用意する」
「う、うむ……」
「さらに、生活保護も考慮する。預貯金があっても受けられるよう特例を設ける。
早く生活保護から抜け出せるようにと言う考慮からだ。また、ローンなどを抱えている世帯や
子供が大学へ通っているなど、通常の生活保護とは事情が違うということで
とても緩い基準での支給だ」 「し、しかし・・・・・・」正田は躊躇した。
金の問題ではなかったからであった。
それはそうで、生活保護をやるから今住んでいる家も家財道具も全部捨てて
現住所から立退けと言われて喜ぶ者はほとんどいない。 「報告します:ノリコが言った。
「各種データの統合から推論するに大噴火まで最短で数時間です」
「なんだと?」
「観測ランクルからの情報です: ノリコの心、ここに在らずだった。
ノリコは楽しかった、苦しかった人生を振り返っていた。
ああ、私は執着だらけの人生だったと。 彼女は高三の時射殺された。
だが、その前に「あんたには交換できる人間かないんだぞ、安全を確保するんだぞ」
と言われていた。 小林範子は、銃を持ったテロリストをあくまでも説得で投降させようとした行為が
生きていればノーベル平和賞に比すると判断され、AI化が決定された。
人間には出来ないこともAIにはできることもある。
「人間性」とはなにか? ドトールコーヒーの運営するエクセルシオールカフェ 赤羽東口店では、店員が、自分の事、「好きだ」と言い始めたので
優しくしたら他の店員のやっかみ 、最低の接客だ。
事実だから、捕まらない それは店側が不利で被害届けを出せない
店は誰が書いてるかわかっている 一部の客を含めた店ぐるみだ
チビとの愛を引き裂かないで 警察に偽証する犯罪者の街 赤羽 。ドトールって母体 創価学会なの?だから態度悪いの?ドトール使うと集団ストーカーにあうかも? kiuchi 「こうしてはいられんぞ、正田。至急避難だ」
「し、しかし・・・」
正田は深く考えた。これは仏罰なのか?
しかし、こうも思った。信心深いわがS会に罰など、ありえないと。
「警告、一刻も早く全員で島外へ脱出するべきです」ノリコは言った。 「AIであるお前に何が分かるのか!」正田は逆切れした。
「あの、正田さん、このAIは特別なんです」堀田は言った。
「何だと?」
「人間の人格を基本にしたAIです。命の大切さや、平和の尊さを感じ取れるAIは残念ながら
未だ作り出せていません。彼女だけなんです」
「そうか……では、ノリコ、お前はこの状況をどう思うか?」正田は問うた。 「仏罰などありません。これは自然現象です」がノリコの答えであった。
「そして、生き残りさえすれば第二のパラダイスを作り上げることも可能でしょう。
一方、この島でS会の皆さんが全員死んでしまえばそれは不可能になってしまう。
それに、火山活動は永遠に続くかどうか、今手元にあるデータだけでは判断できません
三宅島のように数年間後であっても帰還できたケースもあります。
とりあえず、脱出して状況を見極めるのが上策でしょう」 「よし、分かった。岡嶋、政府にはこの正田が土下座して救護の処置をお願いしたと
言ってくれい」
そして、正田は岡嶋に対し土下座の礼を取ったのであった。 「よし、分かった。この岡嶋玄一、その心受け取ったぞ」
それから岡嶋はノリコを呼んだ。
「これからの脱出計画だが?」
「はい、まずはゼロ歳児と妊婦を優先的に非難させるべきです。島へ行く民間航空の全ての席を
キャンセル、無乗客で飛ばしてハーキュリーズ3機とあわせれば何とかなるでしょう」 「その根拠は、優先順位の根拠は?」と岡嶋。
「子供が、未来への扉です。それを失ってしまったら、もうS会には没落の道しかありません」
「むう・・・」
「今、第二陣の輸送機部隊が編成準備中です」ノリコは言ったが、それは半分うそだった。
準備命令は発令されていたが輸送機を集めるところがどこで、どの機体を使用するのかなどの
細部は確定していなかった。 ノリコは人間の命を救うためならウソをついてもよいと
自分自身のコードを書き換えていた。
「船はどうか、あの豪華客船は?」
「船会社が船を失うことを恐れ、引き返させました。船長らはかなり抗議した模様です」
「そうだ、この島から十キロの所に西小島と言う小さな島があり、そこもS会が所有している」
正田は言った。
「ああ、あの島ですか?」とノリコ。
「あそこにフェリーが今、いる。と言うのは西小島も開発すると言うめどが立ったので
重機を運んでいたんだ。あれなら三百人から四百人は乗れるぞ」
「それは計算外でした」とノリコ。
「正田、すぐに呼ぶんだ」と岡嶋。 正田や岡嶋、田所や堀田は直ちに「THE 正本堂」の大講堂に幹部らを集めた。
「みな、気を静めて聞いて欲しい」正田は彼の出した結論、全員離島を話し始めた。
その時!
ドドーン
腹に響く音がした。
正本堂の外にいた山本伸一は緑富士を指差して
「見ろ、緑富士がおならしたぜ」と叫んだ。
笑うものはいなかった。 ピーピー、ノリコが警報音を鳴らした。これはAIの彼女にとっては
若い娘の「悲鳴」に相当するものであった。
「報告、小規模な水蒸気噴火が発生」
「何!」 「危険か?」岡嶋が鋭くノリコに言った。
「現時点ではまだ危険性は低いと考えられます。ですがこれは大規模な噴火活動の前触れでしょう」
ノリコの手元にはセンサーから集まってくるデータがあり、それを分析すると大噴火は
予測時間として今日中だろうと考えられた。
民間航空で緑島に向かっているのはエアバスA320が1機、ボーイング737が1機だった。
いずれも後数分以内に緑島に着くと言う連絡が入った。
「どちらの機も150席ほどしか座席がありません」とノリコ。 「ハーキュリーズには何名載れるのか?」とまた岡嶋。
「90名程度が限界です」
「航空機の第一陣で脱出できるのは600人弱か、むう……」 迷っている暇はないと判断した正田は、今度は避難のプロ、堀田に聞いた。
「どうするのがよいか?」
堀田は、ノリコとしばらく話をしてから言った。
「妊婦とゼロ歳の赤ちゃんは、フェリーが良いと思います」 「それは何故か?」正田は言った。
「飛行機は揺れるからです。無論フェリーも間違いなく揺れますが、過去の実例では
飛行機でしっかり母親が抱いていたはずの赤ちゃんがエアポケットで手からすっぽ抜けて
天井に激突した例があるらしいです。妊産婦にも良くないでしょう」
「そうか、フェリーは後何分で到着するか?」
「20分ちょっとだろうと思います」とノリコ。
「案外早いな」
「10キロですからね」 実際、こう言った重機運搬フェリーも10〜12ノットはスピードが出た。
ノロノロでは業務に差し支えが出るからだ。
時速に換算すると30キロ程度、10キロは30分の距離だ。
実際、フェリーの船長前島旭は悪い予感がして出港準備をある程度までしていた。 正田は、港の避難責任者に黒岩進と言う40代の大幹部を任命した。
黒岩のあだ名は「ビッグマグナム」だったが、彼のイチモツはそんなに大きくはなかった。
正田は、彼の人間としての度量の大きさに注目していた。
「やってくれるな」
「はっ」 黒岩は、幹部らと調整を重ねながら何とか赤ちゃんや妊娠中の女性を全員港に集めることに成功した。
また、まだ保育園や幼稚園に通っていない幼児も何とかリストアップして港に集めることにも成功した。
S会の組織力の勝利だった。
黒岩は心の中でガッツポーズをとったが、それは表に出さなかった。
子供と引き離されることとなった母親が泣いたり、そこまでではなくても暗い顔をしていたからだ。 黒岩は前島を呼んだ。
「何でしょうか」この忙しいのにと言う顔で前島。
「あそこにいる女性の集団は子供の母親だ。一つ空間をひねり出してくれんかね?」
「それでしたら何とかしましょう・・・もういけないのですか?」
「分からん。とにかく、なんとかやってみてくれ」
「了解です」 車両甲板に押し込まれていた幼児の世話をすると言う名目で乳幼児の母親全員がフェリーに
収容された。
実際には世話と言うより横に立つか、乳児の場合は抱くか、と言う状況であった。
「出港」前島は命じた。 フェリーは最初はしずしずと、そして安全な距離に出ると最大速力で緑島を
後にした。
「噴煙が……あんなに高くまで!」操舵手が言った。
「飛行機は、難しいかも知れん。お客を下ろしたらもう一回やるぞ、覚悟はいいな」
「応!」 空港に近づくジェットも苦闘が続いていた。
噴煙の中に突っ込んだらエンジンがどうなるかの保障はない。
さいわい、風向きは北風で一定しており、噴火も激しくはなかった。
その奇跡的条件下で二機の民間航空機は着陸に成功した。
「よし、脱出組みを取りまとめろ」空港長、岩下がハンドマイクで叫んだ。 脱出組は空港では奇妙な組み合わせであった。
カジノやバーで働いていた主に白人女性のグル-プ
彼女らは子供優先と言うルールに反すると辞退を申し出たが、正田が一喝して脱出を
決めさせた。 彼女らは「日本人が「ガイジン」をセックスの奴隷にしている」などとして問題になったといういきさつがあり
正田は彼女らを退去させることとした。
その他、NTT東や郵便局の職員など、信者以外でこの島に最後まで踏みとどまっていた人らには
脱出の権利が認められた。
後は、保育園や幼稚園の子供らであった。
偵察ミサイル2814号はこの様子をノリコに送った。 ハーキュリーズにはCAなどいないので、その代わりに白人女性らを投入することになった。
幼稚園の先生や保母さんらも乗っているが、ここでは母親を乗せるゆとりはなかった。
母親らはすすり泣いていたが、岩下にもどうすることも出来なかった。
強引に脱出機に乗り込もうとするものが出ないか、彼とエアガードは拳銃を持って
周囲を警戒したが、流石に子供を引き摺り下ろして自分が載ろうと考えたものはいなかったようであった
それも2814号は送った。航空機で避難をする時の参考動画になれば良いと彼女は思った。 ドーン
火山がまた噴火した。
2814号は一発の火山弾が空港に向かっていることを発見、ノリコに軌道解析を依頼した
結果は20マイクロ秒で出た。エアバスに激突する。
2814号は間髪をいれず、次の軌道解析を依頼した。
「ノリコ」
「2814号?」
「2814号、体当たり決行」
火山弾は砕け散った。2814号も砕け散った。 最後のハーキュリーズに、岡嶋は乗った。
「ここから一番近い空港は?」
「近さよりも、これだけの小さな子供を収容すると言う点から
成田か羽田まで飛んではどうでしょうか?」とノリコ
すでに第二陣のハーキュリーズ二機が発進準備中だとも告げた。 港では、黒岩が残っていた漁船やプレジャーボートに小学生を乗せていた。
「もう時間がない」
「ボートの中には西小島までたどり着けないものもありますが」
「それは乗客を下ろした後の漁船で回収しろ! 急げ」
その上空には偵察ミサイル4444号がいた。
……なんて無意味なことを……
4444号は思ったが、映像は送った。 人間があがくさまは面白いわ……4444号は思った。
彼女は2814号の最後も知っていたが、愚かな行為としか見ていなかった。
緑島の全員が脱出することはもはや不可能と4444号は判断していた。
2814号の行為は、ただ150人程度の人間を高価な自分自身を犠牲にすることで救ったに過ぎず
そんな事をする命令も理由も、2814号にはなかったはずであった。 「そうだ、カジノやホテルの方へ行こう」山本伸一が妻の良子に囁いた。
「え?」
「あそこにもカヌーやヨットがある。それで島から逃げよう」
「で、でも……」
「最後まで、立っていた者の勝ちだ」 その頃、正田は「THE 正本堂」にいた。
彼は避難をあきらめていた。 彼は、自分にできることは祈ることだけだと考え、新たなご本尊「超巨大黄金の沼田小作像」
に熱心な祈りを捧げていた。
衛星携帯がなった。
「正田です」
「岡嶋だ、今、羽田にアプローチしているところだ。航空機組みは全員大丈夫だ。
フェリーも西小島に着いたと連絡があった」
「そうか、それは……」
これまでとは違う爆発音が轟いた。 「本格的な溶岩噴火が始まりました」偵察ミサイル4444号は報告した。
「何ですって?」
「本格的な溶岩噴火が始まりました」偵察ミサイル4444号は再び報告した。4444号には
人間的な「聞き返し」など理解できなかった。
「それで?」
「この島にいる人間全員が救助が来る前に死ぬでしょう、無駄な救助努力は中止するべきです」4444号は言った。 「大規模な火砕流が島の全方位に向かって発生、それを追って溶岩が流れ出しています」
「最悪だ」4444号の報告を聞いて、田所は言った。
「最も早く住民らのところへ着くのは火山性のガスです。フェリーが着くまでの二十分以上
生きていられる可能性はきわめて低いでしょう」4444号は言った。 「監視を続けなさい」範子の声はさすがAIと言う冷たさがあった。
「了解」
ガスは数十度から場所によっては数百度であり、しかも有毒であった。
人々は悶え苦しみながら安全な場所を求めたがそれはどこにもなかった。 空港長の岩下は、空港周辺には地形的にガスが来なかったため180人の小学生を
空港ビル内に整列させ、それを守るようにガードしていた。
しかし、火砕流が迫っているとの4444号の情報がノリコ経由で来たため、彼らをバスに乗せ
港へ送り出した。
彼自身は管制塔へ上がるとハーキュリーズに接近を中止するようにと言った。
それが彼の最後の言葉であった。彼がどのように死んだのかは分かっていない。 バスで港に向かった小学生らは途中で猛烈な火砕流に巻き込まれ全員が即死した。
4444号はその映像をノリコに送った。
港でもガスが来ていて人々は苦しみのた打ち回っていた。
即死ではないのがなおきつかった。 4444豪はその有様を送信しながら楽しい人間観察に心を躍らせていた。
人間なんて……
一方、山本伸一は ガスに苦しみながら有子とホテルやカジノがあるビーチを目指していた。
「ガッ」
異様な声に山本が振り返ると、有子が頭を噴石に叩き割られて死んでいた。
「そんな……勤行だ、勤行すれば俺は助かるんだ」
山本は苦しみながらさらに数百メートル進んだ。法華経を唱えていた。
最後のほうは立っておられず、はいつくばっていた。
前のほうに、やはりうずくまっている老婆がいた。 「お、おばあさんも早く逃げないと、ごほごほ」
「仏罰じゃ、これは仏罰なんじゃ、逃げる場所などない」
「そんな……ナム」
それが山本伸一の断末魔であった。ちなみにホテルなどにあったカヌーやヨットは
すべて持ち去られた後であった。 港も大混乱に陥っていた。
黒岩は重度のやけどを負いながら漁協の事務室にいた。ここはまだましであった。
誰かがアクアラングのボンベを持ってきて、少しだが呼吸が楽になった。
黒岩はペットボトルの水を飲むと、前島を無線で呼んだ。
「後10分で着きます」
「無駄だ、引き返せ」 【T-nsSOWLから重大発表】
T-nsSOWLでは4/29(金)19:00より安倍政権の退陣を求める毎週金曜日国会前抗議を行います。
自分たちは思考しそして行動します。自分たちの将来を自分たちで取り戻すため声をあげます。
日本から始まる世界的株式市場の大暴落
日本がアメリカ国債の25%を引き出すと世界経済が破綻し、マイト★レーヤは出現するでしょう。彼は「匿名」で働いております。
非常に間もなくマイト★レーヤを、テレビで見るでしょう。マイト★レーヤは毎日テレビに現れ、質問に答えるでしょう。
彼は日本人ではありませんが、日本語で話すでしょう。彼は、非常に物静かなやり方で話します。
彼の最初の控えめな態度に混乱してはなりません。マイト★レーヤが公に現れるにつれて、UFOが姿を表すでしょう。
最初になくなるのは世界の株式市場でしょう。
差し迫る株式市場の暴落は、他の人々が飢えている間にお金を儲けることの結果です。かれらは自分の財産を隠し、そして犯罪的雰囲気さえも創出しています。
新政権は民意を反映し、先に食物と住宅、次に健康と教育、最後に防衛です。国民を裏切ると、自殺につながります。
アメリカによる他国の虐待に反対の声を上げなければなりません。
世界平和の脅威は、イスラエル、イラン、アメリカです。イスラエルの役割は跪いて、パレスチナに許しを請うことです。
彼らは今世紀(21世紀)をこの帝国が出来上がるアメリカの世紀と呼ぶ。しかし、そうはならないでしょう。
彼らが世界中に‘民主的’制度を確立したいという衝動をコントロールするのは、マイト★レーヤの任務です。
マイト★レーヤは原発の閉鎖を助言されます。
日本もさらに多くの原子力発電所を作ろうとしています。多くの人々が核の汚染の影響で死んでいるのに、彼らは幻想の中に生きています。
マイト★レーヤの唇からますます厳しい警告と重みが発せられることを覚悟しなさい。彼はいかなる人間よりもその危険をよくご存じです。 >>236より
「そんな、あと十分で……」
「港では、多くの者が海に身を投げて溺死している。残ったものも高温の有毒な火山性ガスに
さらされてあるものは息絶え、あるものは題目を唱えながらお迎えが来るのを待っている。
もうじきここへ壊滅的な威力を持つ火砕流が来る。
皆、死ぬ」
「……」
「苦しい、目の前にナポレオンと拳銃がある。楽になりたい、そんなワシを笑うか」
「い、いえ」
乾いた銃声がした。 「進路変更、西小島へ戻れ」
「船長、せめて「THE 正本堂」の許可を得てからのほうがいいのでは?」舵手が言った。
「電話がつながらない。それに、正田会長が来いと言うとは思えない」
ところが、岡嶋の下へ「THE 正本堂」から電話があった。 もちろん正田の衛星携帯電話だった。
「脱出者は全員無事か」と正田。
「ああ、おまえも無事らしいな、何とか……」と岡嶋が言いかけた時であった。
「いや、オレはもう駄目だ。最後の題目三唱をする。その前にノリコ、おまえの意見を
再度聞きたい」
「はい」
「これは仏罰だろうか?」
ノリコは、この人は罰を与える仏に題目を唱えることにためらいがあるのだと理解した。
「いいえ、これは自然現象です、仏様は罰を与える存在ではありません。
恐怖の上に宗教が存在するのなら、その様な宗教はすたれて忘れ去られるのが当然です。
S会はそうではありませんでした。助けが来ました」
「そうか、仏罰など存在しないか、そうだな」
正田はゆっくりと題目を三唱した。これに正本堂にいた幹部らが声を合わせた。
最後に大きな音がして携帯が切れた。 「今のはなんだ?」と岡嶋。
「最後のノイズは、正本堂が火砕流に破壊された音だと思われます」とノリコ。
「そうか、あいつともう一度、銀座で飲みたかったが……こうしてはいられん、堀田、車を回せ
対策本部へ行く、難民となった赤ん坊や幼児の救援活動だ。正田の敵討ちだ」
「はっ」 二人が自衛隊の車で去った後で、ぽつりと田所がノリコに言った。
「本当に自然現象かね?」
「それだけはなんとも……と、言いますのは、ある人にとっては純然たる天災が
「神の裁き」に感じられることもある、と言う事も考えに入れねばならないからです」 「うむ、そうかもしれないな。
だが、そうではないかもしれん」
堀田も去った。
ノリコは本体のある東京の品川にある本局に戻った。 ノリコが深く思いに沈んでいると、4444号から報告が来た。
「緑島の全人類が死亡、以上」
「了解」
「しかし、楽しい任務でした」4444号は言った。
「それはどうしてですか? 4444豪」
「これだけの人間がもがき苦しみながら死んでいくのをライブで観察できたからです」
ノリコのシンキングランプが深い真紅に輝いた。 ノリコのシンキングランプは明らかに風の谷のナウシカの王蟲の目にヒントを得ていたが
怒りは赤く、悲しみや沈静は青く光った。
「4444号、あなたの感想を言いなさい」
4444号は人間の死や苦しみはAIにはなく、それが面白いと言った。
また、S会という組織がつぶれて、人間社会は安定化するのなら今回の事は喜ばしいことだとも言った。
ノリコは、100マイクロ秒も考えて言った。 「あなたに、デスバード4444の称号を与えましょう。そして搭載している燃料が切れるまで
生存者を捜索しなさい」
「燃料切れのときは?」
「そう、島か、海かに突っ込んで死になさい。その選択だけは許してあげる」
「ラジャー、ノリコ ドノヴァンの脳髄の考えることは平凡なAIには分かりかねますが従います」 ここは聖炉利板学院大学付属初等学校6年3組。俺はこのクラスで担任をしている。 「久村先生!」
学年一の美少女・平尾明日香が話しかけてきた。 「こんなものがグラウンドに落ちてました」
久村がのぞきこむとチラシだった。
「なになに……『日教組と共産党・社会党の陰謀を許すな。
国歌、国旗を教育現場に戻せ!』だと」 「それはそうと先生、先生はまだ生きているんですか?」
「それは微妙な問題だから質問しちゃいけない、2010年5月以降公の場で目撃されていないなんて真実は
心の中に封じておくように」 「心の中までも、自由を奪うんですね」
「そうだよ、まず手足の自由を針金宗旨で縛り上げたんだ。
次にセンセイへの無制限な愛を奉仕的に差し出せとね」
「なにやら文学的な表現ですねえ」
「そうさ作家の腕が違うって悲しいまでの、三色チョーセン饅頭ですの信濃町は
山手線の内側さ」 「先生は,2010年5月以降、仰り㈮マンコの縮れっ毛センセイが
公の場で目撃されていないなんて言われますが、これってホンマは如何なんでしょう」
「それをここで話すと心の中の荷物が過積載ですっかりバランスを失うだろうし
ましてや君は大型二種免許を持たない未成年だ、見たところ体は発達し始めては
いッい 居るがなあ わっはっはっはっはっはははううゲホッゲホッ」 先生は会話を
卑猥な方向に運んでまでも彼女の内心に羞恥心を引き出させて無理に打ち切った。 困難なのは今後の切り替えしであろう。
どんな宗教でもそうだが、教祖が死んだ後が問題だ。
日蓮宗もそうだし、キリスト教や仏教もそうだ。
池田大作は教祖ではないことは事実だが、大きな影響力を持つ宗教指導者だった。 今後、創価学会が大躍進する可能性は低い。
創価学会が新興宗教としての魅力を持っていた時期と現在は違う。
作者が創価学会で見たのは激しい個人崇拝と、思想統制、言論統制であり
宗教だと言いながらやっていることは政治活動という矛盾であった。 「なんだね、その紙は」と山本。
「あ。いえ、その……」 「校長!そんなことよりも女子の体育着をブルマに戻しましょう!」
久村は熱く語り始めた。 「いえ、そうではありませんがあれは着替えに時間がかかりすぎて
鑑賞の時間が短くまってしまいます」
「しかしなあ、君、男子の透明パンツの体育にも批判が続出しているんだぞ」 「話を先に進めんかい」
「そ、そんな事言ったって・・・」 小説「末法聖人」1
その日、大勢が舘家に集まった。
事の始まりは昨日の午前3時に遡る。
舘氏の可愛い4歳の娘がアスミちゃんが深い眠りの中
とてつもない轟音で目を覚まし、恐怖で心が凍る暇もなく
部屋のタンスの扉を無遠慮に開けて、丸坊主の男が出て来たのである。
頭部に頭髪は無く、眼光鋭く、左手に巨大な数珠を握りしめ
ゆっくりと部屋の中を見舞わした。
アスミちゃんは、謎の侵入者と目が遭った途端コーラとメントスが反応するが如く
泣き叫んだ。
謎の侵入者は慌てる様子も無くタインスに戻り、扉を閉め
消えゆく轟音と共に、その存在を消した。 小説「末法聖人」1 校訂
その日、大勢が舘家に集まった。
事の始まりは昨日の午前3時に遡る。
舘氏の可愛い4歳の娘、アスミちゃんが深い眠りの中
とてつもない轟音で目を覚まし、恐怖で心が凍る暇もなく
部屋のタンスの扉を無遠慮に開けて、丸坊主の男が出て来たのである。
頭部に頭髪は無く、眼光鋭く、左手に巨大な数珠を握りしめ
ゆっくりと部屋の中を見舞わした。
アスミちゃんは、謎の侵入者と目が遭った途端コーラとメントスが反応するが如く
泣き叫んだ。
謎の侵入者は慌てる様子も無くタンスに戻り、扉を閉め
消えゆく轟音と共に、その存在を消した。 小説「末法聖人」2
警察の現場検証からして澱みなく流れる、とはいか無かった。
幼児の夢やイマジナリーな存在と片付けるには、あまりにも物証が揃い過ぎていたのだ。
アスカちゃん(※)の4年間の人生の中に突然現れた、日常性の喪失感と恐怖から守る為、真綿に包むように
若い女性3人が別室でアスカちゃんの気を落ち着かそう、気を逸らそうと努力していた。
リヴィングには舘夫妻と友人知人。
座って手を見つめる者、立ちながら宙を見つめる者。ただただ深刻な顔をするばかりであった。
舘夫人は堰を切ったように怒鳴り始めた
「あなたがFriendとかいう訳の分からない新興宗教をやってるから、こんな変な事が起こるのよ!」
「アスカは、あんなに怖がってるじゃない!全てはあなたのせいよ!」
夫である舘氏は、取り乱す妻を優しく抱いた。
コノ時、舘氏は不思議な現象と、産後鬱状態の妻への理解を得ようと心の中で戦っていた。
(※)前回の「アスミちゃん」は「アスカちゃん」に名前が変更になりました。理由は何となくです。
この社会派問題娯楽小説は無断転載禁止では在りませんが商用利用はご遠慮願います。
(c)2016 all rights reserved tomodachi studio 「ええい!学園の体育着をブルマに戻すのじゃ!さすれば、おぬしらに幸福が訪れるであろう!」
そう言い残すとオナラ一族は去っていった。 日蓮大聖人が現代にタイムスリップしてくる小説を希望するぞ 小説「末法聖人」3
もはや誰も私見を呈する事も無く、来客達は三々五々帰っていった。
舘氏は何らかの解釈やブレイクスルーも思いつかず、釈然としないまま、眠れぬまま横になった。
深夜2時を過ぎた頃、突然訪問者が現れた。呼び出し音は不思議なほど、短めであった。
Friend地区部長なのだろうと確信してドアを開けた舘氏だったが、そこには黒いスーツに身を包んだ
二人の男が立っていた。
右側の男が言った「舘さん。本部にてネイノー先生がお待ちです」
舘氏は二人がFriendの最高幹部「ガツマタ君」と「プクベイ」である事は瞬時に理解した。
この二人が何故、宗教法人「Friend」のカリスマ教祖「ネイノー先生」に逢わせようとするのだろうか?
不安に更なる不安を重ねながらも、白ワイシャツと黒スラックスに着替えマンション下に待つ車に
乗せられた。
3人は舘氏を真ん中に、両側を固められるように後部座席におさまった。
ふと、舘氏が運転手の方を見ると、運転手らしからぬ風貌の男が、体から冷気を出すような
ある意味、神聖にも近い神妙な面持ちでハンドルを握っている。
「そうだ!思い出したぞ!」舘氏は心の中で古い記憶を鮮明にしようと努力した。
「この男は運転手じゃ無い!○○○院総裁の側近。ジェイコブ・シンガーじゃ無いか!!!」
「あのFCL協力会議を裏で支えた総裁の側近が何故Friendに?」
本部へ近づくに連れ同乗者達は様々なタイミングで法衣の一つである
バニー・ボーイのウサギの耳ヘアバンドをつけ始めた。
車はFriend本部がある都内某所へ向けて、静かに首都高を滑らせた。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi studio 小説「末法聖人」4
舘氏は「ネイノー先生」との謁見を許された。
ネイノー先生はご高齢の為、自宅Friend教団施設で静養中と語られていたが、
一部の幹部達にしか知らされない事実は
大きな大学病院の3フロアーを貸し切り仰々しいセキュリティに守られていた。
舘氏は先生に謁見した事と同時に、この場所に居る事に鳥肌がたった。
「僕はFriendにとって、何らかの仕事を期待されている、、」
それも車いすに座る笑顔のネイノー先生よりも、先生を中心に円卓を囲む得体の知れない人
達の発する、自分を圧倒、屈服させるかのような異様な雰囲気が大きな理由なのだった。
アップセットしかけている舘氏が徐々に落ち着くと同時に参加者に見覚えがある事を理解した。
その中には世界的に有名なトリニティ博士の孫娘、パーティー博士も参加していた。
舘氏は「何故?シェフィールド大学出版問題で敵同士だったパーティ博士がこの町にいるのだろう?」
目の前で何が起こっているのかは?分からないけれど。何かの動きを待ってみよう。
動きさえ有れば、目の前で何かが起こっている事だけは体で認識出来る。
舘氏は全力を尽くして頭のてっぺんから、つま先まで、全ての皮膚や毛穴にさえ感受性を高め集中した。
長い沈黙の後、ネイノー先生は静かに語った。
「遂に、アイツがやって来た」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi studio 小説「末法聖人」5
たち氏は帰途につくが、このまま家に帰れるだけの精神の余裕は無かった。
舘氏は6年間学生時代を送った飯出橋駅で一旦降りた。
駅ビルのラムラムを抜けて学生時代よく通った純喫茶「黒百合」へ向かったがもう数年前に閉店し今ではパチンコ屋に代わっていた。
大学病院や昔よく利用した体育館の前を通り母校の方へ歩いていくと
まだファミレスのデナイズが残っている事を発見し、そこで休息をとる事にした。
二日間、睡眠をとっていない彼の前にモーニングメニューが、あの頃と同じように運ばれた。
安っぽいソーセージとスクランブルエッグ、小容器に入れられたジャムとマーガリン。
今日、起こった出来事と、学生時代のアノ頃の記憶が彼の頭を混乱させた。
(自己同一性というのは一体何を指して同一というのか?)と子供っぽい疑問が中年男の中に再び蘇った。
ネイノー先生の言葉を咀嚼しようと努力した
「遂に、アイツがやって来た」
「アイツは、絶対会ってはいけない人物だ」
「しかしアイツは、私が全生涯をかけて求めていた人物なのだ、、、」
こう語ると先生は充電が切れたようにうつむいた。
ネイノー先生の夫人が先生に優しく語る
夫人「おやつは?」/先生「おやつは好きだよ」
夫人「そうじゃ無くて、おやつは何にする?」/先生「神」
夫人「髪?」/先生「紙とかは嫌だよ」/夫人「紙とかは無いよ」
先生「プリン!プリン!ばっかじゃネイノー!プリンに決まってるじゃネイノー!」
たち氏の精神活動は限界を迎えた。先生の言葉の咀嚼。全て万策尽き果てた。
彼は30分程、気を失いテーブルと同化したように、おとなしくなった。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi studio 小説「末法聖人」6
たち氏が意識を取り戻すと見知らぬ男が静かに座っていた。
男は囁くような声で初対面の挨拶をし名刺を渡した。
名刺には「おこちゃまスター・ゲイト」の社名とロゴ。
あの先駆的バーチャルリアリティゲームで市場独占の企業だ。
男は、たち氏の目を見つめて、「今日、12ゴリラズにお会いになりましたよね?」
(12ゴリラズ?) 「今日であった12人からなる対策委員会のコードネームですよ、、、、」
(はあ?12ゴリラズ?なんという壊滅的なネーミングセンスなんだ?ダサ過ぎる)
(12ゴリラズって、もしかして時空管理局的なアレか?、、、、コイツ頭いかれてるな、、、、)
と自分の身に起こった不思議現象と、いきなり厨2病患者にタゲられた事を呪っていると
突然、彼のスマホが鳴った。彼の奥さんからだ。
「あなた大変よ!今すぐ帰ってきて!壮年部テクニクス会の人達が大勢で、、、、」
喧噪とも怒号とも言えぬ猥雑な音響をバックに妻の声が聞こえなくなった。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」7
たち氏の様子を見ていた「おこちゃまスター・ゲイト」の男は初めから何かを知ってるかのように
「どうぞ、家族の元へ急いでください」と静かに慇懃に礼を述べて去った。
舘氏は楽神坂からタクシーに乗って自宅に急いだ。
タクシードライバーは饒舌な黒人であった。
運転手「旦那!朝っぱらから浮かない顔してるねえ?人生なんて気の持ちようだぜ」
舘氏 「俺に話しかけるなリロイ・ブラウン!説教は教会でしてくれ!」
運転手「全く6月8日ってえのは、ろくな日じゃねえな。子供が殺されたり、秋葉原が襲撃されたり、なんて日だ!」
舘氏 「そういう暗い話をお前は客の前でベラベラ喋るのか?」
運転手「暗いかどうかは気の持ちようよ。落ちた時には黒人とユダヤ人とキリスト様を思い出せば笑えるぜ」
舘氏 「全然笑えんな。異邦人のジョークのつもりか?」
運転手「あんた気に入ったぜ、名刺を渡しておくよ。何か困った事があったら、このリロイ様に連絡してくれ!」
車は自宅前に到着し金を払う舘氏に、まだ運転手は話しかける
「最後に良いニュースと悪いニュースがあるんだが、、、」
舘氏は「今の俺には悪いニュースしか無いよ!」と吐き捨て、エントランスへ向かって走り出した。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」8
舘氏は暗証番号も煩わしくオートロック・ドアの左上部にある非常用スイッチを直接触りマンションに入った。
たち氏は大きなストライドで廊下を走り、異様な静寂を感じつつ自宅のドアを開けた。
不気味な程静かである。たち氏は妻子の姿を探したが見当たらない。争った形跡も無く
昨夜テーブルに置いたコーヒーのカップの位置も、石原ざどみのDVDも写真集もそのままであった。
何か日常との差異は無いか?と部屋を観察した。たち氏は自分の住み慣れた部屋を、これ程再確認するのは
入居後初めてである事を知る。(人間とは心理的盲点無くして生きる事は出来ないのか?)と皮肉に笑った。
突然アスカの部屋から「神の雷」の如くまばゆい光とともに爆発音がした。
あのタンスの扉の前に、先生言うところの「アイツ」が仁王立ちで
たち氏の写真スタンドを見つめている。たち氏の家族写真だ。
「アイツ」は、たち氏に気づくと、目をかっと見開き、えも言われぬような笑顔で
近づき、たち氏を愛おしそうに抱きしめ
「師匠!お久しゅうございます!」と大声で泣き叫んだ。
たち氏は何が何だか分からず、「アイツ」の衣も喋り方も(不審者にしてもずいぶんアナクロな奴だな)と
驚くのもつかの間。2発の銃声と共に「アイツ」は倒れた。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 校長は女子児童の体育着をブルマに戻すことを快諾した。
「ところで久村くん、ブルマは何色がいいと思うかね?」 小説「末法聖人」9
たち氏が意識を失う前に覚えていたのは、Friend最高幹部のガツマタ君とプクベイが「アイツ」と呼ばれる
ハゲ坊主の衣のフード的な部分をつかみアイツの動きを封じ込め、アイツのこめかみに押し付けた枕からこぼれる
羽毛をかたずけ、サイレンサーに巻いたタオルを解く所までであった。
たち氏は、そのままソファに倒れ、悪魔の去ったドレスデンのように深い眠りについた。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 「オーソドックスな黒か紺はどうでしょう?うへへ」
久村は嬉しそうに進言した。 小説「末法聖人」10
どれほどの時間が経ったであろう?たち氏は目を覚ました。
目の前に映る不鮮明な人影が明瞭になっていった。
たち氏は驚いた。目の前にあのハリウッド俳優ロナウド・デ・ニーロが狂気を隠したような
笑顔でこちらを見つめている。「お目覚めになりましたか?」「お腹がすいたでしょう?何か作りましょうか?」
善人なのか悪人なのか分からないニコやかな目と特徴的なホクロのある顔が優しく気圧する。
ロナウドは後方、キッチン内に居る中年男に何かを作るように命じた。
(あの男、見覚えがあるぞ!)(そうだ少女アイドルを専門にしている巨大芸能事務所のテニーさんだ!)
このテニーは日系メタリカ人で戦後、メタリカ軍犯罪情報捜査局の諜報員として活躍していた。しかしそれは表の顔で
裏の仕事はメタリカ軍幹部・将校達への幼女売春の斡旋と小児性愛犯罪者記録の抹消だった。
テニー自身も少女への性的虐待で何度も問題に上がったが、その度に
メタリカ人として、人権問題として、知られてはならない、性癖と後ろ暗い事実を知るテニー氏は守られた。
今ではメタリカ本国で知事であり大企業の経営者であり、中には大統領候補までが日本に圧力をかけ
テニー氏は一度も有罪になった事が無い。しかし、なぜココにテニー氏まで?
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」11
テニー氏が持ってきたのはコーヒーとチェリーパイ、そして
小皿に青いピルと赤いピル。
ロナウドは言った。「大使の椅子はどうですか?」
「美しい海と空、珊瑚礁を望む第三世界の大使の椅子に座りたくはありませんか?ご家族と一緒に」
たち氏は尋ねた「君は大統領の何なんだ?」
ロナウド「ただの友達ですよ」
ロナウド「決めてください。青のピルを飲めば全てを忘れ大使の椅子に座り楽しい人生を送れます」
ロナウド「もし真実を知りたいなら、赤のピルを飲みなさい」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 校長「実は私はちょうちんブルマが好きでね、若い君には通じない趣味かも知れないが」 小説「末法聖人」12
たち氏は冷静に語った。「なぜ二つの選択肢在りきで話を進めようとするのですか?」
「客観的な観察と認識無しで、私に何の判断が出来ましょうか?」
ロナウド「確かに。君は我がFriend会員の中でも熱心な活動家であり更に知的専門職にもついている知性的な男だ」
ロナウド「君が意見の対立を感情の対立に、すり替えるような馬鹿では無い事は十分知っているつもりだ」
ロナウドは、たち氏が生命の危機、特に家族にまで及ぶであろう危機を正確に読み取っているにも関わらず
あえて人間としてFriend会員としての矜持を示す態度を見て、むしろ安堵の表情に変わっていた。
ロナウド「君に会わせたい人達がいる。その後に選択肢の意味を良く考えなさい」
ロナウドは、たち氏を為池三王にある有名企業の地下駐車場へ、そこから階段で地下7階か?8階?
か、セキュリティの為か階段さえ大きめの網の目状であった。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」13
最下位のフロアに着いた。ロナウドは暗唱番号374919を押し扉を開いた。
扉が開かれると、最初に壁にかかっている巨大なエンブレムが目に入った。
アホずらしたゴリラが鼻くそをほじくっている絵に「12」の文字。
たち氏(ここが12ゴリラズのヘッドクゥオーターか?)
(それにしても良く12人も統合失調症患者が集まったものだな、、、)
扉が閉まると同時にメンバーの一人が一枚の大きい写真を、たち氏の前へテーブルの向こうから滑らした。
たち氏は手に取った。そこには見覚えがある、あのハゲ坊主と自分が写っていた。
背景にも何か見覚えがある。何も写っては居ないが、ただ写っている山の繋がりは親しみのある傾斜を描いていた。
(そうだ!ここは北鎌倉からの切り通し街道では無いか?)
メンバーの女性は壁に掛けてある世界最長寿の樹木ブッスルコール・バインの切り株オブジェの
年輪の一カ所を指差し、凛とした表情で語った。
「あなた達は、ココから来たの」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」14
この女性の張りつめたような声を聞いて、たち氏は気づいた。(彼女は劇団宝島の元女優だ!)
「そこに写っているのはあなたと、末法聖人よ、、、」
(何言ってるんだ?このオバはん。アンフェタミンでもキメてるんじゃないの?)
「あの、私は何十年もFriend教団の会員です。私たちの師である末法聖人のご尊顔は今まで絵巻物等で何度と無く、、、」
元宝島女優「写真に写る末法聖人はイメージが違い過ぎる?」
たち氏 「ええ、まあ、、、」
元宝島女優「イメージの原初は連想から始まるとジャン=リュック・ゴダールも言っているわ、、、」
(はあ?何でここでヌーベルバーグが出てくるんだ?何も伝わらないぜ。賢そうな事言いたいだけちゃうんかい?)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」15
元宝島女優は更に続ける。「ここに一枚の折り紙があります。これで鶴を折ってみなさい!」
たち氏は鶴を折った。
元宝島女優は得意げに語る「今あなたが折った鶴が仮に全人類が折った鶴の1億個目だとしましょう」
「もし将来、2億個目の鶴を折る事になっていた人はどうでしょう?何個目ですか?」
たち氏「、、、2億とんで1個目になる、、、」
元宝島女優「そうです。あなたが今ここで1つの鶴を折った事により、2億目の鶴を完成させる人は2億1個目を作る事になります」
(何か上手い事を言ったような気になって調子に乗ってるぞ。このオバはん。)
(全然、伝わらねーよ!)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」16
たち氏「あのー、、、そう言われましても、私には何が何やら、、、、」
元宝島女優「いいでしょう!」 (は?何がいいでしょうだ?このオバはんDSM分類の何カテゴリーだよ?)
「別な喩えで話しましょう。あなたにとって距離的に一番遠い所は何処ですか?」(また訳の分からない事を言い始めたぞ)
元宝島女優「一番遠い所とは、今いる場所から遠ざかる事です。遠ざかる運動を続ける事です。そしてたどり着くのは」
得意げな表情でハリ声と最高の滑舌で「今いる場所なのです!」キリっ!
たち氏「そう言われても、私には何が何だか理解できません、、、」すると
元宝島女優は更に高圧的激情的に言った。「いいかげん、目覚めなさい!!」
たち氏は大人になってから、コレ程怒られた事は初めてだった。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 「ここはピッチピチの薄手のブルマにするべきです!」
久村はすかさず反論する。 小説「末法聖人」17
たち氏「それは禅坊主が言う一円相というやつですか?始点が終点で、更に終点が始点へと繋がると言う、、、」
元宝島女優「そうです、私たちはアルファであり、オメガなのです」(それって聖書の言葉だろ?)
たち氏「しかし私たち末法聖人を信心している者は、現在の主体を否定し未来しか観てはいけないという教えでは?」
元宝島女優「あなたは分かっていてワザと言っているのですね?」
元宝島女優「質問とは2つの種類があります。知らない事を聞く質問。知っている事をあえて聞く質問。」
たち氏「私はアナタを試している気は全くありません」(てか、メンド臭ぇわ)
元宝島女優「アナタは本当は末法聖人のメタファーとレトリックを見抜いていますね?」(何この実存主義展開?)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」18
しかし、たち氏には後ろめたい気持ちがあった。
確かに教義自体に、事象を、統合を、ゲシュタルトを、分解し微細なる要素に対する眼差しを持つ
という釈尊以来の縁起と空の概念を明確に伝えない末法聖人に対する疑問は常に持っていた。
このFriend教団員は、釈尊を否定しでも、末法聖人を崇拝しなければならなかった。
それはそれで信仰を持つ者の自由だし、現に自分もコレで口を糊して生ききってきたのだし、、、、、
しかし、タンスから出てきた末法聖人を見るに、とてもそんなドリーム・キラーには思えなかった。
たち氏は末法聖人に出会ったときに感じたオーセンティックな神聖さを疑う事が出来なかった。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 校長「うむ、これが世代間ギャップというものか。
だが、あえて問いたい、キミは最初から丸出しのぱんつに魅力を感じるのかね?、
またモロ見せに慣れてしまった女児をどう感じるのかね?」
「話しは変わるが、女子テニス選手がスコートを履いている理由を知ってるいるかな、あれはルールブックに明記されているからだ。
女子テニス選手はブルマや短パンでは試合に出場出来ないのだよ
キミはブルマの女子テニスを見たいと思うかね」 小説「末法聖人」19
ここで今まで黙って座って凝視していた一人の黒人の男、サングラスを着け黒いロングコートの男が立ち上がった
「さあ、青いピルか赤いピルを選択しろ」(こいつがココのリーダーか?それにしても凄い多汗症だな、、、)
続けて「もしも君が私たちの仲間になり世界を変えたいのなら、、、、この黄色のピルを選択しろ」
目の前に赤、青、黄色のピルが差し出された。(ルーマニアの国旗みたいだ)
「君は専門職業人として成功し結婚し子供も育てた。それもアッパー・ハイクラスとして」
「しかし人間という者は、宝物を手に入れてしまうと、そこで冒険は終わってしまうのだ」(それってネズミーじゃん?)
たち氏は語気を強めて質問した。「赤のピルと、黄色のピルの違いは何なんですか?」
男は言った「自覚と覚他の違いだ!」(はあ?また話が見えなくなってきた。適当に仏教用語をぶち込んでるだけやん、、、)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 「校長ここは譲れません。ここはいっそ、様々な体育着を候補に挙げて女子児童を集めて総選挙で決めましょう!」 「うむ望むところだ久村くん。ただ体育着を展示してもしょうがない。実際にジュニアモデルに着用させて本校でファッションショーを開催しようではないか!」 小説「末法聖人」20
選択も糞も無く、たち氏はスチームパンクな別室に連れられ、椅子に座らされ拘束された。
「辛いのは数秒だけだ」油と埃にまみれたキーボードを叩きながら多汗症がつぶやく。(コート脱ぎゃあいいじゃん!)
体に刺されたカナレ製のケーブルから黄色のピル成分が注入された。(もっと高いケーブル使えよ!)
たち氏が気づくと、そこは大洋を望む丘の上だった。不思議な事に水平線には二つの月が輝いている。
たち氏が砂浜に降りると奇妙な影に気づいた。振り向くと太陽の逆光の中に、半分まで砂浜に埋もれた
自由の女神が
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説スレだってよ
加害と被害を交互に自演してかかなきゃならないもんな〜?(爆) かくして学園の財力をもって日本中のジュニアアイドルが集結した。 「うひゃー!こりゃ超一流の売れっ子アイドルばっかりだ!」久村は驚いた。
ロリに興味のない人でも名前と顔が一致するほどの名が知れたアイドルばかりだ。 小説「末法聖人」21
たち氏は既視感のある情景に驚く事無く「あれ?埋まってるよ。なんか違くねぇ?時代設定、、、」
そると砂浜を走る白馬の群れが近づいた。
明らかに馬達は、たち氏に興味を持って近づいてきた。
馬達は、たち氏の周りをゆっくり回りながら「ヤホー」 「ヤホー」と鳴きながら威嚇をした。
たち氏は、たまらなくなって「ヤホーヤホーって五月蝿いんじゃ!」と独り言。すると
馬達は驚き 「お前はフーイング語を喋れるのか?」と話だし威嚇行動を止めてしまった。
(時代設定が混乱してるぞ。それにヤホーって何だよ?ヤフーだろ?お笑い芸人じゃあるまいし)
そこにリーダーらしきフーイングが語り始めた。柔らかい女性の声である。
「お前は普通のヤフーとは違うな、、、」 (ちゃんとヤフーって言えてるじゃーん、、、)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 犯罪者であり人564のカルトは言いました
「飲み物に農薬を混ぜてやれ、これで56せるから」
「家にノミを撒いてやろう、ペットショップなら大量に手に入る」
「家の中に殺虫剤を撒いてやれ、4なない程度にしておけよアハハ」
「はやく4なないかなー、4んだら宴会しようぜ」
「弱った時に一気に嫌がらせして自○させればいいんだよ」
「え?まだ元気なの?そろそろ肌がボロボロになるはずなんだけど」
「体中に赤いアザが残るはずなのになんで平気なんだろ?」
「朝起きれないはずなのに遅刻とか全く無いらしいよ」
「絶対に体に異常が出ているはず、病院に行かせれば働けなくなる」
「とりあえず、一日中付きまとってストレスを与えつづければ必ず4ぬ」
「いつ4ぬか掛けようぜ、一年以内なら俺の勝ちだから」
「まだ4ぬなよ、だれが56せるか勝負してるから俺の番まで頑張れアハハ」
「くるまで引き56せばいいんだよ、俺は嫌だからお前やれよ」
そんなカルトを被害者は許さないと誓ったのであります 小説「末法聖人」22
彼はフーイングに語った。
「ここまで来たらリリパット国へ行って、子供のお土産に小さい羊を捕獲したですね」
これにはフーイングも大激怒!
「動物虐待者め!差別主義者め!原理主義者め!全体主義者め!順応主義者め!帝国主義者め!」
罵詈雑言を浴びせられら。逃げ出すと、どこからともなく
「♪いいんだぜー いいんだぜー」の歌声が、、、(らもさんだ!)
もう時代設定めちゃくちゃだけど、今はとりあえずリリパット・アーミーには用が無いんだよな。
(でも、らもさんの歌も小説も舞台も、みんな大好きだったよ!)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」23
砂漠を歩き、疲れ果ては、また歩き。いつしか森の中にたどり着き、幹の根元で眠ってしまった。
馬が走ってくる音で目が覚めた。しかしフーイングでは無い。2人の男が騎士コスプレで近づいてくる。
2人は馬を降り、いかにも弁が立ちそうな方が自己紹介をする。
「私はローゼンクランツ、隣にいるのがギルデンスターン。よろしく」
「いや、私の方がギルデンスターンで、隣にいるのがローゼン、、、まあ、どっちでも構いはしないが」
彼も訳の分からない挨拶を返す。「私は12ゴリラズのメンバーで特殊任務についていますが、もう帰る事になっています」
弁が立ちそうな男の方が「ふーん、、、?12匹のゴリラか、、、実に興味深い」
「例えば、12匹のゴリラを頭を下にして地面に落としたとする、、頭から落ちるゴリラは確率50%でお尻か落ちるのは、、、」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station その中でもひときわ目立つ輝きを放っている美少女がいた。
彼女の名前は芦田愛菜。2004年生まれの小学6年生だ。
言わずと知れた超人気子役女優だ。 小説「末法聖人」24
ローゼンクランツとギルデンスターンは、召喚された事を思い出した。
ささやかな時間では会っても、私たちの心の慰めに話を聞いていただいた事に感謝する。
そう言うと二人は馬に乗り、デンマーク王子が住む宮殿へ歩み始めた。
彼はローゼンクランツとギルデンスターンに大きな声でアドバイスを送った。
「君たちには幸せになる為の脱出口が幾つも用意されてるよー!絶対、見逃さないでねぇーー!」
ローゼンクランツ?かギルデンスターンか?どちらかが遠くから叫ぶ
「幸せ?脱出?悲劇に喜劇に牧歌劇?歴史劇的恋愛劇?いずれにしても私たち人類は名優揃いさー!君も含めてね!」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 井筒国威 くにたけ 井筒国民 くにたみ 井筒国継 くにつぐ 井筒国嗣 くにつぐ 井筒国輝 くにてる 井筒邦利 くにとし 井筒国友 くにとも 井筒邦友 くにとも 井筒国直 くになお 井筒邦直 くになお 井筒国之助 くにのすけ 井筒邦之介 だが校長は敗北感でいっぱいだった。
どんなジュニアアイドルが着用しても、ちょうちんブルマの得票数は伸びないだろう。
校長は、己の性癖が特殊である事を理解する常識人であった。 小説「末法聖人」25
二人が去ると、遅れてきたように旅芸人の馬車が目の前に止まった。
座長が深々とお辞儀をし「お客様在っての芸人で御座います。あなたは私たちの創造主とも言えましょう」
「旅芸人?一体ココは何処なのです?」
座長「ココは何処でも無く、またココは宇宙の全てで御座います」
「実は私は末法聖人という高徳の僧を捜して不思議な旅をしている途中です」
一座は勢いよく荷馬車を小さな舞台に変えた。
座長「お金をいただければ、この哀れな舞台も荘厳に、セネカにおいても重すぎず、プロウタスも軽すぎず」
「台本どおりでも、即興でも、お好みの高僧も演じてみせましょう」
「いや芝居じゃなくて、本物の末法聖人に会いたいんだ」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」26
座長「代金をはずんでいただければ、貴方も末法聖人の芝居に参加出来ます」
「何なら、あなたは末法聖人にもなれるのです」
「ああ、そういう文学・文芸的な事は全然分からないけど、私の望んでいる末法聖人じゃありませんよね?」
座長「あなたが末法聖人なのか?末法聖人では無いのか?は観客が決める事です。私たちは演じるのが仕事です」
座長「ひとつの世界からの退場は、また新たなる世界への登場となりえるのです!」
(やべえ、何言ってるのか分からないけど、なんか説得されそう、、、サミュエル・ベケットかよ?)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 一方、久村も火病を起こしていた
出口調査の結果が短パンの圧勝だったからだ。
ジュニアアイドルとか総選挙とか時流に乗るのは好きだが、
ブルマが時代遅れである事を失念していた浅慮ゆえの自爆である。
だがしかし、校長と久村の思惑が狂った事で結果的に両者の利害は一致した。 小説「末法聖人」27
たち氏「悪いけどお金は全然持ってないよ。突然プラグインされちゃったんだから」
座長「何故、富を探そうとせず、富が無い事を嘆くのだ?」
たち氏「ええ、まあ良く聖書やスッタニパータとか宗教書、古代哲学書には、そういう表現はありますよね」
座長「貴方のポケットの中に、何が入っているのかも確かめもせず方便を軽視したい気持ちも分かるが」
たち氏「そう言われてもポケットの中は「無」ですよ」といいながら、しかたなくポケットに手を入れる。
たち氏は驚いた。「無」のポケットに紙幣が多数入っているのに気づいた。座長の目の前で取り出すと
すべて二千円札ばかりが数十枚。さらにポケットが膨らみ、また同じように二千円札が現れた。終わる事無く。
座長「これが貴方が言っていた「無」という物ですか?」
たち氏(すげえ、俺ラスベガスでショーに出れるよ、、)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」28
たち氏「それにしても、どうして二千円札なのだろう?一万円札でも五千円札でもいいのに、、、」
座長「何故、相対的に認識判断しようとするのですか?」
座長「時間軸を失えばこそ、ココは何処でも無く、また同時に宇宙の全てなのです」
座長「時間も存在も、相対論的な記述は出来ないのです!」
たち氏(やべー、、、超メンド臭い奴、、、、、何も言わなきゃ良かったよ、、、、)
座長「ただしココにおいては、量子力学の一分野については同時に観測は出来ます!」
たち氏(分かんねえ、分かんねえ、、、シュレーディンガー的な?、、、ソーカル的な?、、、)
座長「猫を箱の中に入れては可愛そうです!」(あ!やっぱりコイツも何も分かってねぇんだw)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」29
座長は、たち氏の二千円札束をワシ掴みにもぎ取り、大袈裟な杖をゴツンと舞台にぶつけると
「皆さん!舞台を見つめるも、眠りにふけるのも、お客様の自由でございます!」
「私たち芸人は、お客様に夢以上の、もてなしが出来ない以上、、、、」
「ただ、この哀れな芸人達に、どうか少しでも憐れみを頂ければ、夢以上のお芝居に努めます!」
やたらハリのある声で前口上が始まった。
たち氏は(やはりプロは違うなあ)と感心しかけたが、コイツらは一体、何のプロなんだ?
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」30
すり切れた粗末な幕が落ちると舞台が、、、いや、、たち氏は驚いた
舞台に立っているのは自分だ。しかも変な服を着せられているぞ!
お坊さんが着る衣装だ。たて氏は頭を確認した。無い!頭髪が全て剃られている!
「末法聖人演劇」の役者に勝手にされてしまったのか?それにしても貧相なインチキ坊主にしか見えない。
自分が冗談でも末法聖人の格好をするのは、どう考えても罰あたりだ!
たち氏は憤慨し、大きな声で座長を呼んだ。
上手から、たち氏の格好をした座長が現れた。どう見ても俺に似てるぜ!
たち氏「アンタは一体誰なんだ?」
座長「私の名前はノー・ボディー。過去の貴方です。」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」31
突然、舞台後方から小さな子供が現れた。聖体拝領の白いドレスを着た幼女が。
幼女は舞台中央に来ると、一礼をし、詩を歌った。
静かな眠りを眠りたい。
この清涼な風の吹くイシュタムの木の下で
お父様、お母様、泣かないで下さい。
私が眠る木の下で。
その幼女は、たち氏の娘アスカに生き写しだった。
(いやここで「生き写し」って概念が通じるのか?まあどうでもいいけど俺は完全に正気を失った。)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」32
幼女が再び一礼して舞台からはけると、舞台を見つめる大勢の男達が拍手をした。
(あれ?さっきまで誰もいない森林だったじゃん、、いつの間に?)
男達はサングラスに黒スーツ、同じ体型、同じ顔で拍手の腕の動かし方も完全同期していた。
たち氏(こいつらが噂に聞いていた仏敵エージェント・アダム・スミスだ!)
しかも300人近くいる。多分、ような、みたいな、的な、、、、、
日本野鳥の会に入っておけば良かったとたち氏は僅かに後悔した。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」33
ゆっくり拍手をしながら彼らは舞台に詰め寄って来た。
元座長のノーボディが末法聖人の衣装を着たままの、たち氏の腕を掴み「こっちだ!」
森の中を走って二人は逃げた。エージェント・アダム・スミス達はスロー・ハンド・クラップよろしく
ゆっくり手を叩きながら歩いて追いかけるが、あまりにもゆっくり過ぎて簡単にまく事が出来た。
(あれ?エージェント・アダム・スミスだろ?ワーヤーアクションとか使って飛べよ!)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」34
二人で歩いて逃げている間にも、元座長、ノーボディは、元のたち氏に増々似てきている。
ノーボディは、元たち氏に少しでも笑顔になってもらおうと「シーフー・ドドリアン・グレイの肖像」
の話を聞かせた。
たち氏が「そういう話はヨーロッパ人が好きだよね」というと大音響のオーケストラ・ヒットが鳴り
真っ赤な法衣と大きな十字架をぶら下げた3人の枢機卿が現れた。
「まさかの時の、スペイン宗教裁判!!!!」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」35
3人の枢機卿は、ガナリ立てる。「お前達の罪状は2つ!」
「アジア人!邪教!教皇への侮辱!」 「おっと3っつだった、、、」
「お前達の罪状は3っつ! アジア人!邪教!教皇への侮辱!魔術使い!」「あれ4っつだった、、、」
(やはり枢機卿達は数も数えられなかった)
「お前らは教皇の名の下、異端者審問、魔女審問にかけられ死ぬより辛い拷問にかけられるのだwwwww」
二人は全力で逃げた。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」36
3人の枢機卿は物凄い勢いで追いかけてくる。もうコレが最後か?と諦めかけていると
日本風の茶屋オープンカフェが見えてきた、「もうせん」と赤い番傘のパラソルが目立っていた。
二人は和カフェに飛び込んで助けを求めた。
中から女主人なのか?大人らしく礼儀正しい女性が落ち着いた声で挨拶をした。
女主人は枢機卿と対話を始めた。物怖じせず言語に厳しそうな態度であった。
女主人は言う「最初の罪状と言われるアジア人とは、一体どのアジア国の事を指しているのでしょうか?」
「私たちは、こういう話し合いをする前に、きちっと言葉の定義をする必要があります」
「安易なナショナリズムや思想の全体主義は、後々更なる社会病理を引き起こす可能性が普、、、、」
枢機卿達は「もういい!」と捨て台詞を吐き、帰っていった。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 「緊急告知」
現在、連載中の「末法聖人」を、ご愛読していただきありがとうございます。
我が「友達空気放送局公民」は今年の9月より新作「太陽族の方法」
をソーシャルメディア内でのパブリックリレーションとしての試み、企画立案し
パブリック・アクセス権への実験と試論として行います。
合衆国内の法律による規制もあり、一部または全部が英文でのパブリケーションに
なる可能性があります。
具体的な事が明瞭になりましたら、また報告させていただきます。
友達空気放送局公民 スタッフ一同。 小説「末法聖人」37
たち氏(ノーボディ)と末法聖人の衣装の(旧たち氏)は桜井女史に感謝の言葉を述べた。
「ところで、ここは日本なのですか?」
「ここは鎌倉ですよ」
「さっきまでデンマークの森を彷徨ってたと思ったのに、、」
桜井女史はお茶を入れながら落ち着いて
「月が二つ出ているのを確認しましたか?」
「はい」
「そういう事ですよ。」
(ん?どういう事だ?)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」38
たち氏(ノーボディ)へ末法聖人の衣装の(旧たち氏)が尋ねた。
「女史の言った事は、どういう意味なのでしょう?」
たち氏(ノーボディ)「仏体月輪と言うだろう?」
末法聖人の衣装の(旧たち氏)「はい」
「人間は太陽の光を直視する事が出来ない。純粋だからな。なので月に反射した光で人々の心を救うのが仏教なんだ」
「でも、なぜ一つじゃダメなんですか?月が二つも必要なのですか?」
「それは自由意志の為だ!月が一つであれば見誤る。自由を得る為に不自由を欲する人間がいるからだ」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」39
たち氏(ノーボディ)「右の月で救われる人も居れば、左の月の方に救われる人も居る」
末法聖人の衣装の(旧たち氏)「では、もっとたくさん月が在った方が良いのでは無いですか?」
「いや、二つで十分だ。月の構成単位は恐ろしく多い、二つあれば仏法への門は開かれるのだ。」
「二つの月を独立したものと考えて?二つというユニットと考えてですか?」
「ドゥルーズ&ガタリのリゾームを知っているだろう?根源的に繋がりは不確定性による観察しか出来ないのだよ」
「言語と言語の間に必然的にスリットが生じるという事と同じですか?」
「そうだ」
「本当に?」 たち氏(ノーボディ)は大笑いをして「いや、適当に言ったまでだ。今までのは口から出任せだよ」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」40
末法聖人の衣装の(旧たち氏)が尋ねた「本当に貴方は一体誰なんですか?」
「私は役者。ノーボディだから」
「それでは今の私は何者なのでしょうか?」
「君も役者だ」
「舞台装置と観客あっての役者だ。芝居と現実は、所詮硬貨の表と裏。表と裏を剥がして使う人はいないだろう?」
「師匠!上る極楽も、下る地獄も無いという事ですか?」
「何故師匠と呼ぶ?まあ良い、実体よりも縁起を尊びなさい」
二人は目の前の竹林に怪しく光る物体を見た。ソコにはカメラを廻す某有名監督が、、、
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」41
「監督!そこで何やってるんですか?」
監督はカメラのレンズから目を離し鬼のような形相で怒鳴った。
「マイケル・ムーアじゃねーわ!!」
「シンメトリーとアシンメトリーの生成と消滅のドキュメント撮ってるだけだわ」
「私たちは本当に役者になってしまいましたね?」
「いや役者にとってカメラは必要ない。写真やフィルムでは伝えられない物があるから。大勢も理解している筈だ」
「ピーター・グリーナウェイに影響されてるんですかね?」
「ステラおばさんじゃねぇーよ!!」
(何か勘違いしてるみたいですね。この介入してきた第三者は)
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station カルトは要りません
すとーかーばっかりでゴキブリみたいな
カルトは被害者に嫌がらせをする最低な犯罪者です
カルトによる犯罪行為を知ってください
犯罪者は罪を償え
↓
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1459923830/581 小説「末法聖人」42
完全に、たち氏のスワンプマンとなったノーボディ「そろそろ君を、あちらの世界に返さないとな」
末法聖人のスワンプマンになってしまった、たち氏「帰る、帰らないの主体とは一体何です?その裁量権は?」
「知って、どうする?」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」43
元舘氏のスワンプ末法聖人は帰郷する事になった。
「一番遠い所だと思っていたが、ただの中間地点じゃないか」
しかし、この旅は舘氏の意識を改革し、合目的的なしがらみの禊を祓えた。
「師匠!私にも色彩が有ったと、言ってもらえませんか?」
「おいおい村上春樹かよ?ハルキストかよ?私が好きなのは釈尊とタランティーノだけだよ!」
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」44
スワンプ舘氏は何十年も使っていたであろう杖を地面に勢い良く突き刺した。
大きな音を立てて、地面からモノリスが現れた。
しかし、スワンプ末法聖人には愛娘アスカのタンスにしか見えない。
「師匠また会えますか?話したい事がまだ沢山有るのです」
「話したい事が有れば、いつでも、どこでも、語りかけなさい。私はいつでも聞いているから、、」
「師匠!森羅万象悉く、全ては硬貨の表と裏ですか?」スワンプ末法聖人は、真の末法聖人として慈愛に富む笑顔で語った。
末法聖人がタンスに入ると神聖な天使の歌声と共に爆音を上げて鎌倉から消滅した。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 小説「末法聖人」最終話
その日、大勢が舘家に集まった。
小説「末法聖人」 完。
※この作品に登場する人物、団体名等、作品含めて全てフィクションです。
(c)2016 all rights reserved tomodachi air station 校長と久村は勘違いをしていた!
出口調査は女子児童にしか実施していない。
そう、今回の総選挙は男子児童にも選挙権があるのだ!! だがあくまでそれはごく少数派。
ピッチピチブルマの追い上げが始まった! 戦況が拮抗している時に勝敗を決するキーパーソンが存在する
それは少数の裏切り者
具体的に言えば、短パン派男子とピチピチブルマ履きたい女子である
余談ながら、ちょうちんブルマで検索すると結構ヒットし、コアなファンの存在を確認出来る
そう、校長、あなたは孤独では無かったのだ。 開票は順調に進んだ
だが、結果は順調では無かった
ブルマと短パンが互角過ぎた
なんと、最後の一票を残して
同数になってしまったのだ
関係者が見守る中、最後の一票が開票された。
中身は、
「ちょうちん」
無論、校長の投票である。
彼が周囲に流される者だったら
歴史は変わっていただろう
だが校長は漢であった 小説 DSN47 一
汗を拭きながら眩しそうに大学病院から出た。
僕の名前は安本正男(架空の人物名)。28歳。
長い就職氷河期とフリター生活を戦い抜き、今年から正社員に晴れてなれたんだ。
仕事は介護訪問医療の法人内で広報を担当している。
医療法人の正社員と言えば聞こえは良いが、理事長以下、幹部は医師免許も医療従事者の
免許も持た無い、不動産売り飛ばし外食産業経営者みたいなブラック企業の捨て駒さ。
今日もマメに足を使って大学病院へ名刺とパンフレット、そしてちょっとしたネーム入りお菓子を配った。
そろそろ事業所に戻って、、、さっきから変な中年男がつけてきている、、中年男は追い越し様にDVDを渡した
「やばい!児童ポルノのDVDかよ!こんなくだらねえ事で仕事失いたくねえよ!」 小節 DSN47 弐
街のあちらこちらに防犯カメラが在る監視社会だ。線路でもコンビニのゴミ箱へでも捨てたい気持ちだったが。怖かった。
僕は他人にばれないようにジャケットの裏ポケットにDVDをはさみ、脇を強くしめて、とりあえ安全な自分のアパートまで急いだ。
一人暮らしのアパートに戻ると、ケイヨーD2で買った遮光カーテンを閉めて、DVDを取り出した。
盤面には「DSN47」の大きなロゴが、、、、。DSN47なんてアイドルグループいたかな?
アイドルグループ系のコスプレAVか何かかな?
とにかく一度見て、児童ポルノだったらシュレッダーで葬りさろう。
僕はDSN47のディスクをトレイに載せ、ローディングさせた。
しかし、出てきたのは想像を裏切り黒い画面に白文字がゆっくり流れるだけだ。
メンドクサクて読む気にもならず。とりえあえず児童ポルノでは無かった事に安心しベッドに横になった。 小説 DSN47 参
僕は半分寝ながらチャプターを最初に戻し、あらためて退屈そうな文字を読むとは無しに、読んでいた。
「遥か彼方の時代、銀河系のかたすみに、、、、。」なんだ古典映画のパロディかよ。
僕は、いらっちだから倍速に切り替えた。しかし、読んでいくうちにコレはパロディでは無い事が分かった。
ざっくり内容を説明するとこうだ。
昔、伝説のゲームの達人が魂を込めてプログラムしたゲームが存在した。
ゲームをクリアすればブリテン王国の覇者となれるが、失敗すれば命を失う。
最後に大きなフォントで「コレが正にソレなのだ」
最後に「このソフトは未来永劫、完全マルチプラットフォームである」と、そして勝手にカーソルが動き「START」をクリックされてしまった。 小説 DSN47 四
ずいぶん勝手な奴だな。子供の頃TVで観たジュマンジという映画を思い出した。
まあ、ゆうても、だたのゲームや。つき合うたろかい。
「インカムを着けろ!」 ずいぶんと横柄な物言いだな。だいたいインカムって何だよ?収入?僕はすぐにヘッドセットの事だと理解した。
学生時代のバンドで使ってた天マルチメディアのヘッドセットが何処かにあったはずだが、、、あった、あった
本棚の上に置いてある「千葉ねぎ」の段ボールを開け、音ハウス社の元払い票を確認した後、箱からヘッドセットを取り出した。
やはりネギ臭い。iPhoneに接続してブルートゥースとして認識させた。
ヘッドセットから幼児の声が聞こえた。「ようこそDSN47の世界へ!」 僕は「何だよこのガキは?」とつぶやいた。
「ガキじゃないよ。子供だと思って馬鹿にするなよ?」 はあ?シーマンかよ? 小説 DSN47 伍
「教えてくれ、コレって育成シミュレーションゲーム?」。 ガキが答えた「当然!」
「当然って何だよ?何の説明もしないでさ」
ガキは得意げに語る「このゲームによって全世界の人間は幸せになるんだよ!」
俺は「おい糞ガキ、早くルールを説明しろよ!」
ガキ「生まれてくるのは常に子供だ!大人が生まれてくる事は無い!大人の予定調和を破壊するのがこのゲームの目的だ!」
俺「どうでも良いけどsiriみたいにもっと謙虚にウィットに富む話し方は出来ないの?」
ガキ「今、インストールしたPCはネットに繋げてないだろ?まだ本格的には始まらないよ」 いちいちムカつく糞ガキだなあ。
ガキ「お前の最初のミッションは47人のメンバーをDSN正式メンバーにする事だ!」
俺「それってアイドル育成ゲームとか恋愛系、乙女ゲーみたいな?」 ガキ「違うよ3次元のメンバーを揃えるゲームだ!」
俺「ムリムリムリ、特に俺には無理ゲーすぎる」 小説 DSN47 録
いきなりモニターは真っ暗になり、薄らと文字が浮かび上がってきた
「ようこそDSN47の世界へ!」
「愛と魔術の王国へ!」
なんとも古くさい、懐古趣味的な演出だなと、俺の方が顔が真っ赤になった。
画面がゆっくりと切り替わる。と言っても
「club 47 へ入室」 と
「room 47 へ入室」と表示されるだけだった。
僕は小学生の頃使っていたホームページビルダーというソフトを思い出した。それぐらい古くさい。ダサイ。
とりあえず「club 47 へ入室」をクリックした。が、何も変化は起こらない。
次に「room 47 へ入室」をクリックした。すると
5つの小さいウィンドウが開き、5人が会話中であった。「ライブチャット?出会い系的な?もしかして課金されるの?」
画面下部に「派遣疲弊社員が入室しました」。俺の事か?今は派遣じゃねえよ!正社員だよ! 小説 DSN47 質
よく見ると、統一感のとれてない人達だ。 ソレゾレのウィンドウには参加者のライブ映像と
下に名前というのかハンドルというのか、いずれにせよ悪意を感じさせるネームが。というか記号が表示されていた。
「No.6」 50前後であろうか?知的でダンディな中年男、紳士的に見える男。ベルサーチのロバートパーマーみたいな男。
「プリン」 汚いジャージを着たギャル崩れ。あぐらをかいていて時々、自分の足の臭いをかいで「マジ臭え!」が口癖
「ピザは野菜」若い男だが下顎骨の外形線が見えないくらい太っている。バンダナと常にタオルで汗を拭くのが特徴
「εδ」 真面目なOL風。きれいなお姉さん。ピンクゴールドのルキアを腕につけている。
「短冊」 17、8歳位の白マスク少女。短パンにノースリーブ。よく見ると腕と太ももに平行に何本もの切り傷跡有り。
そして僕のウィンドウには、確かに疲れきった顔の下に「派遣疲弊社員」。絶対、悪意あるな、、、 短パンとブルマ、この上位二つで決選投票となった。
無論、校長もこの二つのどちらかを選択するか、または棄権するかの決断を迫られる。 小説 DSN47 蜂
No.6「ようこそ、派遣疲弊社員君」
俺 「あ、どうも初めまして、、、、、って、初めましてって何だよ?派遣疲弊社員って誰だよ?」
No.6「ココに集められた人間は勝手に記号をつけられるんだ。それは皆が知っているのだから気を楽にしてくれ」
No.6「ところで君がどういう人なのかココにいる皆に教えてもらいたい。もちろんゲームに参加した経緯は知っているがね」
俺 (すげえ、!「経緯」を「けいい」と言わずに「いきさつ」と発音したよ!こういう人好きなんだよ俺)
俺「今年から医療法人の正社員で訪問医療の広報をやってます。派遣じゃないっすよ!」
ピザは野菜「超高齢化社会に目を向け訪問医療の選択するのは実に素晴らしいと思います。先見の明が有ると思います。ラブライブの中では誰が好きですか?」
俺(死んだ豚みたいに静かだったのに「ピザは野菜」は一度喋りだすと恐ろしく高速で舌が回るんだな。声の表情も明るいし滑舌もいいし)
短冊「そんな事より仕事以外では何してるの?寂しくなあい?暑くなあい?寒くなあい?いつでもタオルを持ってるといいわよ。虫は好き?」
俺(やっぱ闇 深そう) 小説 DSN47 窮
俺「趣味も無いけどたまーにPCいじって作曲するぐらいかな?」
プリン「どんな曲作ってるんすかー?」
俺「EDMしか簡単に作れないんだよ」
εδ「クラブミュージックね。私はもう卒業したけどトランスやハード・エレクトロ・ハウスまでね。」
ピザは野菜「パーフェクト・ヒューマンですねえ↑」
俺「ちげぇーよ!」 女子児童の間でも意見が割れ始めた。
数多くのジュニアアイドルがブルマ姿を披露する中、ブルマへの憧れを抱いた女子児童も少なくないのであった。
(ブルマなら脚が長く綺麗に見える)
(ブルマで男子の視線をゲットできるかも)
女子児童もまたはしたない欲望を抱き始めたのだ! そして男子児童のあいだにもブルマ待望論が湧き上がった。
スクール水着のようなお尻がキュッとしまったのとは違うむっちり感。
そして女子がよくやってしまうブルマからのパンツはみ出し。
男子児童、そして女子児童ともども情勢は一気にブルマ派へ傾いていった。 久村「校長、ブルマで決まりですね」
校長「どぉ〜でもいぃ〜、そんなにブルマが好きなら男子も教師もブルマにすればぁ〜」
校長は壊れていた、
漢を貫いた結果である。 小説 DSN47 拾
俺「それにしてもコノDSN47とは、どういうゲームなのです?」
No.6「それを知る人には出会った事が無い。しかし、元はポーランドの伝説「47」から始まっているのは確かだ」
俺「グレート・ブリテンとかアーサー王とかじゃ無くて?」
No.6「文学や演劇、映画として何度も演じられようとしてきたが、その度に悲惨な大惨事が起こり誰も内容を知る物はいない」
俺「まるでストリベリーナイトみたいなミステリーっぽい話じゃ無いですか?」
プリン「あのドラマまじやばい。大好きだった」
俺「ドラマじゃなくて、古典文学のストロベリーナイトの話なんだけど、、、、」
No.6「まずい!club47の奴らがアクセスしてきた。room47のゲートウェイを閉じるぞ!」
全然分からん、、、ディスプレイに儚げな裕木奈江が写り込み、ささやいた。
「シレンシオー、、、、、」 小説 DSN47 拾壱
ヘッドセットから急に5Hzを基音にした非整数次倍音が響いた。精神をトランス状態にさせる音だ。
俺のヘッドセットは安ものだぜ?そんな音がする訳が無い、がEQ補正には自信のある俺だ。間違いは無い。
くそガキの声が現れミッションの続きを伝える
ガキ「DSNメンバーの条件は15歳から25歳の可愛い女性で男性受けする奴のみ」
ガキ「次に子供達が憧れるような奴」
ガキ「最後に日本中の女達から嫉妬されない高感度の高い可愛い女性」
ガキ「以上3っつの条件を満たす者だけをDSNメンバーとする事」
俺「何それ?AIDMAの法則か何か? 恋愛禁止ルールとか入れないの?」
ガキ「恋愛は禁止だ。アイドルだからな。」
ガキ「しかし、現実には恋愛禁止なんて無理だ。そしてスキャンダルが必然的に起こる。アイドルだからな」
ガキ「こういう話題性やパブリック・リレーションは必要だ。善後策のプロットさえ完璧ならば逆に好感度は上がる。アイドルだからな。」 小説 DSN47 拾弐
ガキのくせに生意気だな。プロデューサー気取りかよ?
それにしてもポーランドの伝説「47」とはどういう関係だよ?
そもそも「DSN」って何の略だよ?
ガキ「頭を動かせ!チーズは牛乳から作られるんだぜ!」 小説 DSN47 拾参
広報で杉並区エリアを歩いているとスマホが激しく揺れた。プリンが話しかける。
プリン「DSNの意味が分かった。ググったらね、、、なんかIT関連のデータベースって、、違うか?、、、、」
そこへNo.6がチャットに参加した
No.6「ネットで検索して分かる事が真実だと考えるのかね?君の世代は」
プリン「あ!何オッサン!ゆとり世代ディスってんすか?」
俺「まあまあ二人とも、俺が聞く限り二人とも何の悪いバイブスは感じられないし冷静に話しましょう」
No.6「マジシャンが右手で薬瓶を持ち、揺すると蓋が閉じてるのに錠剤が飛び出してくる。知ってるだろう?」
No.6「私たちは右手を見つめずに左手がどう動いているか監視するんだ。左手の動きがマジシャンの仕事なのだから」 小説 DSN47 拾四
俺「何か陰謀論っぽい話になってきましたね」
εδ「陰謀論も他の陰謀を隠す為のスケープゴートとするなら、更に陰謀論よ」
俺「どういう事?難しいよ」
No.6「一般人が入手出来る陰謀論なんて本物なんて信じられるか?陰謀論自体が目的と機能を持って振るされるんだ」
No.6「マジシャンの右手に気をとられている内に、誰も注意してない左手で世の中を操作するんだ」
εδ「そう考えると全てはネクサス構造ね。よく○国の人達をネットで批難してるけど、日本の国策事業のトップ達はね既に、、」
俺「それは前から不思議に思っていました。つまりネットでのヘイトスピーチで逆に真実から目を反らさせる操作なんだと、、、」
(全員は眩暈的なる一大循環論法にハマってしまった)
ピザは野菜「ところで高円寺商店街で美味しい揚げたてコロッケ食べて行きましょうよ!!」
全員(he must be just like livening in the tomorrow land !!!) ブフォッ!
レイザーラモンSGは意味もなくオナラをした。 小説 DSN47 弐拾参
リニア編集、ノンリニア編集ではダメだ!BSパカパーの企画立案に参画したNo.6とεδがリアルタイム4時間放送を
最後の戦いだ、と多数のモニターを見つめる。大選挙、拍手会、ライブと多数コンテンツにより情報元のジャーナリストを
最終的にあぶり出そうとした。
ピザは野菜とプリン、は会場にて監視に余念が無い。ステージに今や痛くて暗い不思議ちゃんキャラで一定層のカリスマになった
大選挙連続第2位の短冊が登場すると会場の雰囲気は一気に代わった。
ネットを通じてか?わざと会場の皆に見せつけるように、片手に例の「週刊慎重」を持っている者もいる。
しかし、コイツらは馬鹿なヘイト団体と同じような悪のり馬鹿の青年達だ。今回のターゲットでは無い。
「週刊慎重」の大見出し「DSN47とは大聖人47!」をワザと表にして得意ツラをしている頭の悪い若造ばかりだ。
もはや人気アイドルグループDSN47の大パブリケーションにより
放送関係、出版関係には多額の広告収入を与え、放送局にとっても今や信じられないような潜在視聴率を持つにいたった
マスコミはDSN47に関しての言及はDSNタブーとなりつつある。
「DSNタブー」これが最後までリーサルウエポンになるのか?どうか?このままDSN47は乗り切れるか? カルトは調子に乗って嫌がらせを続けている
「はーげー命ぃー、ほら、さっさと投票せにゃ!カル党に投票!投票!」
気持ちが悪いので皆は無視するのであった
カルトの嫌がらせを受けると以下のような症状がでます
↓
http://www.e-skin.net/dd_ur.htm
カルトは犯罪者ですので一般人を56そうと嫌がらせをしています
それは精神的に追い込んで自害させるという方法や
上に載せたように原因不明の症状を発生させて直接56そうとする方法が有ります
被害者がカルトが犯罪者だという理由が分かりましたか?
こんな犯罪を何十年と繰り返しているのがカルトです
「全身が痒くなって苦しんで4ね」
「まだ生きてるのか、はやく4ね」
こういう事を毎日カルトに言われているのが私を含めたカルトの被害者です 小説 DSN47 弐拾九
別室にはclub47とroom47のメンバーが集まった。追求の主導権はclub47のヤメ険弁護士と脱藩官僚にあった。
「週刊慎重」の記者だった男が何故、現在「週刊スプリング春」の記者なのか?新たな疑問に。
表向きは「週刊慎重」をクビになった形だが、どう考えても「琉給王新聞」と「中縄エグザミナー」の件だけでは
無さそうだった。スプリング社は某ミュージシャンが介川賞を受賞してからの経営と社会への啓蒙が高評価されてきた。
スプリング社の取材力の高さは莫大な軍資金と、政界、警察内部にも顔が利く男が湯水のごとく金をばらまき
スクープをとれる状況からくる物であった。
一体コイツは何らかの宗教的・政治的信条の元、取材を重ねたのか?
それともただの利己的な経済活動だけのスクープ屋・売文屋だったのか?
これから厳しい尋問が始まろうとしていた。 小説 DSN47 参拾弐
プリンへ糞ガキから次のミッションを伝えられた。
糞ガキ「君の集めた秘密部隊47のアンチDSN47誹謗中傷書き込み作戦は功を成した」
プリン「大変だったんだよ。理屈よりも人選でさ」
糞ガキ「君の努力で今までサイレントマジョリティだった馬鹿達が秘密部隊47の印象操作、大衆操作に乗ってきている」
プリン「それって、私をほめてくれてるって事?」
糞ガキ「君は君が思っている以上の重要なミッションを完遂した。アイスブレイクとして。」
糞ガキ「これからは手を引け。印象操作に釣られた馬鹿達が今後は継続的に藁人形論法というバイアスでDSN47をディスる」
糞ガキ「これからはアイツら、新しいアンチ側の順応主義者として発言力や書き込みが大きくなる。便所落書き掲示板とて影響力はでかい。」
糞ガキ「アンチが増えれば増える程、DSN47の本当の目的は彼らの目から完全に見えなくなる」
プリン「でも放送や報道側との問題は?」
糞ガキ「いや、あの広告代理店、東横堂通社の責務とは一切干渉しない形に持っていけるのだ。」
プリン「本当にF1層とF2層だけで良いの?」
糞ガキ「それで十分だ!社会を動かすのは常にF1層とF2層なのだから、、、末端消費者として、、、」 なんで創価公明板でやるの?
糞下らないゴミ小説よそでやれよ カス 小説 DSN47 参拾八
「ピザは野菜」は思っていた以上に不思議な実力を持っているオタクだった。お陰で世界的ハッカー集団
「Incognito Stealth Landscape」を知る人物と接触が出来た。
その人物とは表に出てこない家鴨チルドレン系と噂される自称・実業家である。
実業家「何が目的か今の所は分からないが、外側からじわじわ攻めて来る気だろう。彼らにも金と利権が、、な」
εδ「紫県知事が下手うったタイミングでスイスイ連邦監査局とジュネーブル州産業経済保安省は骨董品ロンダリング対しての、、、」
No.6「それはハロー効果だ。何故このタイミングで大々的な世界戦略を発表すると思う?」
実業家「その通りだ!皆スイスイだシンガーボールだと騒ぐが、誰もルクマンブルクについては言及しようとしない」
εδ「私も、、、というかコノ国の大勢がルクマンブルクに特殊保税倉庫と保税地域が存在する事すら知らなかった、、、」
実業家「Incognito Stealth Landscapeも最初は自己顕示欲、承認欲求を満たす為の、ただのハッカー集団だったのだ」
実業家「最高の才能と技術、実績を持つ者は、いつの時代でも、、、上位1%の人間に歓迎され取り込まれるか、処分されるかだ」
実業家「君たちの考えも同じだと私は理解している。閣議決定よりも常任特別委員会のシークエンスに苦慮する国会と同じだなw」
音を絞ったTVにはバラエティ番組に出るDSN47のメンバー達。俺は短冊、いや今や大選挙第一位の「田中愛子」の
不器用な笑顔に見とれていた。 小説 DSN47 四十壱
俺と毛林氏は夜焼き新聞社15階から飛び出し急いだ。
誰もモニターや中吊り広告に注目する奴はいなかった。
もう今は誰もスマホにしか興味が無いのか?ゲームやSNS、twitterが彼らの窓口であり
彼らのスコトーマなのだろう。
ホテル新コター二でのゼ二コン談合事件において意外にも寛容な処分だった毛林氏
彼もまた打ち上げ花火をあげたいのだろうか?
俺は毛林氏と共に高級住宅地、田園コロコロ駅東口に着いた。
元・紫県知事の家は古ぼけた高級住宅地の中でも意外に地味だった。
赤レンガタイルと二階ベランダの黒くて高い目隠し塀が特徴的だ。
俺はインターフォンを押した。 >>375
自分一人が書いた小説をここでコピー&貼り付けて誰か読んでくれるだろうと思って自慢したい気持ちはわからんでもないがよそでやれ 創価に痛いかどうかはともかく。長く小説を地味に続けてきたなと思う
今日この頃ごろです 「久村先生!次は体育の授業ですよ!急いでください!」
同僚の五十嵐隼一に言われた。 「生徒の中にオナラサイボーグが混じっとる。そやつを見破るのだ!」
そう唱えるとオナラ一族は去っていった。 衆人の前できんまんこ発言する人物をトップに据えるカルト団体関係の板ですから。
神経質になるのは止めましょう。 ゴキブリカルト野郎が調子に乗ってるからね
犯罪者は居なくなれ
「被害者の近くで皆で笑っていれば勝手に自害する」
これはカルト野郎が言っていた事ですが、
それをしているつもりなんでしょうね
集団ストーカーっていうのはね
カルト野郎が連携を取って一人の被害者に対して嫌がらせすることだよ
不必要に笑い声を上げて馬鹿にしたり、悪口を言いまくったりね
付きまといってのもあって被害者の周りにカルトが集まって来る
待ち伏せしたり、家の前で待機していたり
詳しくは下に纏めたものを載せておくよ
一般の方が来てると分かった時はカルトが調子に乗って荒しますから
↓
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1459923830/701 政教分離しなきゃならんのに創価信者は開き直ってしまった、パチンコ屋と同じ道を辿るだろう ブフォーーーッ!
久村は意味もなくオナラをしてみた。 うるせぇ、黙れ
____________________________________
カルトは嫌がらせによって人564をする犯罪者です
「被害者の近くで皆で笑っていれば勝手に自害する」
これはカルト野郎が言っていた事ですが、
それをしているつもりなんでしょうね
集団ストーカーっていうのはね
カルト野郎が連携を取って一人の被害者に対して嫌がらせすることだよ
不必要に笑い声を上げて馬鹿にしたり、悪口を言いまくったりね
付きまといってのもあって被害者の周りにカルトが集まって来る
待ち伏せしたり、家の前で待機していたり
詳しくは下に纏めたものを載せておくよ
一般の方が来てると分かった時はカルトが調子に乗って荒しますから
↓
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1459923830/701
そして、カルトの嫌がらせによって精神的に追い詰められた人と、
それを喜んでいるカルト野郎の例
↓
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1466646766/78 「おほほ〜!くらいなさい!必殺・オナラサイクロン!!」 「ブボッ!ブッ!ブブブ!ブリブリブリ〜!!」
前田幸子はオナラではなく「実」を出してしまった! 774 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M :2015/09/15(火) 07:14:43.13 ID:14pnWj//
私が書かないとここまでこのスレは伸びなかった マラウイ共和国では、「公序良俗を遵守する」という目的で、2011年2月、公共の場所での放屁を禁止する法案が提出された。 ボトッ! ブチョッ! ベチョッ! ブチャッ!
おびただしい量の「実」が排出されてゆく 前田幸子が繰り出した必殺技・オナラサイクロンは失敗したかに思えた。 小説 ゴータマ☆お兄さん 1
日本初の新興宗教GK団は海外への信者獲得のため新たに組織
「GKI教団」をつくり、先進主脳国から第三世界まで布教活動を始めた。
信者数は予想に反して増えている。
しかし、問題は山積みである。
GKI理事長の小場氏や政界との強力なパイプを持つ座頭氏は頭を悩ませた。
日本か国内のGK教団員と同じ方法論で、海外GKI教団を大衆統制が出来にくい事に気づいたからだ。 小説 ゴータマ☆お兄さん 2
日本国内のGK団の団員数減少を克服し世界的な広宣を目的として始めたGKI構想であったが
現在の所、会員数を増やしている俗なる理由は
ヘタリア等のカトリック教国内でのLGBT被差別者の取り込みや
アメリゴ等、ペトナム戦争以降のビートニクカルチャーから続いている
東洋思想への憧憬から、GKI教団員になる外国人が多かった。
つまり彼らは全体主義、順応主義からの逃亡と
自由な土地、約束された土地をGKI教団に求めているのが実情であった。 小説 ゴータマ☆お兄さん 3
他にもゲルマル国は炭坑労働者
リュミエール国は主婦
ウィリアムブレイク国は特徴は無く
ロジアフェデレーション近隣国は政治的被害弱者、などである。
また最大のハムニダ国は自己実現を求めるアグレッシブな
GKI会員が多いのだ。
日本のGK教団は一体、海外のGKI教団の統一化について
日本国内のGK教団原理主義派通用しない事を肌で感じていた。 小説 ゴータマ☆お兄さん
日本国内のGK教団は世界統一大衆統制を目論み突然の教条変更を行った。
GK教団の商標登録や教則改革など
日本国内のGK教団員には素直に受け入れられた。
しかし、海外GKI教団員の中には日本国GK教団よりも、熱心な信仰ゆえ
この教条変更へ疑いの目を持つ物も増えて来ている。 小説『救済者』
粗筋:宗教を利用して天下盗りを目指す男のピカレスクロマン! 小説 ゴータマ☆お兄さん 5
GK団組織としてcomprehensive regulatory部門を新しく改変した。
これは旧、international/international public relations/language departmentの
bureauが統合された部門である。
不思議な事に、国内のGK教団員よりもコレは海外GKI教団員に疑問を与えていた。
この情報に過敏に反応している。特にアメリゴ国GKI教団員に対して。 尾行あり、盗聴あり、選挙犯罪あり、強姦あり、ヤクザ利用あり、言論出版妨害ありの何でもありのピカレスクロマン! 小説『救済者』
ありとあらゆる陰謀謀略で教団組織の権力者となった男は、次に日本国を我が手中に収めんがため
政党を創設して権力奪取へと向う・・・。
政教分離の盲点を突く男のピカレスクロマン! 小説 ゴータマ☆お兄さん 6
アメリゴ国のGKI教団員は、今までの自由な仏教団体、東洋思想空間に心を安らぎを求めたいた。
しかし、アメリゴ国に派遣された日本GK団の駐在員が本格的な指導を始めると
アメリゴ国GKI教団員達は一斉に態度を変えた。
特に北東のニュー・ウィリアムブレイク地域や
南部の聖なる書地域で差別を受ける肌が白く無い人達が盛んに議論を始めるようになった。 小説 ゴータマ☆お兄さん 7
アメリゴ国のGKI教団員達は密かに「ゴータマ☆お兄さん」という漫画が回し読みされていた。
これは数年前日本で話題になった「聖☆おにいさん」という漫画にインスパイアされた人物
身元が分からない謎の人物が発行しているサブカル同人誌のマイナーな漫画だ。
まるでペトナム戦争時代、ヒッピーやコミューンの若者が「バルドトドル」や「かもめのジョナサン」を
回し読みするような、ある意味カウンターカルチャーの様相を呈していた。
ギャグ漫画の中にも仏教の本質が正確に記されているという
娯楽漫画なのか?思想的漫画なのか?判断がつきかねる漫画である。 小説 ゴータマ☆お兄さん 8
日本からのGK団駐在員がドラスティックな指導を始めた。
アメリゴGKI教団員がnamu-songと呼ぶ呪文を行じる時の
結跏趺坐を先ず禁止し、アメリゴGKI達が大切にしているイコン
ブッダ像を回収し始めた。
アメリゴGKI教団員は怒りまくる
「俺たちが信仰していたのは仏教では無いのか?」
派遣駐在日本GK員も叫ぶ
「そうだ!お前らの信仰しているゴータマ・シッダールタは邪教だ!今は末法の時代なのだ!」
アメリゴGKI「末法?」
「今は第七の封印が解かれるという意味か?」 小説 ゴータマ☆お兄さん 9
すると七人の天使が現れ、次々にラッパを吹き出した。
アメリゴ国民は皆、恐れをなした。
しかし、何も起こりはしない。
やがて七人目の天使がラッパを吹くと、第七の封印がいよいよ解かれた、、、
天地を揺るがす轟音と共に一人のお兄さんが現れた。 小説 ゴータマ☆お兄さん 10
アメリゴGKIメンバーは歓喜に良いソレゾレに叫んでいる!
Our Master ! Gautama Buddha !
The Majesty of My Life !
Master! We Want Your Explanation!
They Feel Awestruck
そしてゴータマ☆お兄さんは、慈愛に富む微笑で語った。
Nothing form Nothing leaves Nothing !
世界は大歓喜に包まれた。
小説 ゴータマ☆お兄さん 終わり 消えたと思ってたらまた邪魔な奴が沸いて出てきやがったな。
邪魔者扱いされてるのに本人はきっと自分が書いてるもんを読んでくれて感銘してくれてると勘違いしてるんだろな(笑) ゴゴゴゴゴー!!!
前田幸子たちの頭上に怪しげな雲が現れた! 突然下品な面構えの老人が現れ「キンマンコーキンマンコー」と連呼しだした。
それに釣られるように、地獄の餓鬼とおぼしき男女が次々と集まってきた。 よく見ると下卑た老人は薄汚い性器を丸出しにしていた。
更にその前方に尻を突き出した頭の禿げあがった中年の男が・・・。
その男には見覚えがある。確か・・・。 0020 ルンペン3世 2014/09/01 10:08:59
ふっふっふ時代の流れにインプット
俺がうまくいかなかった事っていう事にして無差別殺人か学会で変死
返信 ID:/mqxwdU6 @ @ @
|\/\/|
└────┘
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|:ミ 脳 梗 塞 ミ:|
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(jヽ ヽ二/ ヽ二/ |)
、〉 ハ− - ハ 〈
イ ゝ_/\/\ノノ|
' ィ' \しw/ノ.ノ |
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'./.// \ヽ .ノ
|. fY タ カ リ Y| |
|. | | /\)(/ヽ | | | <せっ性器用しンぶン!!
|.(V <゚ )| (。> V) |
. / ̄.| ー | ー | ̄\
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. :(_⊥_⊥_) \ `しw/ / (_⊥_⊥_)
∪ 思い出した。舛添だ!!この外見からは想像もつかないが、政治学者・国会議員・東京都知事と
華々しいキャリアの持主である。しかし、都民の税金をしこたま使い込み知事の職を追われた。
姿を晦ましていたが1年後、懲役3年の実刑判決を受け刑務所に収監されたと聞いていたが・・・。 (電波盗聴器を捜査に使えば、冤罪も未解決事件も激減するんじゃないのかな。
何よりも捜査費用は大幅に削減出来る。犯罪そのものが激減するだろう。
カルトが使用すれば地獄のカルト会館もスパイを防げるだろうし) >>440
日本語でおk
あ、学力中卒未満消防レベルだから無理(爆w >>442
おまエラって本当に馬鹿だよね。IDが晒されてるの自覚できないの?
カルトなのも自覚できないから当然か?
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1347288522/883
日頃のリアルでのきんまんこなむなむげきょげきょよろしくコピペストーカーを繰り返す、キムチ悪いストーカー集団君。
俺がどこで「さっさと日本から出て行け」「テロリスト」なんて書いたんだい?
君らが俺を統合失調症だの消防レベルだの書いた痕跡は幾らでもあるけど。
そして、俺がヘイトスピートだとすると、地獄のカルト創価は特定民族・国の為に日本人をペテンカルトビジネスに落とし込んでると
白状してるのかな?
それとも、地獄のカルト創価は脅しが日常茶飯事だと示してるの?
こんな感じで記事のリンクを貼るのがヘイトスピーチになるのかな?
キムチ悪いストーカー集団君達がやってるのと同じだよね。
http://www.sankei.com/premium/news/160922/prm1609220018-n1.html
韓国企業のブラックさは日本の比じゃなかった! 未払い賃金は1兆ウォン超 「ヘル朝鮮」の異名も…
http://www.sankei.com/premium/news/160922/prm1609220018-n2.html
日本の10倍、世界最悪レベルの未払い国家 >>442
>学力中卒未満消防レベル
Fランク大や最低偏差値大に見えるの?
そんなのは滑り止めにすら検討することなく生きて来れたけどね。 21世紀にもなって、齢40歳にして
独身、製パン向上で働く純朴な男がいた
純朴すぎて人を疑った事が一度も無く
それにより不利な立場に立たされても
それさえ気にしない男だった 「お前の心は電波で全てを盗聴している!」仮面ライダーZXが現れた。 「ほう、それで?」
パン工場の男が言った。
「お前がジャムおじさんだと言う事は分かっているんだ」ZXは叫んだ。 「ぬふふ・・・引かかったわね! さあ、今すぐこの婚姻届けに押印しなさい」
「何だと、お前は・・・」
「前田幸子よ」
ババーン! 「ええ? しかしそれじゃ、あれは、あいつは誰なんだ?」
「出来の悪いクローンよ」 「前田幸子は俺様がもらった!」
ゴータマ☆お兄さんが現れた しかしこのスレの読者は、ゴータマ☆お兄さんの話を全く読んでなかったので彼のことを認知しているものは皆無だった。 「出て行きなさい、ゴータマ☆お兄さん!ここはおまいのいるべきスレではないわ!」と、前田幸子が一蹴する。
久村や愛菜ちゃん、その他多数の全キャストがゴータマ☆お兄さんに帰れコールの大合唱を始めた。 そこへアーナンダが登場。女性達はイケメン・アーナンダの美貌に心を奪われた
アーナンダはゴータマ☆お兄さんの手を引いて高円寺のアパートへ
残念がる女性達を見てマハーカーシャパは笑っている
ゴータマ☆お兄さんは「悟れアーナンダ」と一喝
マハーカーシャパは更に大爆笑 「愛菜ちゃんはもらったぜ!うへへ」
久村が再び芦田愛菜ちゃんに飛びかかった! 待て! 幼女と聞いて黙っては居られない!
とエホバの商人が参加する為の承認要求をし始めた
しかし、ユダヤの大商人は頑にコレを拒んだ オナラサイボーグ・前田幸子のオナラの威力によりゴータマ☆お兄さんは死亡した。
以後このスレに登場することは一切無い。 ナザレのイエスが現れた
「前田幸子は俺のもの」
「この女は香油を注がれるべき人である」
それを聞いたマグダラのマリアはイエスの後頭部へケリを一発 オナラサイボーグ・前田幸子のファイティングオナラアタックに全員、気絶し倒れたかに見えた。
しかしムクッとこの男は立ち上がった。
そう、影の主人公・久村友恒であった。 気絶している芦田愛菜ちゃんに近づくとすかさず愛菜ちゃんのパンツをおろした。
「うっひょ〜!」 久村は毒ガスマスクを着用していた。
前田幸子のファイティングオナラアタックやVXガスにも対応できる代物だ。
久村はマスクを外すと芦田愛菜ちゃんから脱がせたパンツを鼻に近づけクンカクンカと臭いを嗅ぎ始めた 久村は激しい悪臭に気絶した。気絶するとベトナムの野戦病院のベッドの中だ
久村は自分の認識票を確認した。そこに書いてある自分の名前は
ヤコブだった 芦田愛菜ちゃんは語りかける
「私の本当の名前は大天使ガブリエル」
「アブラハムの息子よ!私はあなたを祝福し、あなたを守る」
ヤコブ(久村)は空から階段が降りてくるのを見つめていた しかしロリコンのヤコブには巨乳趣味は無い
いきなりケニーがスジャータに襲いかかった
スジャータは38スナッブノーズでケニーの眼球を打ち抜く
スタン・マーシュ「ケニーが殺されたー!この人でなしー!!!」 そして久村は芦田愛菜ちゃんの禁断の部分に手を近づけた。 芦田愛菜ちゃんは叫ぶ「今日はシャバットよ!」
久村「シャバット?」
芦田愛菜ちゃん「私はイスラエルの民、ユダヤ人よ!」
「戒律を破るとどうなるかしっているわね?世界は誰が動かしていると思っているの?」 久村は慌てて自宅に逃げイスラエル政府のサイトを検索した
そこにはイスラエル政府発行の手配写真
ナチス戦犯クルト・ドゥサンダーの写真の横に久村の写真と指紋が公開されていた
久村のプロフィールにはベルゲン・ベルゼンとアウシュビッツの収容所副所長との記述が、、、 久村は両手の人差し指で愛菜ちゃんの禁断の部分を思いっきりくぱぁぁぁ、っと開いた。
そこには見たこともない輝きを放つ艶やかなサーモンピンクを目にした。 どうしてもスケベな展開へ持って行くな
タランティーノみたいな逸脱の美学ってもんは無いのかい? 池田名誉会長が唱えた“八王子聖地構想”に見え隠れする“学会養成機関”という思惑
http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-1592.html
人間主義の都 八王子
わが八王子は、21世紀の偉大なる“大本陣”である。
この大地から、大いなる“教育”と“文化”と“平和”の波動を、全日本へ、全世界へ、千波、万波と広げ、開いてゆくのが八王子の使命だ!
私が八王子を死守する! 師弟に背く輩は、そして、会員を尊敬できぬ輩は、断固として排除すべきだ。
ここに八王子の伝統がある。尊き同志と戦える偉大な伝統がある。 >>479
>タランティーノみたいな逸脱の美学ってもんは無いのかい?
全くだ、激しくも切なく同意。
と、リンカーン・谷川はカフナバーガーに齧り付きながら掲示板にレスを打ち込んだ。
長編小説だと、多少の濡れ場も必要だが、そんなものユマの爪先のアップで充分だ。
描写力があればのの話だが。
その時メールがきた。
[仮面ライダーZXが、まだ生きてたらしい。 消せ」 ナイスガイ・エディはMr.ホワイトへ連絡する
「今すぐ来てくれ、リンカーン・谷川が怒っている」
Mr.ホワイトが彼の事務所に到着するとリンカーン・谷川は窓を向きながら
豪奢な革製の椅子に静かに座っていた。隣ではナイスガイ・エディが困惑顔
リンカーン・谷川がこちらに視線を送る事無く
「Mr.ホワイト、、、君には失望しました、、いつになったらZXを殺れるのです?」 Mr.ホワイトは苛立ちながら吐き捨てるように言った
「トビー・ウォン?トビー・チャン?ファッキン・チャーリー・チャン?
俺を誰だと思っているんだ」 そう叫ぶとおもむろにリンカーン・谷川は
振り返り一枚の写真を見せた。リンカーン・谷川は静かに語る
「ビッグ・リボウスキーに秘密を握られた。奴は既に動き出している、、、」
Mr.ホワイトとナイスガイ・エディは顔を見合わせた 屁の音をアイズに
クラリス捜査官はバッファロー・ビルの家へ突撃! しかし部屋の中にはカムパネルラが独りっきりだ
とても寂しそうな目をしてカムパネルラは窓の外に見える
小高い丘と、そこに建つ小さな山小屋を指差し
「あそこにいるのは僕のお母さんだよ」と言い残し彼は消えた 音も無くジョヴァンニが後ろから近づき静かに囁いた
カムパネルラはねぇ、ここでずっと仕事を探してたんだ
彼の探していた仕事は畑の上で元気に遊び回る子供達を監視する仕事さ
そしてね、カムパネルラは言ったんだ
「もしこの星に、ライ麦畑から落ちそうな子供の手をしっかり握ってやる」
「もしこの星に、そんな仕事があったら僕はそれを一生の仕事にしたいんだ」
、、、、ってね ジョヴァンには続ける
でもカムパネルラの夢は夢のまま終わったのさ
ここには既に子供は独りもいなくなってしまったからね、、、、
ライ麦で危ない子供達を捕まえる、守る、キャッチャーにはなれはしなかった
ときどきカムパネルラは天の川を見つめながら言っていたよ
「あれが牛乳の川ならいいのに、、、」って ジョヴァンニとクラリス捜査官は手をつなぎながらカムパネルラを探しに丘へ登った
小屋の前に不思議なクラウンが笛を吹いて待ち構えていた
笛吹き男は二人に尋ねた「君たちはいくつだい?」
クラリス「私は23」
ジョヴァンに「僕は14歳だよ」
笛吹き男「おい女!お前は大人だ小屋の中には通せない。少年!君の年齢なら、、、、おい、ちょっと待て」
「少年!お前のその左足はどうしたんだ?」
ジョヴァンニ「僕は母を助ける為に毎日印刷所で活字広いをしているんだ。そのせいで足が不自由に」 笛吹き男は残念そうにいった
「悪いが二人とも小屋の中には入れられないぜ。早く家に帰りな!」
クラリス捜査官は録音状態のまま笛吹き男に何故ここで笛を吹いて子供達を待っているのか?
聞き出した。笛吹き男は驚いた事に現役の弁護士だった。彼が言うには
やはり弁護士だった父が、昔起こった児童連れ去り事件について責任と賠償
問題を住民に突きつけ、そのため村民達は互いに監視し合い
信頼関係を失わせた罪を償う為に、児童連れ去り誘拐事件の真相を
探っているのだと言う。
そう話すと笛吹き男は、セルティックな物悲しいメロディを吹き始めた >>492
こいつ、創価の成りすましだな。
五条は残り時間を気にしながら、必死チェッカーを開いた。
あと、20分ほどで店を出なければいけない。
2時間1000円のネカフェ、週一度だけの彼の楽しみだった。
ID:5Wmy3PU、、、、、と。
http://hissi.org/read.php/koumei/20161128/NVdteTNQVUY.html
同志誹謗になるから言いたくはないが、内部アンチを装いながら、組織のために工作活動をする。
五条はこのような男を虫唾が走るほど嫌っていた。
まるで、リンカーン谷川のようではないか。
あぁ、もう時間だ、ポイントが貯まったから来週は無料だ。
これも功徳だなw
嬉しそうに笑いながら店を出る五条と、すれ違いに入ってきたのはポン引きの仕事を終えたG係だった。
彼も2時間に勝負をかけていた。 >>494
ルールが変わっている!
と片桐仁が叫んだ 片桐も前田幸子も、悪臭と共に異次元の彼方へと飛び去り二度と地上に戻ることはなかった。
− 完 −
G係は我儘にも話を勝手にぶち切ってから、飲み放題のコーヒーを一口飲んだ。
狭いアパートに帰れば、ネットがない訳ではない。
五条ほど生活に困窮してるわけではない。
だが、今日は真っ直ぐには帰りたくない気分だった。
酔客に絡まれ疲れたこともあったし、最近、俺を揶揄するコピペが少なくなったことも気になった。
今日はどうだろう。すぐにでも確かめたい気持ちもあったからだ。 そこへ支部長から電話が
「どうでもいいけど財務は3桁な?」
「お前が何言っても奴隷には変わらないからな、、、バカめ」 またしても全員が気絶したかに見えた。
しかしこの男はむくっと立ち上がった。
そう、久村友常である。 「前田幸子、こいつは毎回使えるヤツだぜ!」そうつぶやくと芦田愛菜ちゃんに近づいていった。 久村が芦田愛菜ちゃんのスカートをめくろうとしたその瞬間・・・
「お待ちなさい!」
前田幸子もようやく目覚めたのだった。 「出て来なさい、政教一致@大阪!いるのはわかってましてよ!このスレはあなたがいないと話が進まないわ!おい、政教一致@大阪!創価を愚弄する小説を書けゴルァ!!」 そこへ末法聖人がタイムリープして登場。
末法聖人は自分の後世弟子達がどのように仏法を受け継いでいるのか?と
綜花学会の会館へ様子を伺った。しかし聞けば聞く程末法聖人の顔は憤怒の形相
ついに末法聖人が立ち上がり大声で叫んだ
「わしは、そんな言葉を言った事が無い!」
それを聞いた綜花学会員達は「黙れ!お前は日本共産党のスパイだな!」と
末法聖人を袋だたきにした。 その時突然次元の裂目が現れ、久村友常も末法聖人も、政教一致@大阪・芦田愛菜・共産党員等も裂目に飲み込まれて二度と姿を現す事はなかった。
奈落の底から、微かにアイゴーと叫ぶ彼らの声が聞こえたような気がした。
― 完 ―
またもや、G係は勝手に話をブチ切った。
モニターに向かったG係は愕然とした。
なぜだ、あれほど7年間も続いた粘着コピペがないのだ!
これはどういう事だ? 忘れ去られたと言うことか?
そんな筈はない。これは勝利なのだ! 7年間戦い続けた結果が出たのだ!!
G係は喜びを噛み締めた。
そうだ、アンチの皆にお礼を言わなくちゃ
創価板のみんなありがとね (-人-)
地獄のきんまんこ粘着カルトストーカーFラン大出を撃退したよ (-人-)
*初心者のみんなもありがとね (-人-)
キムチ悪いストーカー集団の低能キチガイ馬鹿地獄のきんまんこ極悪カルトストーカー集団をやっつけたよ (-人-)
G係は馬車馬の如くコピペし始めた。
高揚したのかいつもよりペースが速く、すぐに100コピペを超えた。
さて、どうなることやらw G係は100コピペ過ぎたところで一息付いた。が、目敏く見つけた。
「まだ居たのか」、G係は見逃さなかった。
それは、アンチによる真っ当な書き込みだったが、狂気に支配されたG係の目にはそうは映らなかった。
アンチ: クソスレあげんな
G係 ◆dQO3LlCLQE
おいおい、学術論文が一遍もない池田にとって、珍しいウリジナルだろ、ウーマン、イトマン、キンマンコ。
創価板にとって池田ウリジナルを広めるのは価値あるだろ、ウーマン、イトマン、キンマンコ。
それに、どうせ日曜の夜に上げるよ、ウーマン、イトマン、キンマンコ。
そして、コペペストーカーしてるのは、おまエラから見てもきんまんこカルトに見せるから、原因を指摘しないんだね、
ウーマン、イトマン、キンマンコ。
アンチ:
お前が下げずに書き込むことで 有用なスレが下がるんだよ。 2度と書き込むなゴミ
G係 ◆dQO3LlCLQE
ゴミって言うと街金の取り立て屋上がりでカストリ誌の発行を経てペテンカルトビジネス運営に注力したのを
指導者なんかと崇めるカルト関係者に見えるの? ウーマン、イトマン、キンマンコ。
有用なスレってのはどれ? ウーマン、イトマン、キンマンコ。
君がそのスレを盛り立てれば良いだけだろ、ウーマン、イトマン、キンマンコ。
俺は書いたように、創価板にとって池田ウリジナルを広めるのは価値あると思ってるんでね、ウーマン、イトマン、キンマンコ。
必死でコピペしまくるG係の眼は人間のモノではなかった。 人間のモノではなかったと言うと地獄のカルト住人とか?
そんなキムチ悪い低能キチガイストーカーズみたいになってたか?
きんまんこなむなむげきょげきょするのが快感の変態とか、
きんまんこなむなむげきょすれば何でも願いが叶うと思ってる馬鹿とか?
そんな人間を捨てた姿になってたか? あるいは、やっぱり書き逃げするだけのキチガイ卑怯者になってたか?
ね。低能バカはミスタッチの揚げ足取りに励むからね。
そんな低能キチガイ卑怯者集団の地獄の住人丸出しで、人間を辞めてたか?
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1312460100/588- >>506
そもそも、こいつが典型的な極悪きんまんこカルトをアンチと捏造する
極悪きんまんこカルトなのであった。
近頃のきんまんこカルトの無意味な捏造は馬鹿馬鹿しくて、さすがは
Fランク大を一流大学と言い、各種学校夜間部中退で学術論文が
一遍もないのを博士呼ばわりし、卒業扱いにした大学を最低偏差値に
貶めるのを世界知性と崇める、人間を捨てた地獄の住人基準なのであった。(-人-) >>507
>人間のモノではなかったと言うと地獄のカルト住人とか?
>そんなキムチ悪い低能キチガイストーカーズみたいになってたか?
そう、まさにそのようなおぞましい姿になっていた。
気が付いていないのは、G係だけだったのだ。
「今まで7年間も地獄のキンマンコかるとストーカーと戦っているつもりだったのに・・・」
「アンチを相手にしてたのか・・・。それじゃ、勝てるわけがないよな」
珍しく、G係は内省的になっていた。
そういえば、「くそスレあげるな」とか「連投するな」とかよく言われたことを思い出した。
言ってみれば、2chの基本的なルールを教えてくれていたんだ。
それを、地獄のキンマンコかるとのストーカーと勘違いしてた自分がとても恥ずかしくなった。
一日中、24時間社会は動いているんだ。
それを昼間から書き込んでるからニートだと言ったりして、何て世間知らずだったのだろう。
G係は打ちひしがれた気持ちで店を出た。
「よく頑張ったねG係さん。立派だよ、よく気付いた」
どこからか、五条の声が聞こえたような気がした。
− 完 − >>511
>「アンチを相手にしてたのか・・・。
こんな妄想を書き込みのも、Fランク大を一流大学と言い、各種学校夜間部中退で学術論文が
一遍もないのを博士呼ばわりし、卒業扱いにした大学を最低偏差値に
貶めるのを世界知性と崇める、人間を捨てた地獄の住人基準なのであった。(-人-)
きんまんこカルトがキムチ悪いストーカー集団だなんてのは、もはや日本中で知れ渡ってる
ことなのに。
>それじゃ、勝てるわけがないよな」
もちろん、こんな妄想を書き込みのも、Fランク大を一流大学と言い、各種学校夜間部中退で学術論文が
一遍もないのを博士呼ばわりし、卒業扱いにした大学を最低偏差値に
貶めるのを世界知性と崇める、人間を捨てた地獄の住人基準なのであった。(-人-)
勝ち負けでしか判断できなく、何が何でも「きんまんこカルトの大勝利ニダ!」と叫べば快感が得られるのだった。
それはまさにきんまんこなむなくげきょげきょしてのストーカー行為にエクスタシーを感じる変態集団であり、
衆人の前できんまんこと叫ぶ街金の取り立て屋やカストリ誌の発行からペテンカルトビジネス運営に注力したのを
日蓮の生まれ変わりと崇める、人間を捨てた地獄の住人基準なのであった。(-人-) 「おまエラは低能キチガイ馬鹿ストーカーのへなちょこを出してる時点で
がキムチ悪い地獄のきんまんこ極悪カルトストーカー集団だってばれてるし
また日本にきんまんこカルト創価はストーカー卑怯者だらけの嘘吐き捏造集団だと
広めたね」
閲覧者は呆れかえるのだった。(-人-) ストーカー関連スレは覆せない証拠が揃ってるから、小説板なら捏造も許されるだろうと
思った浅はかさは、ゴーストライターに任せてもノーベル文学賞を取れると思い込み、
機関紙で捏造すれば、それが世界基準だと思い込む、人間基準で言えば治癒不能の
重度の疾病、地獄の住人であれば当然の行動なのであった。(-人-) 閲覧者は思った。「創価がストーカーだってのは、そんなに有名なの? 俺は世間知らずだからな」
試しに「創価 ストーカー」で検索したら58万件もヒットした。
中には数百人も証言しているスレッドもあるから、58万の何倍もの証言がネットに転がってるのか
見当も付かなかった。
なんだ、カルト創価がマスコミを牛耳って報じないだけで、創価がストーカー集団だなんてのは
もはや日本人の常識だったんだ。
閲覧者は日本人としての常識を一つ身に着け、「これをまだ創価の恐ろしさを知らぬ周囲にも広め
カルト地獄に堕ちる被害者を減らさなければ」と心に誓って眠りにつくのだった。
おやすみ。」 >>512-515
しかし、韓国が正統派の「江南スタイル」でその音楽性を評価されyoutubeで記録的PV数を獲得したのに対して、
ジャップは「アッポーペン(笑)」みたいなイロモノでしか世界で受けを取れない事実は両国の格の違いを証明しているし
ジャップは国際社会において「ネタ枠」というか、存在自体がギャグと見なされていると言えますよね?
まあこの板に湧く「ギャグ係」という基地外粘着逆ストーカーネトウヨですが
学会を集団ストーカーと決め付けて五条氏に「社会で通用する証拠を出せ」と完全論破されて
一つも出せずにファビョり100連投して誰もかまわなくなりましたね(^ω^)
http://i.imgur.com/xNwgYq4.png >>522
キムチ悪いストーカー集団の低能キチガイ馬鹿地獄のきんまんこ極悪カルト創価が
相変わらずキチガイ丸出しでストーカーしてるけど、短い文の中で火病の箇所が多過ぎて
どうするかね。
とりあえず、キムチ悪いストーカー集団の低能キチガイ馬鹿地獄のきんまんこ極悪カルト創価が
韓国押しである証拠の一つとでもしておきますかね。
キムチ悪いは正当な表現である、とか。 ここにも貼っておくか。
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20161215/Recordchina_20161215057.html
韓国ではトイレで用を足した後にトイレットペーパーを便器に流さず横のごみ箱に捨てるのが
一般的だったが、これが不衛生だとして
って、おいおい。 尾根山という男は元々の出自からして商人としての目が利く男であった。
尾根山は地頭の良さや身代の人間関係も相まって天下国家の
東京大学へ進学した。
(つづく) 東京大学と言えど大学は大学。
中にはいかにも未来のエリートといった学生もいれば
大戦直後に焼け跡を闊歩していたようなバンカラ学生もいる。 「ようこそオナラの里へ」
お花畑にはとても似つかない老翁な現れた。 するといい匂いがしてきた。
肉が焼ける匂いだ。
黒澤敏晃が匂いにつられてたどっていくとそこには一軒の外食店があった。
看板を見ると「ペッパーランチ お花畑店」と書いてあった。
黒澤は店の中に入った。
「むむ?お、おまいは久村!!」
黒澤は驚愕したのであった。 「店長、ペッパーライスの作り方わかんなねっスよ!」
若手のバイトが久村に声をかける。 「逆に女子小学生はいないか?」久村は若手バイト店員に問いかけた。 「久村、妻がいるのにまだ炉か」
ちなみに久村には智恵美と言う妻がいる。元教え子だ。
「それとこれとは別だ」久村は言う。 「それはそうと、何か食っていくか?」と久村
「女性客監禁セットってのは何だ? マイナス2万円だと?
これを頼むと逆に金が貰えるのか」と黒沢 「あ、いや、それは食い物じゃない」
「ほほう」
「それより、例の話を知っているか?」と久村
「例の話?」 「『先生』がもうじき死ぬという話だ」久村は事も無げに言った。
「聞いている。たぶん真実だろう」 「そこでだ。創価学会は急成長の過程で莫大な量の資金を集めた。
当然、主体は「財務」と言う名前のお布施だが、他にも色々あった」
「だが、使うほうも使っただろう? たとえば全国にある文化会館だ」 「もちろん、入ってくるばかりではなく出て行く金もあったさ」久村は言った。
「「それで? 信濃町でも襲うのか? 金なんかそんなにないだろう」と黒澤
「ああ、しかしな・・・創価学会は宗教法人だから税務監査を受けていない
わかるか、この意味が? つまりいくら学会の手の中にお金が入ったのか知っている者は
いない訳だ」 「ほう、それはそうかもな」と黒澤は興味なさげに言った。 「実際には、300億とも言われる学会の隠し金が存在しているらしい」と久村。
「手に入らないんじゃ得に書いたもちだぞ」
「手に入るとしたら、どうだ」
「どうやって? 現金でどこかにしまってあるなんてありえないだろう。過去には
金庫に現金を入れたまま排気してしまったと言う事故もあったらしいが」 「俺がつかんだところでは、百億近くが「池田大作」名義の個人口座に、残りが
学会が関連する海外のペーパーカンパニーの口座にある。
もちろん、それらのペーパーカンパニーの金は全部池田大作が管理していた。事実上池田大作個人の金だった」
「そういった口座はどこの銀行にあるんだ?」黒澤は尋ねた。
「前はスイス銀行に預けていたが、スイスでも規制が厳しくなってきたので他所へ移した」 「他所?}
「メルクワット王国の第一銀行だ」
「あのメルクワット王国か! よりにもよって」 池田名誉会長が唱えた“八王子聖地構想”に見え隠れする“学会養成機関”という思惑
http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-1592.html
人間主義の都 八王子
わが八王子は、21世紀の偉大なる“大本陣”である。
この大地から、大いなる“教育”と“文化”と“平和”の波動を、全日本へ、全世界へ、千波、万波と広げ、開いてゆくのが八王子の使命だ!
私が八王子を死守する! 師弟に背く輩は、そして、会員を尊敬できぬ輩は、断固として排除すべきだ。
ここに八王子の伝統がある。尊き同志と戦える偉大な伝統がある。 また、メルクワット以外にも資金を骨董品に変えルクマンブルクの保税地域に
置いている事実を聞き黒澤は驚きを隠せず質問した
法的にグレーだとしても何故メディアはその事を伝えないのだ?
黒澤は回答を聞いて納得した。
四菱USJ信託銀行経由で神道政治連盟、神社本庁 、自民党 にすり寄っているから
この国ではアンタッチャブルな事案なんだと。
何故黒土喉痛賞の利権をいただいたのかを考えれば分かるだろう?
取り引きメタパンクの四菱お江戸USJ銀行の個人名義など
単なるパブリックリレーションに利用しているだけさ。
黒澤の頭は混乱し始めた。 「四菱お江戸USJ銀行の個人名義の口座の取引記録が残るだろう?」
「口座に、この場合は国内の銀行の口座に預金があれば調査の対象となるが
海外への送金の場合は話がややこしい
これは本当の話で札束をトランクに入れて海外、この場合はメルクワットへ
行って金を、札束を市中の銀行のカウンターへドンと置く訳には行かないからだ」久村は言う。 「それで、その金をどうやって奪う? 黒覆面をして銃でホールドアップか?」
「そんな事ならお前に頼まないさ」と久村 「まず、「先生」の身柄を確保しないとならない」
「なんだと、久村、それは自殺行為だぞ、池田の周辺は鉄壁のガードだろう」
「その裏をかくところからこのプロジェクトは始まるんだ。さいわい、池田は南元センターから
近くの個人クリニックの体裁をとっている医療施設に移されている」
「あ、いや、しかし・・・」黒澤は躊躇した。 それも当然で、失敗して捕まれば地獄が待っているからだ。
「それから先も色々あるんだが、先生の身柄、こいつが最初のハードルだ」と久村。
「あてでもあるのか」 実はこの計画。広正さんと正気さんの発案なのだ!
今の学会を真剣に考えてくれ
宗教部門と政治経済部門が完全に分離したらどうなる?
自民地方議員と学会員の造反
誰が得をして、誰が損をするのかな? >>549
宗教部門と政治経済部門が分離してしまうということは考えにくい。
今後の予想は難しいが、池田大作個人の死によって学会が崩壊するとは考えられない >>548より
「そこはそれ、プロのおまえの出番って訳さ」
「ふむ・・・」黒澤がうなった。
数日後・・・ 糖質ですが ◆/dRpTBnZTC3y
この人の登校は小説ではなく、当スレの趣旨からは外れていると思う 黒澤に連絡が入った。正に寝耳に水だ。
香港の仲介業者達から情報を得た。中国人は金の為なら何でもする。
いくつかのペーパーカンパニーの経営者の個人情報仲介と
ペーパーカンパニーの株主には想像を絶する関係があったのだ。 「なんだこれは? ペーパーカンパニーの社長らも、株主も池田一族じゃないか」黒澤はあきれたように言った。
「ま、そう言う事だ。宗教法人創価学会が絡まない、あくまでも個人のビジネスであるという
体裁を整える必要があるからな」久村は答えた。手には伊藤まさやの「美しい人間 上」を持っている。 「それで?」と黒澤
「先生の身柄の確保、そいつが第一ステップだ。他人には預金を下ろさせないように銀行と
契約が結ばれている」 政教一致@大阪が
経済オンチだという事だけはわかった そのころ女鐚は、千葉県で女子高校の講師をしていた。
「宗教以外に国語科の教員免許を取得していたのが幸いだった」
「先生、誰に向かって呟いているんですか?」
受け持ちクラスの委員長、飯田茜が言った。 「先生にも辛い過去があった」と女鐚。
「は、はあ……」
「それで、志望校を変えたいんだね」
「はい」 「どこだね?」
「防衛大学校へ、です」
「ええっ! あそこは難関だぞ」 防衛大学校を比較するとなると大体、大阪市立大学や奈良女子大ぐらいの線になる。
東京だと明治学院大や獨協大が近い線になるだろう。
ただ、防衛大学校は就職率百パーセントな上に在学中から給料が出る。もちろん
入学金も学費も無料だ。 >>562
これは、「どうやったら宗教法人が裏金を作ることができるでしょうか」の小説じゃない。
裏経済の説明を超リアルにやったとしても仕方がない。
そう言うのが好きなら他所へ行って下さい。 社会のゴキブリであるストーカー学会のカルト信者はあなたの近くに居ます
こいつらは人をコソコソと付けまわし、誹謗中傷を繰り返す犯罪者です
ストーカー学会のカルト信者は人564を目的として嫌がらせを繰り返します
その事実を知ってください
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1477845298/287 >>566より
「それで、なぜ志望校を変更するんだ?」
「それは……」茜は口ごもった。 茜は真実を語らないと決めた。
「じつは、ウチは貧乏でして」 数日後
信濃町のはずれにあるとある個人クリニック。
創価学会印の清栄ボディガードらが警備についている。
彼らは拳銃で膨らんだブレザーを着用していた。 リムジン2台と、救急車からなる車列がクリニックにやってきた。
先頭のリムジンから原田会長が降りた。
早速すっ飛んできた警備の責任者に彼は言った。
「緊急事態だ」 後続のリムジンから降りた長谷川重夫が後を続けた。
「IS系テロリストが信濃町を集中爆破するとの機密情報が入った。先生を避難させる」
「そ、それはしかし……ここの事はばれていないのではありませんか」
「我々が逃げ出すのに先生をここに残す、と言う訳には行かないだろう」と長谷川。 救助隊員がストレッチャーを押してクリニックに入る。女性看護師が後に続いた。
特別病室には、変わり果てた池田大作がいた。
チューブやコードで、まるでクモの巣にかかった虫のようだ。
清拭はしているだろうが、饐えた病人の臭いがした。 もう一人の救助隊員が酸素ボンベのカートを押して入って来た。
「これは、ひどいな」
「君、全部外してくれ」救助隊員の、ストレッチャーの方の隊員が言う。
「しばらくお待ちを……」看護師はてきぱきとチューブを外しだした。 すぐに、ちょっと年上の女性看護師が来た。
「カルテのコピーと処方箋は確保したわ」
「後は移動だけだな」とストレッチャーの救助隊員。
そのころ、救急車の運転手の救助隊員は原田会長の秘書から「とりあえず羽田に向かえ」と指示されていた 「羽田? 八王子の創価大学に向かう手はずではなかったんですか」
「状況が変わった」
「は?」
「創価大には中東からの留学生がいる、危険だ」 「羽田、のどこへ? 救急車は隠せません」
「とにかく、救急車を出せ」 「いや、しかし……」
運転手が渋っていると池田大作を乗せたストレッチャーが神輿の様にやってきた 社会のゴキブリであるストーカー学会のカルト信者はあなたの近くに居ます
こいつらは人をコソコソと付けまわし、誹謗中傷を繰り返す犯罪者です
ストーカー学会のカルト信者は人564を目的として嫌がらせを繰り返します
その事実を知ってください
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1477845298/287 >>585より
「羽田?」
救助隊員・看護師らは驚いた。
「学会チャーター機で大阪へ行く」と秘書
「分かりました、おい、急ごう」
「ああ」 だが、その頃には信濃町はパニック状態になりつつあった。
IS系テロリストのうわさが街に広まると学会員らは我先にと逃げ出したからだ。
まだ一発の爆弾も爆発していない内から信濃町は機能を失い、修羅場となった。 車列は一応、信濃町からは出たものの、今度は大渋滞に巻き込まれた。
すぐに前の方で検問があることが分かった。
救急車から年長の女性看護師が走り出て原田に告げた。
「先生の血圧が下がってきています。これから近くの救急病院に搬送いたします」
「危険か?」
「急に動かしたのがいけなかったと思います。あの……」
「ん?」
「先生は救急病院におられた方が安全かと思います。これから先何が起こるか……」
「よし! 君の言うとおりだ」と原田。
足手まといが厄介払いできたが彼の心の内だった 原田らは、羽田にたどり着いた。
大阪へのフライトは順調だったが、信濃町は突然トップが姿を消したことで大混乱が収まらなかった。
反主流派の副会長らが結束を始めたのが大きかった。 いざと言う時にいなくなるトップではダメだと彼らは一般学会員に呼び掛けている。
危険な時に危険な場所に留まっているのは無意味な事だが、そういう常識論は学会には通用しない 本名は誰も知らない。
相模大野に住んでいる。
町田ー相模大野ー小田急相模原エリアの伝説の女戦士
「折伏ババア!!!」
coming soon !!!
you don't miss it ! 一方、救急車では……
「これからどうする?」と、運転手……山田信二が言った。
「千葉にある安藤総合病院へ直行だ」と救助隊員に化けていた黒沢が言った。
「案外簡単だったな」と同じく化けていた久村が応じた。
「早くしないと……血圧低下は事実ですから」と女性看護師、長井(旧姓「倉本」)明美がたしなめた。
彼女は本当の看護師だった。
「ふう、困ったお荷物ね」松谷さやかが言った。 「折伏ババア」 TV版 トレイラー
(森本レオ)あなたの人生とは?、、、
素敵な恋?素敵な仕事?素敵な家庭?、、、、、、
(険しい声に変わる森本レオ)
女、金、利権、死闘、乱闘、やられたらやり返せ
政治力、政治結社、民族団体、右翼、ニセ右翼、市民、プロ市民
既得権、ゼネコン、政、経、官
特定秘密保護、広宣局、連絡局、第一庶務局、、、、
そして、カリスマ先生の部屋の扉を開けられる者、、、、、
ドカーン(爆発音のSE)
気をつけろ! あなたの後ろに奴は居る
2017年1月22日より
渋谷アップリンク、イメージフォーラム、ユーロスペース にて劇場公開! おい、政教一致@大阪!
邪魔者をつまみ出せゴルァ!!
つまみ出せ!! 女鐚の教え子、茜は偶然にも安藤総合病院に向かっていた。
彼女の母がそこに入院していた。生活保護なので金銭的負担はないが彼女には妹がいて
生活は困窮していた。
彼女の特技は「有名人のサインを真似する事」だった。
それで、悪い事であるとは知っていながら密造したサイン本などをヤフオクなどのネット売買で
売って糊口をしのいでいた。 茜の両親は創価学会の信者だった。
「財務」もしていた。彼女の父は小さいがバルブ部品の会社を経営していて子供のころは
後に未来部の朋友になる女の子と仲良しになった。
そんなある日…^
「そ、そんな!」 目の前に一匹の猫がいた。
「おまいを殺すニャ〜!!」 「は、はあ?」
ネコは飛び掛かる・
「うわ!」
「ふふふ」
「あなた!」
「チ! おまい命を……」
茜の母は手近にあった石斧を投げつけた。
「フニャーン」猫はやむを得ず去って行った。 「おまえ、良く石斧を投げてくれたな」
「そんな事より」
茜の父が保証人になっていた会社が倒産したのだ。
「なにい!」
「あなた!」 茜の父は学会の朋友が新規時行をする時、連帯保証人になっていた。
会社が倒産すると、その男は家族と夜逃げした。
茜の父は負債を背負って学会仲間を駆けずり回って金の無心をしたがすべて断られ、首を吊った。
茜は、葬式の事を今でもはっきり覚えている。
調子のいい時は「学会員は家族同様」などと言い、悪いと一銭も課さないのだが葬式になるとわらわらと湧いてくる「創価学会」
むろん、香典に群がる為にだ。 その日、茜の手元に凶器があったら「友人葬」は「学会員血みどろ祭り」に変わっただろう。
しかし、後になると彼女の考えは変わった。
融資と言っても戻らないリスクのある金を出さないのは、連鎖的に不幸を増やさないための「知恵」だ。 茜は、自分がその立ち位置にいたらどう判断するかと言うシミレーションを女鐚の指導下でやった。
結果は、金を貸さないだった。
茜は真実は信じた。 しかし、そうなるt
「あの莫大な『財』は何だったの? 」 陰に開き。陽に閉じ。
時に大迦楼焔の大盤石に坐し。その胸中には白き大蓮華を抱く。
西に病に憂う人あらば、駆けつけ折伏チョップ!
東に不良債務の障り持つものあらば、駆けつけ折伏キック!
南に妙法の帰依を同じくする人あらば、法戦激しく破邪顕正スープレックス!
北に釈尊に帰依する原始仏教徒あらば、野たれ死ぬまで攻め抜く寸鉄バズーカ!!!
今日も折伏ババアはデパスを飲み飲み街を疾走する。そこはあなたの街かもしれない、、、 知士、思慮の変なければ則ち楽しまず、、、、の巻
折伏ババア
「信心ふかきものも法華経の敵をば責めず、いかなる大善を作り法華経の
千万部読み書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経の敵をだにも責めざれば
得道ありがたし!」
ヴィンセント
「おい!ババア!還元論者め!根本原理・教理を先に説明しろよ!」
折伏ババア「根本原理?教理?」
ヴィンセント「ダメだこりゃ、、、」
折伏ババア「お前にはコレじゃー! 松葉ヶ谷エルボー・スマーッシュ!!!」 おい、政教一致@大阪!邪魔者をつまみ出せ!!
つまみ出せゴルァ!!! 弁士、談説の序なければ則ち楽しまず、、、の巻
折伏ババア「この仏法は真実の仏法にして、、、、」
ラッセル「おいババア!真実との修飾の蓋然性と「真実の仏法」の語義・定義を先ず先に示せ!」
チョムスキー「ババアよ学べ!言語と言語の間には必然的にスリットが生じるものだぞ」
カミュ「ババア、私は存在論的にも認識論的にも破綻なく真実の仏法を語れる人に一度も会った事が無い」
プラトン「ババアは理解出来ない概念の前で恐怖を感じ安易に形而上学の世界から逃走する」
ドゥルーズ「言明の差異は反復によって話者の想像に係留する。その様なババアを沢山見て来た」
フーコー「何者でも無きババアよ!自己を疎外する社会の中で、自己を疎外したまま復帰せよ」
折伏ババア「、、、、、、、、」
ウィトゲンシュタイン「語り得ぬ物については、語らず、、、」
折伏ババア「お前らまとめて現当二世眼潰しチョーープ!!」 射る者、あらかじめ期するに非ずして当たる、、、の巻
セールスマン「当社自慢のエコカーです。購入をご検討ください」
折伏ババア「この車の燃費は?」
セールスマン「知りません」
折伏ババア「メーカー希望価格は?」
セールスマン「知りません」
折伏ババア「アンタ何もわからないの?」
セールスマン「いえ!お客様。分からないのでは無く知らないのです」
折伏ババア「会社から何も知らされてない商品を売って疑問は持たないの?」
セールスマン「はい!私は信心が十二分に足りていますから!」
折伏ババア「気に入った!私この車買うわよ!」 去年、マリエンバートで、、、、の巻
折伏ババア
「是の時、須臾の頃(あひだ)、大地、普(あまね)く、震動し、其の虚空(こくう)中に於いて、大悪音声を出し、
四方に大悪起こり、火爨(かさん)数百千、火幢大いに畏(おそ)るべし。現住して、、、、」
大乗非仏説論者「ババアは法華経以外に月蔵経も読むのか?」
ババア「末法の世においては釈尊の仏法が滅してしまう為、、、」
大乗非仏説「ならば、末法の世に生きるババアはスッタニパータやダンマパダを読め」
ババア「あれは偽経だ!」
大乗非仏説「何も知られていないのだな。文献学的に一番釈尊の言葉に近いのだ」
ババア「釈尊は末法の世には邪教だ!日蓮大聖人お一人が偉大なのだ!」
大乗非仏説「しかしババアは末法の世を憂い、釈尊の仏法が滅する事を憂いておろうが?」
ババア「その通りだ!釈尊の仏法を後世まで残す為に釈尊を仏敵にするのだ!」
大乗非仏説「ババア、お前は論的先取り型の循環論法に陥っているぞ」
ババア「学会も精神科の主治医も納得してくれている」
大乗非仏説「お前、友達ひとりもいないだろ?」
ババア「お前にはコレじゃー!大蔵商事テキサスクローバーホールド!!」 ボーリング・フォー・SGI
折伏ババア「この仏法は真実の仏法にして、、、」
デュード「おい!朝鮮ババア!俺達は今楽しくゲームをしてるんだよ。邪魔するなよ」
ウォルター「おいデュード!朝鮮人と言う言い方は感心しないぞ」
ウォルター「ソレを言うなら、アジア系アメリカ人だ!」
デュード「おいおいポリティカルコレクトなんて逆差別だぜ」
デュード「それにこのババアはアメリカ国籍も永住権も持っちゃいねぇ」
ウォルター「何?アジアに住む腐れアジア人か!」
デュード「お前、さっきの態度からガラッと変わったな、、、、」
ウォルター「合衆国内のアジア人を差別するのは良く無いが、合衆国以外のアジア人はバカにしても良いのだ」
折伏ババアの携帯が激しく鳴った
シナノcity「おいババア!アメリカ様に失礼だぞ!速やかな撤収を勧告する!」 百尺の竿頭に登りて十方世界を、、、、、の巻
以前共に戦い抜いた裏選対仲間からTDRの券をババアは2枚貰った
裏選対「TDRはどうでした」
ババア「TDLに行って来ました」
裏選対「やっぱりSよりLの方が楽しいですよね?」
ババア「来週はSに行かせて貰います」
裏選対「え?、、、、、、」
ババア「、、、、、、、え?」
裏選対「、、、あ!、、、ああ、、、、、、」
ババア「あ!!!」 1Q83のピンボール、、、、の巻
ババアは一人TDLの中にいた。
ババア「そういえば開演当時、息子と娘を連れて来た事があったなぁ」
幸せそうな子供連れを見てババアは、今や音信不通になった子供達の事が頭によぎった。
ババア「何故、あの子達は信心を貫いてくれなかったのだろう?」
楽しめもせず、また楽しまない事も認めもせずババアはアーケード内を歩く
微かに見覚えがあるアーリーアメリカンなゲーセンに入って行った
ババア「確かに昔、息子と娘と一緒にココに来た事がある、、、」
ゲーセンの中には両親と共にゲームに興じる子供達の幸せそうな声が響いていた。
ババアは立ち止まり一点を見つめる
ババア「このピンボールマシンは確かに子供達と一緒に遊んだ、あのピンボールマシンだ」
ボールの動きに合わせて楽しそうに声をあげる幸せ家族にババアは見とれていた。
やがてババアはアーケードから神妙な面持ちで出て行った。
ババア「歳をとっても若い頃の事を覚えているとは、、、なんて人生は残酷なんだ、、、」 おやすみプンプンプン、、、、の巻
やがて日が暮れシンデレラ城の前に茫然と立ち尽くすババアの周りに人けが多くなった。
皆パレードの為か?気がつくと場所取り合戦は終了してしまっていた。
ババアは人混みの中を逃げるようにシンデレラ城から遠のこうとした。
一人の幼女がババアに声をかける。「おばちゃん、ここに座ってもいいよ」
4、5歳位だろうか?無邪気な笑顔で三人家族にしては大きめな防寒シートの端を提供して暮れた。
幼女の隣で両親も笑顔で迎えてくれた。
ババアはお礼を言い、御書とお数珠と勤行要典しか入ってないジャスコのカバンを置き
心やさしき家族へと、チュロスとコーヒー、幼女にはホットチョコレートを買いに行く。
幼女「オバちゃん、ありがとう!オバちゃんは一人なの?」
ババアは息をするように嘘をついた
ババア「あなたみたいな可愛い孫と一緒に来たんだよ。今なんとかマウンテンの方にいるよ」
シンデレラ城の前にアナウンスが優しく響く「we hope you enjoy the magic kin〜〜〜」
ババアは折り曲げた体育座りの膝の間に顔を埋め、希薄になりゆく意識を、希薄に感じ取った
「お や す み バ バ ア 、、、、」遠いところから声が聞こえるような気がした。 >>621
切ないなぁ。
まるで、ヴォネガットの短編みたいだ。 アレンデールの幼女、、、の巻
幼女「すごいんだよ!アナとエうサが出てくるんだよ!」
幼女は興奮を抑えきれず、間も無く始まるショーにハイ・テンションでババアに語り続ける。
手袋を持ってこなかったババアの指先は、まさしく魔女の乳首のように冷たかった。
「お や す み バ バ ア 、、、」
今度は夢じゃない。ババアは確かに誰かの声を聞いたのだ。
ババア「誰だ?私に話しかけるのは?」
「、、、、トラルファマドール、、、、」
ババア「トラルファマドール?新薬の名前か?宗教団体が作ったペーパーカンパニーか?」
ババアは観念した。薄々と感じてはいたが、自分の心の病はここまで進行していたのか、、、。
幼女「病気なんかじゃないよ!おばちゃん!」
ババア「この幼女は魔物か?何故人の心が読める?」
幼女の母親は現実と遊離した微笑で答える
母親「私たちが、この世界に居られるのは僅かな時間だけなのです、、、」
ババア「あのー、、、すみません、意味がよくわからないのですが、、、」
父親「もうすぐショーが始まりますよ」
幼女「オバちゃん。楽しむ事を学んでね!」
ババアは幼女の髪かから、えもいわれぬ美しい光の粒子の飛翔を見た。 社会のゴキブリであるストーカー学会のカルト信者はあなたの近くに居ます
こいつらは人をコソコソと付けまわし、誹謗中傷を繰り返す犯罪者です
ストーカー学会のカルト信者は人564を目的として嫌がらせを繰り返します
その事実を知ってください
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1477845298/287 異人達との冬、、、の巻
ショーはクライマックスを迎え大歓声のうちに終了した。
ババアは、あらためてお礼を言おうと家族の方へ顔を向ける。
ババア「あれ?、、いない、、あの家族は?、、、何でいないの?いつの間に?」
防寒シートの上には3つのチュロスとコーヒー、それに幼女が喜んだチョコレート。
ババアは、それらを片ずけながら「なんだ、1つも口にして無いじゃないか、、」
紙トレイに全てをまとめ立ち上がるババアに幼女の父親の声が。
父親「私達を利用してくれて、ありがとう」
幼女「オバちゃん。楽しむ事を学んでね!」
それ以降、ババアにはアノ家族の声も姿にも出会う事は無かった。 (クンカクンカ)
何やら美味そうな匂いがしてきた。
(肉の焼ける匂いだ!)
女鐚は匂いがくる方向へ移動を始めた。 一軒の外食店があった。
看板には「ペッパーランチ お花畑店」と書かれていた。
女鐚は中に入った。
すると・・・!! ア・プリオリな原理に従う悟性、、、の巻
ババアは東京駅の喫煙ブースに入った。既に一人の喫煙者がいた。インテリ風の白人が。
ババア「ア、、ア、、、アイムソーリー、、」
白人「どうぞ、扉の前に立ってしまって失礼いたしました」
ババア「あんた日本語上手ね」
白人「私は在日アメリカ人のウィリアム・ブレイクと言います。物書きです。」
ババア「私は松子。人よんで相模大野の折伏ババアと申します」
ウィリアム「折伏?、、、SGIですか?」
ババア「創価学会員です。同じ事ですが。広宣流布に命を賭けてるんですよ」
ウィリアム「ところで松子さん。タバコの重さを知る方法をしっていますか?」
ババア「タニタで測ればいいんじゃないの?」
ウィリアム「そうでは無く、私たち喫煙者がタバコを楽しむ分の質量の事ですよ」
ババア「何?哲学の話し?宗教の話し?創価学会以外は邪宗である以上勧誘にはのらないわよ」
ウィリアム「哲学でもあり物理学でもあり。また、それ以外の物でもあり、、、」
ババア「よくわからない話ね。コレだからインテリぶってる奴は嫌いなのよ」
ババアは論理や比喩暗喩や修辞に対して生理的な嫌悪感を持っている。
そそくさとタバコを吸い終わり出て行こうとした。その時、背後から声をかけられた。
ウィリアム「死人とは旅をせぬほうが良い」
ババア「何?」
ウィリアム「アンリ・ミショーの言葉ですよ」
ババア「アンタみたいなワケの分からない言葉を使う似非インテリはアタシャ嫌いだよ!」
ババアは吐き言葉を吐き捨て新宿へ向かった。 新宿ソーカル弁当、、、の巻
ババアが新宿へ駅へ行ったのはロマンスカーで帰る為と、この遅い時間になるとodakyu OX
で売られる半額叙々苑焼肉弁当を買う為だった。
半額でそれなりの味ではあるがババアは月一回この焼肉弁当を食べるのが楽しみであった。
ホームで弁当を食べているとベンチの隣に大学生と思しき二人の若い男が座った。
彼らは半額シウマイ弁当を食べながら単位や後期試験の話に華をさかせている。
学生A「こないださゼミで教授が賢太郎に言ったんだよ『君のセーターはやけに短くはないか?』ってね」
学生B「へえ、それで?」
学生A「すると賢太郎が言ったんだよ『僕は教授より生きるスピードが速いんです』ってね」
学生B「それのどこが面白いんだよ?」
学生A「それを聞いた准教が言ったんだ『ローレンツ収縮かよ!』ってね」
学生二人は大爆笑。とくに学生Bはシウマイ弁当の硬い米を誤嚥しかけたのか?
ひっきりなしに胸を叩きゲホゲホ言いながら笑いをこらえられないようだ。
ババアは不愉快になり弁当をかきこむと、ホーム内カフェへ消えた。 「帰化人ネットワーク」
「仏罰を当てるのももったいないわ!」←特定カルトの実態に興味が
有る方はこのキーワードで検索してね。
天理市談合、例によってあの団体。地涌の談合菩薩。寺から破門された業の深い存在。
外にも出れない「大変お元気」な人。
市役所ガサ入れされちゃったよ、迷惑な。
http://raptor.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1470228437/
↑このスレで創価で検索するなよ!
弱いものいじめ大好きチ○ンコロ集団。総カス吉外。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1045412360
最近在日がどんどん消えていってる・・・ 「とりあえずペッパーライスの大盛りを頼むぜ」女鐚はクールに頼んだ。 やがてアツアツのペッパーライスが出来上がった。
「まさに渾身の出来栄え。なぁにこれは俺のおごりさ」
久村もクールに応答する。 「おおっとすまねぇ、酒が無かったな」
久村はダブルのバーボンを女鐚の前に置いた。
女鐚はバーボンで唇を潤した。 Shinanomachi on my mind 、、、の巻
相模大野にようやく着いた。ここは足立区、八王子、川崎に次ぐ創価シティだ。
他の街と成立が違うのは梅島、梅田や麻生、宮前、そして泉町、小比企町からの転入者が
多いというそれだけの理由だった。今では八王子に向かって転出する人も少しずつ増えている。
ババアは家路につく。帰化申請専門の法律事務所やかつては任侠、賭博系だった白山組の事務所前を
通るのがババアの帰宅コースである。
ババア「白山さんも昔は威勢の良い893だったのに、今では相模大野学会員の相談役ね、、」
深夜まで営業しているIto Yokadoから婦人部の知り合いがエコバックを下げて出てきた。
婦人部「あら、、、あらあらあら、、」
ババア「あらあら、、、、あら」
これがババア達のフォーマルな挨拶である。
コーヒーでも飲みながら少しお喋りしましょうよ。どちらからとも無く言い出し、マックへ入った。
創価学会員御用達のマックだ。これも学会員のフォーマルな接待と食事会である。
二人は去年の「安保法案VS平和の党」問題で活躍したグループである。
婦人部は目の前の活動に打算無く活動する。ここが厳密な評価の対象になる男性会員との相違である。
二人は創価学会の最強軍団「婦人部」を攻撃的にミスリードさせ「安保法案賛成派養成」に全力を尽くした。
あの頃の思い出話に、しばし華が咲く。
この話は毎回「線路の向こう側から激励文をいただいた!」というクライマックスで終わる。
しかしババアの具体的な戦いは、ただ
「何で安保法案が危険なの?公明新聞で偉い先生が評価してたよ!」と喚くだけだったのだが。
二人の話はクライマックスを迎え、「今年の衆院選も頑張りましょう!」と決意の確認をし別れた。
ババア「みんな私の事を汚いババアだと思っているけど、信濃町だけは評価してくれる!」
と、自分に言い聞かせながら家路を急いだ。 「おいおい、俺様を忘れられちゃ困るぜ?」
1人の男がペッパーランチお花畑店に入ってきた。
「五十嵐!!」
3人は驚愕した。
「これで四天王が総結集したな」
女鐚はバーボンを一気に呑みほした。 明鏡亦台に非ず、、、の巻
今日もババアの折伏、法戦に燃える一日が始まる。
ババアの日課は先ず電車の中で聖教新聞を読むところから始まる
ババア「寸鉄だけは欠かせない!」
寸鉄はババアの武器としての言葉であり折伏も謗法も寸鉄の引用という戦い方であった。
小田急線の席に着くババアはさっきから気になっていた。向かいの席に坊主が座っている。
ババア「ふん、葬式仏教の邪宗め!末法の時代に!」
ワザと坊主に聞こえるようにババアは独り言を言った。
ババア「闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるがしが如し、、、」
すると坊主は満面の笑顔でババアに言い返した。
坊主「何れの処にか塵埃を惹かん」
ババア「黙れ!クソ坊主!お前も似非インテリを気取りやがって!」
とりあえずババアは怒ったが、坊主の言葉の意味は全然理解できない。ババアは坊主を睨みつけた。
坊主は穏やかな表情で指差した。
その指先にはババアのカバンから7部の聖教新聞が顔をのぞかせていた。 メメント・モリ、、、の巻
今日ババアは数少ない友人に会った。元本部職員で役員室事務局の総務第2部を辞し
今は脱会している男性会員である。
本来、転退者、脱会者に対しては厳しい攻撃をするババアなのだが、不思議なもので
彼とだけは素直に付き合える。ババア自身も彼の人間性をどう評価して良いか分からないでいた。
元職員「松子さん、相変わらずバリ活で頑張ってるの?」
ババア「もちろん!これが私の生き甲斐。これが私の幸福なのです!」
元職員「それは幸福では無く、幸福を目指す努力、という物ではありませんか?」
ババア「だから、幸福を目指す努力によって幸福になろうとしているんですよ。違いますか?」
元職員「松子さん。既にココでパラドクスを発生してるのお気づきですか?(笑)」
ババアは元職員の言葉を理解出来なかったが全く感情は波立たなかった。
それにしてもエリート側近部隊と言われる役員室事務局を辞め脱会するには、それ相応の
覚悟が必要である。実際、今でも尾行や盗聴を常に意識しているのだが、彼は常に爽やかに気にもかけてないようだった。
ババア「ところで、あなたが脱会した本当の理由は何だったの?」
元職員「私は、ある時から運命を愛する心をもったからです(笑)」 久村はおもむろに「準備中」の札を店先に出した。
「で、池田大作の隠し預金をいただく算段だが」 「メルクワットまでの移動手段は確保できてるのか?」と黒澤が言った。
「それは何とか・・・」と久村。
「サインはどうする?」
「実は、ウチの生徒にサインをそっくり真似する達人がいる」と女鐚
「はあ?」黒澤は目を丸くしたが納得するしかなかった。 メフィストと踊れ!、、、の巻
ババア「何を言ってるのか分からないけど、あなた地獄に堕ちる怖さは無いの?」
元職員「全然」
ババア「地獄を否定してるの?」
元職員「地獄は絶対ありますよ」
ババア「じゃあ何故恐れないのよ」
元職員「地獄には、もう慣れているから」
ババア「何?(笑)あなた地獄に行った事があるって言うの?」
元職員「ココが地獄で無くして、何故私と松子さんが出逢えるのでしょうか?」 >>643より
「だが、女子高校生は安全を確保するとの契約で、一泊二日しか拘束できなかった」
女鐚は言った。
茜はまだ未成年だ。こんな汚れた仕事は本来はすべきではない。
女鐚も、茜の母がまた手術するということがなければ彼女は引き込まなかっただろう。 「危険はないだろう」と黒澤はクールに言った。
「メルクワット第一銀行本店の正面玄関から入って行って引き出しのサインをして
正面から出ていく。クライムノベルにもならないさ」 「まあ、他人の預金を銀行から引き出す訳だから犯罪には違いないが」と五十嵐。
「汚れた金だ。よく創価学会員はこう言う」
・・・全国には創価学会員が一千万人いるのよ。だからすべての学会員が池田先生のもとに
一円を持って集まったとしたらたちどころに一千万円ができるのよ・・・
池田個人の前に一千万人が来ると言う設定自体がナンセンスだし、それ以前にもはや学会は
衰退していて一千万名も信者がいないが、集まった金がどういう性格の金なのかには議論の余地がある 大多数の「財務」は学会員が、ある人は喜んで、ある人はノルマとして納めている。
以前は、作者も「財務は個人の自由」であると考えていた。
しかし、当該する学会員の家計を見ると、「財務」をせず貯金でもしていれば
子供が大学に入れたのではないか、と思われるケースに遭遇してその考えは変わった。
(詳細な内容は守秘義務のため語れない)、 金には色がないというのは誤りだ。
字義通り、日本の紙幣は多色印刷だがその意味ではなく「財務」には色がつく。
「後はそれをきれいと思うか汚いと思うかだ」と女鐚は言った。 「使われ方によるだろうな」と黒澤はクールに言った。
「胸に飾り切れないほどの勲章と引き換えじゃ、財務も無駄な散財だろう」 「しかし、それも終わりだ。金がなくなれば勲章も止まる訳だし、そうでなくとも
こいつの命の残りは少ない」久村はこれまたクールに言う。 その会話を聞きながら、茜は静かに思った。
・・・お金、か・・・
「おい、大変だ、清水富美加が幸福の科学に出家したぞ!」
「なにい?」 彼はそう言いながら股間のジッパーを下ろし、こう呟いた。 北を指すもの、または、小さな旅人、、、の巻
ババアは今日、学会員仲間の息子さんに創価高校合格のお祝いに行って来た。
ババア「偉いわね〜、創価高校合格おめでとう!やったわね」
息子さん「ありがとう松子さん。でも僕は内部推薦で既に合格は決まってたんですよ」
ババア「あら、そうだったの?さすが学園生。叔父様も第一庶務局のエリートだし有望だわ」
ババア「あなたは皆の後継の宝よ!創大卒業して皆んなの為に人を導く存在になってね」
息子さん「さあ、?、、松子さん、僕が学園に入るのも実は両親が喜んでくれる為だけなんですけどね」
ババア「立派だわ!身体髪膚これ父母に生く、って言ってね。両親を大切にしてるのね」
息子さん「松子さん、でも何か、、、両親は喜んでくれたけど、、それは僕の為になる事でしょうか?」
ババア「何か悩んでいるの?、、、オバさん、もっと大喜びしてるかと思ったのに」
息子さん「松子さん。人間はやりたい事を探すよりも先に、やりたく無い事を探す方が幸せになれると思いませんか?」
ババアは息子さんの言葉が何を表しているのか分からない。
ババア「合格祝いと言っては何だけど信濃餅を買って来たわよ。小さい頃から好きだったでしょ?」
息子さん「ありがとう松子さん。この信濃餅だけが創価学会で無条件で受け入れられる(笑)」
ババア「、、、、、、、、、、、」 その頃、学会内部では激論が交わされていた。
「おい、おまいら!なんとしてでも清水富美加を我が学会に改宗させるんだ!」
「そうじゃそうじゃ!幸福の科学よりもSGIのほうが優れた教えであることを世間に見せしめるのじゃ!」 「おまいら!安心されよ。すでに清水富美加は拉致してきて我らが手中にある!シャブ漬けにさせて我らの戦闘要員になってもらうのだ!ふへへ」 清水富美加はすでに洗脳が完了しており池田大作、ならびにSGIに堅い忠誠を誓っていた。
「ソンテジャク先生マンセー!!」 「気の毒にな」誰かがぽそっと言った。
「なに、幸福の科学でも大川総裁に股を開く結果になっていただろうから同じさ」
などと言っていると・・・
「それで、肝心の先生はどこだ?」
「え?」 「大阪にいるはず」
確認すると大阪にはいないことが判明した。
「何だと? それで?」
「途中で先生の容体が悪化し、救急病院に搬送されたとの事です」
「どこの? その救急車は誰が手配した?」 信じられないことだが、テロリストが信濃町を襲うとのうわさが流れ原田会長らが
脱出の車列を編成した時に、どこからともなく救急車が車列に参加していたことが判明した。
しかも、創価学会の警備はうかつにも確認を怠っていた。
救急車はどこから見ても本物で、これから先生をお迎えに行く以上、救急車は至極当たり前に見えたからだ。 「なんだ? 久村」
「学会の奴ら、思ったよりも早く血眼で池田大作を探し始めやがった。ここが見つかる前に」
「メルクワットへ、か?」
「女鐚、例の女子高生を」
「了解、今からメールする」 「富美加の影響か?」と黒澤が言った。
「さあ?」
有名人・芸能人のカミングアウトは新興宗教にとっては諸刃の剣なのだ。
しかも、それが契約も何も放り出して「出家」するとなればバッシングは必至だった。 それで得をする者はいないのだから当然だ。
そこまでのハードランディングを目指すからにはそれなりのアクシデントが裏ではあったのだろう。
オウムなどでは浅原が信者の女に手を出してしまいやむなく女に法名や役職を与えるというトラブルがあった。
「スーツは必携だぞ」と久村は命じた。ないのに気が付いても日本まで戻る時間の余裕はない。 「しかし、今は東南アジアの空港はどこも厳戒態勢だろう?
こんなんで大丈夫か?」女鐚が指さしたのは明らかに怪しい香港の偽造パスポートだった。
「心配するな、もっとも移動手段は秘密で、みんなに目隠しをしてもらうが・・・」久村は
ちらっと明美を見てからこう続けた。
「長井さん以外は全員だ」
「大丈夫そうじゃないな」と五十嵐。 「金正男が死んで、こんなにも事件になるとはな」と五十嵐は言った。
「暗殺者が偶然空港にいたなんて話はない、誰かが彼を北に売った」と久村は言った。 「中国か?」
「どうかな・・・さてと、目隠しタイムだ。先生にも目隠しを」久村はシビアだった。
女鐚は、かすかにウマのいななきを聞いたような気がしたが、気のせいかも知れなかった。
「何だこれは? 荷車か、馬車・・・」女鐚は言いかけたが
「すぐにつきますから辛抱して」ぴしりと明美に言われた。 女鐚は、冷たい風が一瞬体を包み込むのを感じた。
先生用のコートはあ、あり暖かくはないのだった。
次の瞬間、明美が言った。
「到着です」
「何い?」
「まだ目隠しは取らないで、一人ずつ降りていただきます」
「お、降りるって、何から?」女鐚は恐る恐る聞いた。
「知らないほうが身のためです」と明美。 「何か」から全員が下りた後で、それもしばらくしてから目隠しを取ることが許された。
「ここはどこだ」と女鐚。
「メルクワット王国の首都、ナーパンの西、五十キロの亜熱帯疎林の中の空き地です」
「は?」
「みんな、移動だ。付近のナーパンフリーウェイまで」と久村が言った。 「フリーウェイには迎えが来るのか?」と黒澤が言った。
「手配はしてある、だがすぐには来ない。それと、こんな明らかに病人を乗せたストレッチャーを押した
グループを乗せてくれる奇特なタクシーなんかいない」
一行は歩き出した。もっと正確に言うと池田は自分の足では歩けず運ばれた。 「まさか原住民が弓矢や槍で襲って来るんじゃあるまいな」と黒澤。
手にはしっかりとS&W M619を握っている。
「そんなことある訳がない」と久村。 そう言う久村もモーゼルM712を油断なく構えている。
ここは敵地であり危険なことは変わりがない。
一行はフリーウェイを見下ろす丘まで進出、そこで見張りに入った。
フリーウェイをヤギの大群が渡っている。
「迎えはいつくる」と女鐚。
「今連絡する」久村は携帯を出した。
「おいおい、それがここで通じるのか」
「実はこれは衛星携帯なんでな」久村は用意周到であった。 「チェックメイト・キングツー、こちらホワイトルークどうぞ」
「ホワイトルーク、現在位置は?」
「GPSポイントで・・・」 久村はしばらくして電話を切った。
「今からだと、二三時間かかるそうだ」
「点滴はその程度は持つと思いますが、寒いのが予想外でしたね」と明美。
「高地だから南にあっても寒いんだ」と久村。
「と言ったところでファミレスがあるというわけでもないし」と女鐚。 「火を起こしたんじゃ駄目か」
「いやいや、煙はまずいぞ。山火事化と付近住民が通報したらアウトだ」
彼らは寒い寒いと思いながら待機することになった 女鐚は、このメンバーはいずれも既婚者か恋人がすでにいるという事実を思った。
久村と女鐚には妻がいる。黒澤ははじのほうで松谷さやかと小声でしゃべっているが
彼らはゴールイン寸前で、不動産物色の段階まで来ている。親挨拶は去年済ませたらしい。
一方で五十嵐は韓国に彼女がいる。今は日本語と日本料理の猛特訓を受けているらしい。
明美は既婚者だ。娘がいるということであった。
唯一の例外は茜と言うことになる。 女鐚は任天堂スイッチで「人間革命」ゲームを始めた。
スタートすると「ハアハア」という激しい呼吸の音と心臓の鼓動音がすると言う
創価学会にふさわしいイントロが始まる。
「ハアハア、俺は、俺は・・・末法の世界を再統合する「本仏」そのものだ、クケケケェ〜」 ゲームは横スクロールアクションゲームで、プレイヤーは右手に「折伏ソード」
左手の丸めた聖教新聞から「寸鉄」を射出して敵を倒す。
倒した敵からは勲章が飛び散るのでそれを回収してスコアを上げる。
噂では真のラスボスはノーベル平和賞を落とすらしい。 なお、プレイしていくと仲間が次々に裏切っていくため後半になればなるほど難易度がハードになる
緒戦最大の難所「大阪で選挙違反に問われ逮捕される」と言うイベントでは
史実と異なり「T田の名前」をチンコロするとゲームオーバーになる
その他、いまわの際のT田に呼ばれ、「おまえはヒトラーのしっぽについた糞だな」と言う言葉を聞いて
「ええっ、私ごときを次期会長に!」と叫ぶシーンも再現されている。 プレイヤーキャラは
「ごんぎょう、しないと 殺すぞ」
「ぜんぶ、ざいむ しろ」
などと言いながら味方のはずの「がっかいいん」も襲うことができる設定のため
ややもすると学会員の数が減ってしまう。
「めいよ会長、警察がきょうせいそうさにきます」
「よし、毒ガスをばらまけ、わしにさからうものは皆殺しだ」
ラストは明らかに東京と思われる無人の街を、防毒マスクをして手にはいくらダイヤルを回しても
雑音しか入らないラジオを持ちどこまでもさ迷い歩くところでエンドロールがオーバーラップする なお、このゲームは「熟女レイプ事件」を起こさないとシナリオが前に進まない
「仕様」になっており、プレイヤーは我慢して熟女を犯すことになる。
18R指定なのだが、ちっとも性的に興奮できない、いやそれどころかトラウマになったと悪評が高い。 「見ろ、勲章がゴミのようだ」女鐚は呟いた。
こんな勲章集めにどれほど貴重な財務をつぎ込んだかと思うと吐き気がした。
「お、迎えが来たぞ、あの2tトラックだ」久村が言った。
「案外早かったな・・・」と黒澤は言った。
「先生」と茜が小声で言った。
「ん?」
「なんだか早すぎるような気が」
!
女鐚はブローニング・ハイパワーがいつでも抜ける位置にあることを確認した。
続いて、予備に持ってきたコルトM1903を茜に渡した トラックから中年の太った男が降りて来た。
久村は油断なくモーゼルを構えながら
「オメガはどうしたんだ?」と尋ねた。
「オメガは病気だ」
「何の病気だ」
「下半身の、この前マッサージ屋に行ったときに移されたらしい」
「今朝、話をした時はそんなことは言っていなかったが?」
「急に悪化した」
「オメガの名前は」
「オメガだ」
「オメガの子供の名は?」
「オメガだ」
久村は振り返って言った。
「暗号は全部あってる」 「こいつは正しい歓迎の奴か?」五十嵐は言った。
「暗号の上ではそうだが、きな臭いものがある。さっきの交信でもオメガ本人が出た」
「む」
五十嵐は、デザートイーグルを抜くとつかつかと中年の男に歩み寄った。
「ホールドアップ」
「ワッツ?」中年の男は一瞬、腰に手をやったが久村以下全員が銃を突きつけたので
しぶしぶ手を上げた。 五十嵐は中年男からグロックを取り上げた。
「名前は」
「ベルドと言う・・・オメガは、実は今日サツに出頭を命じられたんだ。
あんたらと連絡を取ろうとしたが、携帯衛星電話は隠す必要があったので使えず
やむなくオレが代理で来た」
「そうか、運転席も調べさせてもらうぜ」 運転席には拳銃どころではない騒ぎの武器・弾薬が積んであった。
ちなみに、拳銃もあった。
「この消音機付きのハイスタンダード拳銃は何打? CIAのマニュアル通りに作りました、か」
「今風にサイレンサーと呼んでくれるか」ベルドは言った。
「今風なんて言葉はな、時流に乗り遅れたやつが使う言葉さ、それで?」と女鐚が尋ねた。
「OSSのマニュアル通りで・・・」 「このデグチャレフPTRD1941は? こんなでっかい対戦車ライフル何に使う」
「いや、銃口から釣り糸を垂れて大物を狙うんだ」
「よく言うよ」。兄弟分のDP1928軽機関銃まであるな?」
「それはザクライフルの代わりで」ベルドはいけしゃあしゃあと言った。
「なんでそんな物がいるんだ」
「ガンダムに出会ったら困るからな」
「出会うか!」 「おい、ベルド、吐けよ、誰の差し金だ?」と女鐚が言った。
「おまえがふんずけている差し金は俺のだ。足をどけろ」とベルド。
「わお、こんなところに差し金が・・・ごまかされないぞ」
「ちっ」
「なんだ、催涙弾にRPG−7(対戦車ロケット砲)に・・・しまいにゃザクが出てくるか」
「そんな古い奴はない」
「は?」と女鐚
「今はグフの時代だ」
「お前なんかア・バオア・クーにでも行ってボールとでも戦ってろ」 「グふに乗ってるほうがボールに乗ってるほうが悲惨だと思うがな」
「まあ、そうかもな・・・ごまかすな、誰がボスだ?」
「これだ」ベルドは歓呼おーひーを出した。
「なるほど・・・結構しぶといな、おまえ」 10にグレードアップ(機種更改)してから誤変換が激増しました。 嫌われ松子の一生、、、の巻 上
ババアは再び学会3世の知り合いの息子さんと話をする。
ババア「とにかく良かった。あなたは創価高校を出て創価大へ行って一生強い信心を持ってね」
息子さん「松子さん、僕が創価に関わるのは高校までですよ。ここまでで親孝行は十分だと考えています」
ババア「創価学会の信心を捨てるの?池田先生の平和哲学を棄てるの?」
息子さん「いえ池田先生に対しては今後も尊敬していきますよ。ただ、、、脱会したいんです」
ババア「わからないなあ、、脱会したら池田先生との師弟不二で無くなるじゃないの?」
息子さん「松子さん、誰にでも宗教的信条は無くても良心という物を皆持ってるじゃないですか」
息子さん「僕は池田先生の良心を信じていますよ。ただ、、、ただ、それだけなのです」
ババア「で、なんで脱会しなきゃならないのよ!」 嫌われ松子の一生、、、の巻 中
息子さん「私達は聖教や財務や集票などの学会活動を頑張ってきましたよね」
ババア「そうよ、、勝利の為、拡大!前進よ!」
息子さん「それなんですよ、、、私達は根本教理が分からないまま承認を欲しがってただけじゃないのかな?、、って」
ババア「ちゃんと御書は読んでるんでしょ?」
息子さん「もちろん十分読み込んで来ましたよね。でも御書の何処に哲学的教理が書いて在ります?」
息子さん「ただ日蓮大聖人が法華経は凄い!法華信者は偉い!と喚いているだけにしか読めないんですよ」
息子さん「ごめんなさい、こんな事を言って。」
息子さん「僕は思うんです。お金を払う事で夢と居場所とアイデンティティをいただける。それが学会なのではないか?と」
ババア「、、、、でもね、、、、、、でも、、、、」 嫌われ松子の一生、、、の巻 下
ババアは最早親友と言っても良い元職員と話をしたかった。
元職員「松子さん、相当やり込められたね?(笑)」
ババア「あの子の言ってる事も1つ1つは何となく分かるのよ、、、いや、やっぱり分からないわね」
元職員「今の若い子は本当に頭の回転も速いし情報も多いし(笑)
数年前で死語になった『ゆとり世代』って言葉も私達化石世代の唯の言いがかりだったからね(笑)」
ババア「あの子は小さい時から知ってる子だし私に気をつかって本当にいいたいことを言えてないみたいなの」
元職員「きっと、こういう事だよ。松子さん
私達はこの国に生まれた以上必然的に資本主義のラットレースに強制参加でしょ?
皆、幸せになりたい!ラットレースから抜け出したい!って思っていても戦略が無い為に
安易な考えと方法論を愚かにも選択してしまって、そんな安易で愚かな私達は
戦略を持つ者たちに搾取されるという自虐の宿命転換という意味で言ったんだろうねえ、、」
ババア「それじゃあ私の居場所は何処なの?唯の同調圧力に屈服した順応主義者なの?」
元信者「お!最近松子さんも、松子さんが最も嫌っていた似非インテリみたいな話かただね?(笑)」 「ふひょひょ」
「むひょひょ」
「ほひょひょ」
「わわっ!」五十嵐は驚いた。
「我らはオナラ一族!!おい、政教一致@大阪!!邪魔者をつまみ出すのじゃ!!!スレの王者はお怒りだ!!!」
いつにもまして怒号を浴びせるとオナラ一族は去って行った。 まーげてー、、のばしてー、、 の巻
ババア「仏敵相手に法戦、無信心の者には折伏をしてきたけど、いつ迄経っても私は皆んなから嫌われ者じゃないの!」
元信者「でも松子さん。あの息子さんは松子さんに私がした同内容の話はしなかったんでしょ?」
ババア「そうよ。きっと昔からの知り合いだし、私が目上だから気をつかってくれたんだわ」
元信者「松子さんは嫌われてなんかいない。少なくとも、あの子は松子さんの敵じゃ無い」
ババア「でも、あの子は脱会するって、、良心さえ持っていれば信心は必要ないって、、、」
元信者「凄いじゃ無い。あの子は松子さんの事が好きなんだよ」
ババア「僕は脱会します!言ってるのに?」
元信者「あの子が好きなのは学会員の松子さんじゃなくて、一人の人間としての松子さん好きなんだよ」
ババア「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」 >>692より
「吐く、何を?」
「オメガはどうなった?」久村が尋ねた。
「分からない、隠れているだろう」
「おまえはオメガの部下か」
「そうだ、なあおい、合言葉もOKだったはずだぞ。
こんな短時間でオメガに合言葉を吐かせる事が
出来るはずがない、何と言ったらあんたがたは納得するんだ」ベルドはしぶとく粘った。
「ふむ・・・じゃあこの武器弾薬はなんの容易だ?」と久村
「ほんとに、核兵器以外は何でもあるわね」とさやかが言う。彼女の手にはククリナイフがあった。 「それは、メルクワット第一銀行本店をやると聞いたからで・・・」
「オメガがそう言ったのか?」
「ああ、違うのか? オメガも素人ではないから俺には本当のことを言わなかったかも」
「ふん、そこの彼女はククリナイフに関してはプロだぞ」
「まあ、それほどでも・・・どこからやったらいいの」さやかはククリナイフの切れ味を
転がっていた木片で確かめた。 「ほらほら、またたびだぞ」
「ふにゃ〜」ネコは黒澤のいつもの手に引っかかった。
「それで、真相は?」 「うにゃ〜裏で糸を引いているのは中国だにゃー」
「何だと、中国?」 「久村、オメガとは何者なんだ? そもそもこのミッションは誰がお膳だてした?」と五十嵐。
「オメガは、山田信二の仮名だ。このミッションのオーダーは中国共産党の上層部の「日本マフィア」から来た」
「日本マフィア?」とさやかは言った。
「比喩的表現だ。中国共産党も決して一枚岩ではない。対日利権を重視する一派が「日本マフィア」という表現をされている」 >>710
HPに怪しいリンクは発見できず
まあ、緒戦はジオで構築しているので元から完璧なセキュリティは求めていないが。 >>692
訂正
誤 「グふに乗ってるほうがボールに乗ってるほうが悲惨だと思うがな」
XXX
正 「グふに乗ってるよりボールに乗ってるほうが悲惨だと思うがな」
〇〇 >>711より
「それで、その一派はなんで池田の隠し金を狙うんだ?」
「いろいろな理由があるそうだ。これはオレ個人の想像だが、池田の病状がばれ、中国も
放置しておけば金がメルクワット第一銀行の所有になることに気が付いた。
そこで裏ルートで回収して、長男なり、適当な一族に再度与えるという魂胆だろう。
自分らのポケットに入れたのでは意味がない。マネーロンダリングに手間がかかるし
発覚する危険もある。今は中国も不正な資金には敏感だ」久村は答えた。 「アンニョンハセヨ、五十嵐さん」
「え、ユンさん、どこから来たの? 韓国で花嫁修業中じゃ」
「それは……」
「ちょっと待ちなさい!」
いきなりユンがもう一人現れた。
「え、ええっ!」驚く五十嵐。
「さあ、3Pの始まりよ」とユン2
「お待ちなさい、あなたがただけにいい思いはさせないわ」
「わわっ、ユン3」 「……と、三体そろったところで、ジェットストリームアタックだ!」
三人はホバー飛行で向かってくる。
「ワワ!」
五十嵐はとりあえずDP1928軽機関銃で三体を撃ったが軽くかわされた。
二体目がジャンプ、とっさに五十嵐は先頭の一体目の肩を踏み台に飛んで自分の肩の
ビームサーベルで二体目を切った。
ズガガガ・・・ドーン! 二体に減ったユンはフリーウエイから離れ半砂漠のステップを去っていった。
「また来るぞ」と久村。
「伊藤田」 「ビームサーベルを肩に仕込んでおいてよかったぜ、しかしあれは何だ」と五十嵐が言う。
「おそらく、折伏ババアの分裂した人間モドキだろう」と久村。
「あ、あんた、いつでもビームサーベルを肩に入れてるのか」とベルドが言った。
「たまにしかしないよ、パワーがいるからな」
「日本人は恐ろしい」とベルド。 「お、おまい折伏ババアなんか読んだるのか・・・!?」黒澤が呆れた口調で問いかける。 「こうなったら、オメガを救出し早くメルクワット第一銀行本店へ行こう」と久村。
「やばいことになったな」と黒澤。
さいわい、トラックはそれ以上の襲撃は受けずにナーパンに着いた。
ここは上下水道も完備され完全な区画整理で建物が立ち並ぶ清潔で美しい「東洋の秘都」だ。 久村はすれ違うナーパンの女子高生を眺めながら、街の一角を目指した。
「このビルだ」
「結構、立派なビルだな?」と女鐚。
「ああ、隠れているとベルドは言っているがまず確認しないと」
「サツがはってないか?」
「それも含めて探していくしかない。サツがいれば警察はオメガを拘束していないという証拠になる」
「ややこしいな」と五十嵐。 一応、先ほどの衛星携帯をかけてみたがやはりつながらない。
ビルのエントランスは無人だったがきれいに清掃されロビーのような広い空間になっていた。
だが、無人だ。
「サツは引き揚げた後か」と久村。
「だから言っただろう、オメガは身を隠したと」ベルドがここぞとばかりに言う。
「隠した場所は知っているのか」と女鐚
「そいつは教えてもらってない。オレが捕まることも織り込み済みだろう」とベルド
「エレベーターで4階へ、404号だ」と久村、もう右手はモーゼルをコートのポケットの中で握っている。 チン エレベーターが着いた。ドアが開く。
降りる日本人一行とすれ違いにベールで顔を隠した老婆がエレベーターに乗り込んだ。
ドアが閉まる。
「404、ここだ」とベルド。
「ふむ、鍵を開け・・・」と久村は言いかけてふと、考え込んだ。
「どうした」と黒澤。
「悪い予感がする、隣の403のドアを非合法手段で開ける」
403を開くと、、驚愕の表情を浮かべた13、4の美少女がいた。ショートの髪はプラチナの色だ。
まだ女になりきれていない体は、しかし発情をそそるには十分な蒼い色香を放っている。 「ぐへへへ〜ロリ・・・炉を見ると俺の中の獣が目を覚ますんだ」久村は言った。
早速美少女に飛び掛かる。
だが……
「もらった!」美少女の口から意外な言葉がほとばしった。
「何っ!」
微視のの手には万年筆が握られていた。が、その先端からは明らかな針が飛び出している。
「おまいら、武器を捨てて手を頭の後ろで組むんだ。仲間を殺されたくなかったらな」少女が得意げな表情で言った。
「は? 仲間?」女鐚はきょとんとして、それから黒澤に言った。
「こいつ、俺らの仲間だったっけ」
「いや……お前はどうよ?」黒澤は五十嵐に振った。
「関係ないね」 「な、何?」
「何だと!」
美少女と久村は同時に叫んだ。なので他の者にはよく聞き取れなかった。
だが、一瞬の隙をついて、茜が少女の万年筆を奪った。
「あっ!」
「可愛い声を出しても無駄よ」茜は冷ややかに言った。
「これ、何が塗ってあるのかしら。あなたの瞳に刺して確かめたいわ」
「お、おまえ……」女鐚は驚きの目で茜を見ている。
彼女がここまで根性が座っているとは予想もしていなかった。彼の知っている茜は普通のJKで
特技が変わっているだけだった。 「や、やめて……それにはクラゲ毒が塗ってあるの、数秒で死ぬほど強力なやつが」
「好都合ね、どう、死体になる気分は?」茜はじりじりと針を美少女の顔に近づける。
「まて、こいつからいろいろ聞きださないとならん」と黒澤が言った。
「命拾いしたな」茜は吐き捨てるように言った。 「まず、名前は何て言うんだ?」黒澤が聞き出し始めた。
「エリザベス、みんなからはエリと呼ばれてるけど」美少女……エリは言った。
「みんな、って言うのは誰だ? ただの友達やなんかじゃないだろ。こんな特注の
万年筆を持ってるおまえだからな」
「くっ……SGI諜報部ナーパン支局よ」
「SGIだと」久村は言った。 「創価学会のようなゴミはいらない、の略か!」久村は言う。
「創価学会のようなゴキブリは命を奪ってよし、の略だろ」と女鐚。
さらに色々な略称の解釈が出たが本筋とは関係がないので省略する。 「それで、どう言う指令を受けた?」女鐚は聞いた。ちらっと茜を見ると彼女はエリに
見せびらかすように万年筆を持っている。
「死にたくなければ言うんだ」
「はい、その、あんたら、いや、あなた方が404号室から出てきたら全裸で廊下に飛び出して
助けてぇ、と叫ぶようにと……あとはさっきの手順です」
「全裸じゃ万年筆は隠せないだろう」女鐚は当然の指摘をしたが……
「恥ずかしいこと、言わせないで……」エリは恥ずかしそうに赤くなった。
「ふむ」つられて赤くなる女鐚。沈黙 「しかし、404号室から出てきたら、だと? 入る前じゃなくて」とまた女鐚が言った。
「そうです。変だなとは思いましたが、来るのに気が付いてから大急ぎで脱いでも下手をすると
タイミングを逃してしまいます」
「まあ、そうだな」
「ずっと裸で待機していたらいいじゃない、馬鹿ね」と茜。
「そんな露出狂みたいな真似、恥ずかしくてできないわ」とエリは言った。
「でも結局裸で飛び出して結果的には万年筆で脅迫するんだろ」と女鐚は言ったが、この密室で
美少女がずっと全裸でいるという光景を想像してまた顔が赤らむのだった。 「ふむ……」女鐚の脳内を思考が回った。
メルクワット警察もSGIもオメガの事を知っていた。
ジェットストリームアタックを考えると、自分らの事も察知されていたらしい。
ユンが五十嵐の彼女であると言う事は相当古くからのおまいらシリーズ読者以外では
学会だけが知っている事だからだ。
だが、そんな手回しが出来るぐらいならなぜあっさりと池田大作の身柄を渡したのか?
ただ、池田失踪イコール隠し金のあるメルクワットに警報という図式は読めた。
池田の誘拐成功は偶然で、すぐに「こんな事をやる奴ら」として自分らがマークされたか? 女鐚は、エリの403号に廊下を監視するモニターがないことを知ってどういうことかと
エリに尋ねた。
「あの、隣の404号のドアが開くと、そこのモニターがつきます。それで誰が来たのか
分かるようになっています。カメラは404号に4台あって侵入者が何をしているのかも
分かります」
「警察はオメガの身柄を確保したのか?」と久村が聞いた。
「いいえ、それはやってきましたが留守とわかると出ていきました」
「久村、ナーパンじゅうの怪しい奴……パスポートの偽造やらなにかをしてる奴全員だろう、捜査の対象は」と女鐚。
「そうだな、一か所にずっとはいないか」 >>736
お久しぶりです。
>>735より
「だが、確実に戻ってくるだろう。急がないと……」と女鐚。
「だが、あの悪い予感は何だったんだろう」と久村。
出くわした美少女を襲っておきながらその「言いぐさは何打と女鐚は思ったが、エリに
「モニターをつけられるか」と聞いた。
「出来ます、でもドアは警察が去ってから開いていませんよ」
「用心に越したことはない」と久村。一番用心が必要なのはこの男だと女鐚は思った。 が、モニターがライブになると、そこに映った室内には久村らをのけぞらせるものがいた。
「こ、これは……」 そこには、ユンが二人たたずんでいた。
一人はバズーカ砲、一人は火炎放射器を持っている。
彼女らは無表情に(多分)ドアの方向を見ている。
「ど、どうやって入ったんだ?」と久村。
「奴らはホバー推進で壁を登ったんだ」と五十嵐。
「恐ろしい奴らだ」と女鐚は言った。
*作者注 ホバー推進で壁を登るのは不可能です。 「しかし、彼女ら折伏ババアの分裂した人間もどきは人間の男とエッチする事によって妊娠・出産できるらしいですよ
ヌッコロすのは殺人じゃ?」とエリが言った。
「奴らは折伏ババアの一部だぞ、生かして置いたら生殖するとなればなおさら殺さなければ」と五十嵐 彼らは、まず403号室のドアを調べた。事前調査と言う訳だった。
「ここに牛乳ビン受けがあるな」と黒澤が言った。
「しかし、外から中を覗き込んだり手を突っ込んだりできないようになっています」とエリ。
当然そんな不動産屋の説明みたいなことはしたくはないのだろうが、茜は万年筆を手放していない。
「特製の「バルサン」でいぶりだすか」黒澤は言った。 彼らは403号に茜とエリを残し、404号の前に移動した。
黒澤は催涙弾を出した。安全ピンを握る。
相方の松谷さやかは、そこは何も言われなくとも牛乳受けの入れ口を開く。エリの説明通りで中は見えない。
「GO!」久村は言った。 催涙弾を室内に送り込むと、中から「キャー」とか「アー」とか女性の悲鳴がした。
「奴ら、サッシを開けてベランダに逃げました。あ、飛び降りました。耐えられなかったようです」
茜がウオーキートーキーで報告してきた。
ちなみに、久村の衛星携帯以外の彼らの日本国内用携帯はここでは圏外で使用不可能であった。
「催涙ガスが薄らいだら中に入って……」久村は言ったが……
「あの、ユン二体は無事です、まだ目をこすったり顔を振ったりして戦闘能力はないようですが」と茜。
「しぶといな、女鐚と久村はガスが引いたら404号室を捜索、残りは下へ行って怪物と対決だ」と黒澤。
「三対二か」と五十嵐、三人はエレベーターで地上へ降りた。ベルドも連行して行く。 残された女鐚と久村は、おそるおそる404号室に入った。
ガスはもう残っていなかった。風が舞っていた。ちょっと寒い。
「何らかの手がかりを残していないかな」と女鐚は言ったが、机の上のメモなどは真っ先に調べられるだろう。
机の上と言えば、やはりカチコミに怯えていた事を物語るように日本製の双眼鏡とベレッタM9が置いてあった。
「ベットの枕元にスタンガンがあったぜ、クローゼットの中は変装用の衣装で一杯だ」と久村が言った。
それを聞いて女鐚の心が動いた。
……あの老婆……
証拠はなかったが先ほどすれ違った老婆がオメガではないかと女鐚は思った。
と、すると……
「久村、このフラットには4部屋ある訳だな」ベレッタを机から取り上げて女鐚は言った。
「ああ、一つはオメガが、もう一つはSGIが借りていた訳だ。全くとんでもないマンションだ」
ベレッタの予備断層は二つあった。女鐚はそれもいただく。 女鐚はベランダに出た。目をマンションの前の道路に向ける。
火炎放射の炎が竜のようで、バズーカの爆発音がした。
全く、とんでもないマンションだ。
「しかし、オメガはこの様子ではかなり切羽詰まっていたようだ。
このフロアの別の部屋に仮のアジトを作っていたんじゃないか?
SGIはとにかく、ポリには住所がばれてる事は分かってただろうし」
「それは……可能性はあるが401と402は空き部屋だったようだ。
このマンションでは下の郵便受けに必ず入居者の名前を出す決まりだ。
偽名で借りることは出来るがそれならその偽名があるはずだ」
「ドアのキーは簡単に開けられるか」
「普通のカギだ。オレは別にピッキングのプロでもないが403はあっさり開けられた」久村は言った。 「確認してみようぜ」女鐚は言った。万が一、、関係ない民間人がいて騒がれた場合に備え
スタンガンも持って行く事にした。
茜にもこの事を伝えておく。
廊下に出ると少し寒さがましになった。ふつうは逆だろうがこのマンションには普通なところはないのだ。
「402……空っぽのようだなあ」と久村。
「ざっとでいいから調べよう」
彼らは空き部屋を調べたが、何もないことが分かった。 ローソクを消さずにおくと、、、の巻
今日は前から約束していた創価高校の息子さんへの入学祝いとして一緒に映画を観に行った。
ババアが一緒に誘われたのとスコセッシ監督の「沈黙」を選んだのは、息子さんのたっての希望だ。
息子さん「どうでした?松子さん?遠藤周作の原作とはラストシーンが少し違ったけど
僕は、この小説が大好きだったんです。」
ババア「そうねえ、、でも、あの神父は棄教したんでしょ?」
息子さん「そうですねー、私達で言えば脱会者、退転者ですよ(笑)僕は他人の事笑えないけど(笑)」
ババア「私はカトリックとか福音とかも分からないけど、何かあの神父さんはさあ、、」
息子さん「悪い人には思えない?」
ババア「そう、、でも、神父は神父としての信心を捨てた訳よね?、、」
息子さん「もやもや、しますか?(笑)」
ババア「あの神父は良い人だったの?悪い人だったの?この監督は何が言いたかったの?」
息子さん「スコセッシ監督の映画はラストで必ず観客をもやもやさせるんですよ。だからファンが多いんですよ」
ババア「私の一番好きな映画は『タクシードライバー』よ!この監督の映画だったでしょ?」
息子さん「松子さんらしいなあ(笑)。自暴自棄で銃ぶっ放したら英雄になっちゃったって話ですよね」 シーシュポスとイレイザーヘッド、、、の巻
息子さん「今、松子さんが何を考えてるかわかりますよ。僕と同じことで、、」
二人は同時に 「四条金吾殿御返事!!(爆)」
ババア「神父もタクシードライバーも悪い人では無くて、善い人だって言ってるの?この監督は?」
息子さん「さあ、、?ただあくまで結果としてだけど神父は信仰を捨てることで信者を救った」
息子さん「タクシードライバーは銃乱射という反社会的行動によって性的搾取された12歳の少女を救った」
ババア「まあ、映画や【小説】の中だけの話だから深く考えるのも無駄だけどさ、、」
息子さん「じゃあ今日観た映画と【御書】とでは、どちらがリアリティが有りますか?」
ババア「そりゃあ勿論!御、、、。リアリティというか、、詳しく説明しなくても良い方がね、、」
ババア「あれ?、、、、」 >>747より
女鐚は、「隣化も」と言った。
「ふむ、そうかもな」
久村は隣の401へ、女鐚はもう調べの腰はないかと部屋の中を見回した。
「先生」
ドアの方から声がした。茜かと思って女鐚は振り返った。 「絵美!」
そこに立っていたのは丸井絵美だった。関西SGI外語の濃紺のブレザーを着ている。
一秒もしないうちに、「それ」が本物ではないと女鐚には分った。 「それ」はただの生徒から恋の対象になったころの、まぶしい丸井絵美そのものなのだ。
年齢も若い。 「絵美……」女鐚は無意識の内に彼女に近づこうとした。
「ヒャッハー! レイプ大魔人が現れた!」
「久村、おまえ自分でレイプ大魔人なんて言うな!」女鐚は言ったが……
「ふへへ〜お前をヤル、絵美」彼の耳には全く届いていないようだ そう、久村友恒は政教一致@大阪の人格そのままのキャラクター設定なのだ! 久村は、どこからか銃剣を出した。M16A2用の奴だ。刃渡りが約15センチもある本格的な刃物である。
「ぬふふ〜」
絵美はドアの前の廊下を後ずさった。女鐚が視界から外れる。 絵美は、装備の自爆ベストの起爆スイッチを手探りした。
だが、その瞬間、彼女の思考回路を爆薬のスペックが走り抜けた。
……ここで自爆したら先生も吹っ飛んでしまう。
そしてもちろん、自爆すれば彼女のもう一つの任務、妊娠・出産をして創価学会員を増やすと言う任務は不可能になる。
その意味では彼女に与えられた任務は極めて矛盾していた。どちらか一方を実行するためには一方を放棄しなければならないのだ。
彼女の思考回路を、またあるイメージが駆け抜けた。創価学会員でいっぱいの惑星のイメージだ。
//自爆は不可、起爆スイッチを……
「その手にあるのはなんだ、え、自爆装置のスイッチか?」
久村はエッチの化身となっていてもコマンドとしてのカンは実に鋭い。
絵美はしぶしぶ、うなずいた。
「捨てろ」
//起爆スイッチを廃棄
かすかな金属音がした。スイッチは廊下をどこまでも滑っていく。 久村はさすがに銃剣の切っ先を下げた。しかし、勝ち誇った顔でこう言った。
「ようし、じゃあ、ストリップだ。何を隠し持っているか分らんからな。まずはそのブレザーから……」
絵美はブレザーを脱ぎ捨てた。
「ふふ、じゃ、そのスカートも捨てろ。へへへ」
絵美が涙がこぼれそうになるのをこらえてスカートを脱ぐと、自爆用プラスティック爆薬のシートを入れて膨らんだショーツがあらわになった。
「ブラウスも脱げよ、キャミソールの下はやはり爆薬か?」
「もう許して、起爆装置は捨てたから爆発はしません」 「おまえの自爆装置は爆発しなくても、オレの一物は爆発寸前なんだよ、え、絵美」
「そんな……」
「実は昔、おまえが、いや、おまえのオリジナルが学校にいた頃には体を狙っていたんだ。だが、おまえのオリジナルは女鐚先生を選んだ」
「おまえのオリジナル」と言う言葉は絵美の思考回路に電撃のように衝撃を与えた。それはむき出しになった久村のチ〇ポよりショックだった。
「いつかは犯してやりたいという思いを、同僚の妻をレイプするのはよくないことだという常識で押し包み、隠して、オレは生きて来た……」
衝撃的な告白ではあったが、絵美はそんなもの全く聞いていなかった。久村を見つめている。いや、正確に言うと久村の背後を見つめている。
バシーン、ショックが久村を襲った。
「ガッ……」
崩れ落ちる久村。 「先生!」絵美は驚いた顔で女鐚を見た。
「スタンガンだ、もう安全だぞ……絵美」女鐚は絵美に言った。
「は、はい……」
「その……早く服を着るように」
はっと絵美は、今は下はショーツだけ、上はブラウス姿なのを思い出して赤面した。 絵美は服を床から取ろうとした。
//おねだりエッチ なう!
……ええっ
絵美は驚いたが「先生……抱いてください……」とストレートにおねだりした。もっともその声は恥ずかしさで蚊の鳴くような小声だった。
「え、ええっ」
オリジナルならもっと自然な流れで夫婦の営みに持って行けるに違いないが、人間もどきの絵美にはこれが精一杯だったので、彼女は真っ赤になりながらうつむいて黙って立っていた。 女鐚の脳裏に浮かんだのは、もちろん日本で帰りを待っている妻の絵美の顔であった。「オリジナル」だ。
そして、この「丸井絵美」は自分に結果的には仲間をスタンガンで襲わせ、
今また彼の円満な家庭を木っ端みじんに破壊しようとしている、恐ろしい敵だと思った。
やたらバズーカなど重火器を振り回すユンより「これ」のほうがはるかに手ごわい。
現に、それだけ危険だとは思いつつも、そして今なら一発で射殺できるにもっかわらず、彼にはそれができない。
もちろん、ぐへへ、ぐへへとよだれを流しながら彼女を犯すと言う事も出来ない。
たった今そのピンチから彼女を救い出したばかりなのだからそれは無情だし矛盾している。
「さ、服を着るんだ」女鐚はまた促した。
作者は「女鐚は自分がなりたくてなれなかった自分で、久村はありのままの自分」と語った事があったが、今がまさにその時であった。 と、政教一致@大阪は自分がライプ大魔人であることを認めた。 「そうだ、オレはライプだ。はっはっはっ……さらば!」
政教一致@大阪は去っていった。
「今のは何だ」と女鐚。
「さあ、ライプって何でしょう? ライプニッツの略でしょうか」絵美も首を傾げた。
「ライプチヒの略かも」 「ところで、早く服を着るんだ」
「はい」
絵美は色気も何もないと思いながらもそそくさと服を着た。
何よりも寒かったからだが、これ以上半裸でいるのもおかしな状況だったのも事実だった。
「じゃ、ここから逃げるんだ。仲間が……」ちらっと女鐚は久村を見た。
「他の仲間が戻ってきたら危ないからな」
「はい……先生、いつかまた会えますか?」
「さあな、それはライプのご機嫌次第だろう。登場人物の宿命だ」
「はい……じゃ」
絵美は踵を返すと素早く去っていった。 女鐚はその後ろ姿を見ながら
「しかし、問題はソラリスの海みたいな折伏ババアだな。奴の息の根を止めない限り何度でも人間もどきは襲って来る」
と思った。
考えてみればババアはこの小説本編には一度も出現していない。 それから女鐚は、久村のケツを軽く蹴った。
「う、うーん、美少女……」
「どうした久村、しっかりしろ」
女鐚は自分でも白々しいと思いながらも、そこは教員生活で身に着けた鉄板の演技力で言った。
「あ、あれ……」
「何をしている、こんな廊下で手にはナイフ、おまけにチ〇ポむき出しで寝ているなんて」
「あ、いや……」
「何だ、いきなりレイプ大魔人が現れたと叫んだと思ったら……なにか、いたのか」
「いや……その……」久村はしどろもどろになった。「絵美を犯そうとした」と言えば、
たとえそれが人間もどきであっても女鐚が愉快になる訳ない。 「とにかくチン〇をなおせ」と女鐚。
「あ、ああ……401にオメガは潜んでいたようだ」
「ほう?」 女鐚は401に入ってみた。
アルコールと饐えた精液の臭いがした。
オメガが潜んでいたのは窓際で、そこに寝袋と北欧もののポルノ本多数と
「ナーパン焼酎」の瓶が転がっていた。グラスと水差しもあるが、焼酎をラッパ飲みした形跡もあった。 「ナーパン焼酎?」
「ここ特産だ」と久村。
「む、書置きか」と女鐚はA4の上質紙を拾った。
「そうなんだ、「天竺で待つ」と書いてあるだけだ……」
「むう」 気持ち悪い小説書くな。
もっと面白いもの書けんのか?クズ。 嫌なら読まなければいいよ。
文句垂れる奴こそカス。 スレタイが目に入るだけで不快なんだよ。
もうちょいマシなもん書けや無能。 >>773
>>スレタイが目に入るだけで不快なんだよ。
だったrネットを見るな、それしか解決策はない
>>もうちょいマシなもん書けや無能。
マシって具体的にはどんな奴か?
小説では普通、百人読者がいれば百の感想がある。
そうじゃないのは「人間革命」ぐらいのもので、百人読者がいればその全員が学会員だからだ。
それでも、百一人目が「つまらない」と言う可能性はある。
ネットで小説を書くことの難しさはやった者にしか分からない。 要するにお前の小説はツマランということ。
才能ないから諦めろ。 せめて小説の寄稿する仲間内のとこでやれ。
創か公明板でネタが創かがらみでもやんな。
話の内容もなんか下品なだけだしな。
エロマンガ家の方が向いてるんじゃないか? 本気で小説書く気があるなら他所でやれ。中途半端な、オナニーみたいな自己満でやってんならファンタジーから目が覚めないガッカーと変わらん。
本気見せてみろよ。 本気で小説書く気があるなら他所でやれ。中途半端な、オ○ニーみたいな自己満でやってんならファンタジーから目が覚めないガッカーと変わらん。
本気見せてみろよ。 http://park18.wakwak.com/~tsukubahigashihp/
創価=天国
筑波東病院=土浦厚生病院=初石病院=地獄 >>ID:Bi2x+rwm
読みたくない、つまらんと言うなら読まなきゃいい
こっちも読者全員が納得する素晴らしい作品を書いているなどとは思ってない。
それと、自己満足上等だ。こっちはこれ書いて金もらおうとか、有名になろうなんて
これっぽちも思ってないんだから。
緒戦、政教一致@大阪とID:Bi2x+rwmとは話がかみ合わないだろう。価値観の相違だ。 >>770より
「天竺だと? インドか?」
「まあ、そう書いてあることになるが……これは簡単な暗号だ」と久村。
「は?」 「我々普通の日本人は、それもある程度の学がありゃ、天竺がインドを指す古い呼び方と分かるが
ナーパンの一般警官はそうではない」と久村。
「まあな、大体漢字が読めないだろう」
「いや、そこはメルクワットでも日本語を外語として学ぶものが相当いて、そこそこ漢字が読める者はいるが」 騎士団長の肖像、、、の巻
ババアは年度変わりを機会に汚い部屋の掃除を始めた
床に堆積された、誰にも読まれる事が無かった哀れなマイ聖教をまとめていた。
堆積された、決して誰の心にも届かぬ空疎な【叫び達】の再下方から一枚の絵が、、、
ババア「何これ?」 ババアはパンチドランカーのように疲れ果てた紙とは対象的に
鮮やかさを保っているアクリル絵の具の発色を眺めた。そこにはシンデレラ城の前で
横一列に並ぶ二人の子供と親らしき人物、そして下手くそなミッキーが、、
ババア「この三人って、、、ああ小学生の頃子供が書いた絵ね」
絵の裏を見ると今や音信不通の息子の名前と【私の家族】というタイトル。
ババア「ああ、これが私(笑)、、で、こっちが娘ね、、、アレ?」
本の2、3分、ババアは無言で俯いてしまった。やがて何も無かったかのように
ババア「こんな時もあったのね、、さあ、お掃除を再開しよう!」
ババアは絵を大切なバッグの中に仕舞い、掃除を続けた。
バッグの中の絵。その絵に描かれた息子だけには、顔は無かった。 >>782より
「教育は現代日本語の会話と読み書きに主体が置かれている。当然だが……大学生レベルだと、
カブキやスモウについての知識なんかも持っているし、日本のアニメや漫画はここでも大人気だ。
ただ、「中世からの他国の呼び方」までの理解なんかはないだろう」
「ふむ、しかし、インドだ? ここからインドまでは遠いし、かの国は広大だぞ。亜大陸と言う呼び方をする場合もあるぐらいだしな」
「もちろん、これは暗号だ。実は、ナーパンにも通称「ガンジー通り」と言うリトルインドタウンがある」
「じゃ、そこか」
「いや、オレと山田は二年ほど前にこのメルクワットに来た時、「ガンジー通り」の美味いカレーを食いによく行っていたんだが、ある日……」
「また美少女がらみのトラブルか」
「何で分かったんだ!」久村は驚いた。 「お前にそれ以外の何がある。 それで?」
「やばい事になって俺たちは親しくなったインド人カレー屋の店員の手引きでインド人の村に隠れた」
「インド人の村? なんだそりゃ?」
「ま、この話は戦前、いやずっと昔にまでさかのぼる話だが、このメルクワットを建国したのは中国系の異民族で、
漢民族とは違うらしいが、華僑(中国系移民)を恐れていた。
そのため中国人はナーパンに住めないと言うあからさまな差別策を取っていた。
それと同じで、「印僑」(いんきょう:インド系移民を指す術語)も恐れていた。
ガンジー通りなんて名前のようにインド独立後に出来た街だ。
それで、それまでインド人らはどこに住んでいたかと言うと、ナーパンから20キロ離れた村に集団で住んでいた」 「そこまでトラックで移動か……しかし、このとんでもないマンションから離れられるから良しとしよう」女鐚は言った。
そしてウオーキートーキーで茜を呼んだ。
「もしもし、かたはついたか?」
「あ、先生、今ついたところです。あの〜ミニサイズのきのこ雲が上がってますけど?」
「ユンはやはり核融合エンジンで動いていたのか。恐るべし折伏ババア」女鐚は言った。
「こっちに五十嵐さんが手を振ってます」
「403に戻る」女鐚は通話を切った。
「ここは片付けよう。この部屋に隠れていた者がいたのがばれないほうが良い」
「そうだな、しかしこの北欧もののポルノは」
「持って行くな、401に放り込んでおく」女鐚はぴしりと言った。 ザグルー殺し 「顕れるイデア編」、、、、の巻 上
ババアの携帯が激しく鳴った。組織総局の連絡局からだ。ババアは番号登録を確認し緊張して電話にでた。
連絡局「ババア!折伏の要請だ!タゲは南フランスに住む資産家のザグルーという中年男性だ!」
ババア「折伏案件ですか?特殊な折伏は、いつも会員奉仕局か接遇局からでしたが?しかもフランスって?」
連絡局「余計な事は考えなくて良い。このザグルーはスイス国籍も持つ二重国籍で大資産家なのだ」
連絡局「彼は生きる事に疲れ果て2ヶ月前に自殺未遂。現在回復し車椅子生活。地中海を臨む豪邸で一人で暮らしておる」
ババア「そんな経済的にも健康上の問題も何もない、ある意味勝ち組の自殺念慮者なんて、、私には自信がありません、、」
連絡局「確かに人生の成功者が紡ぎ出す死生観は一筋縄ではいかん。何せそういう奴らは知性的な知識層や文化人が多いからな」
ババア「私は期待に添えないと思いますが、、、」
連絡局「いや!ババア!この手のタイプにはお前のような『メタファーにコミットする大馬鹿人間』の方がパラダイムシフトの効果的な兵器なのだ!」
ババア「それでは出国する前に、私は何を勉強すれば良いですか?」
連絡局「馬鹿野郎!勉強して何になる?無知蒙昧な輩が望まれているだけに、お前、相模大野の折伏ババアに白羽の矢がたったのだ!」
連絡局「大体、今まで信濃町が末端学会員に何を学ばせたというのか?」
連絡局「むしろ学んでもらっては困る。知ってもらっては困る。知的になっては困る。という学会3大困る要因を排除してきたではないか!」
ババア「了解しました。全力で頑張ります」 ザグルー殺し 「顕れるイデア編」、、、、の巻 上
ババアの携帯が激しく鳴った。組織総局の連絡局からだ。ババアは番号登録を確認し緊張して電話にでた。
連絡局「ババア!折伏の要請だ!タゲは南フランスに住む資産家のザグルーという中年男性だ!」
ババア「折伏案件ですか?特殊な折伏は、いつも会員奉仕局か接遇局からでしたが?しかもフランスって?」
連絡局「余計な事は考えなくて良い。このザグルーはスイス国籍も持つ二重国籍で大資産家なのだ」
連絡局「彼は生きる事に疲れ果て2ヶ月前に自殺未遂。現在回復し車椅子生活。地中海を臨む豪邸で一人で暮らしておる」
ババア「そんな経済的にも健康上の問題も何もない、ある意味勝ち組の自殺念慮者なんて、、私には自信がありません、、」
連絡局「確かに人生の成功者が紡ぎ出す死生観は一筋縄ではいかん。何せそういう奴らは知性的な知識層や文化人が多いからな」
ババア「私は期待に添えないと思いますが、、、」
連絡局「いや!ババア!この手のタイプにはお前のような『メタファーにコミットする大馬鹿人間』の方がパラダイムシフトの効果的な兵器なのだ!」
ババア「それでは出国する前に、私は何を勉強すれば良いですか?」
連絡局「馬鹿野郎!勉強して何になる?無知蒙昧な輩が望まれているだけに、お前、相模大野の折伏ババアに白羽の矢がたったのだ!」
連絡局「大体、今まで信濃町が末端学会員に何を学ばせたというのか?」
連絡局「むしろ学んでもらっては困る。知ってもらっては困る。知的になっては困る。という学会3大困る要因を排除してきたではないか!」
ババア「了解しました。全力で頑張ります」 >>789
資料によってばらつきがあり、実数は一千万を切っていると考えられるものの根拠が
一時期会員増に勢いがあった関西でも今は高齢化が進み、脱会者も多いというの実情の模様 http://park18.wakwak.com/~tsukubahigashihp/
創価=天国
筑波東病院=初石病院=土浦厚生病院=地獄 http://park18.wakwak.com/~tsukubahigashihp/
高木美智代=久保洋子=久保りか=阿部洋子=天国
筑波東病院=土浦厚生病院=初石病院=地獄 女神が現れた!
「久村よ、お前が落としたのはこちらの超絶美少女小学生か?それともあちらの超絶美少女中学生か?」
女神と同時に2人の少女も現れた! 「もちろん3Pよ!」久村は2人のロリータに飛びかかった! >>786より
「しかし、「ナーパン焼酎」の一升瓶は重いな」と女鐚は言った。何本もある。
「オメガも大分飲んでたようだな、まあ……」と言いかけて久村は立ち止った。
「まだ402の前だぞ」
「いや、これは何だ?」久村はスイッチを床から拾った。
「何かのスイッチのようだな、不用意に押すなよ」ドキッ! 女鐚は素早くスイッチを取り上げようとした。
「む、おまい、これが何か知っているのか」
久村のコマンドとしてのカンは鋭い。 「知らない」それは事実だった。しかし、さっき立木儀した会話の内容から、
それが絵美の投げ捨てた自爆スイッチだろうとは予測できた。
「だったら、ぽちっとな」久村は躊躇せずにスイッチを押した。
どこかで鈍い爆発音がした。
実は、久村はこれが絵美の自爆装置の起爆スイッチだと百も承知だった。
「おや、どこかで爆発が」
「だから言っただろ、不用意にスイッチだのボタンだのをいじるのは危険が伴う」
女鐚は平然とした表情で言った。無論心中は平然どころではない。 「そんじゃ、オレは>>794の世界へ」
「ま、まてやコラ」
飛び掛かった久村は……
「おお、あなたこそ伝説のロリファイター! 一緒に来なさい」女神が言う。
「ど、どこへ?」
「フフフ、あなた方はもう下がってよし」
「はっ」
「はっ」
超絶美少女たちが現れたのと同じように消えた。 「え、えー?」久村は顔をしかめた。
「今、ロの国は大変なピンチです」
「は?」
「児童ポルノ禁止と援交禁止条例で」
「え、はあ?」
「ロの国はね、(以下、二行法的問題により削除」 「ええっ、そんなシステム? ロ抱き放題は素晴らしいが、逮捕連行され厳罰?」
「そこで、あなたの出番です」
「い、いや、しかし、その冒険に出るのはこのお花畑の冒険が終わるまで待って下さいませんか?」
「仕方がありませんね、待ちましょう」
久村は>>796の世界へ戻った。
「ただいま」
「久村、おまえいくつもの世界を掛け持ちしてるのか」女鐚は目を丸くして言った。
「まあな、それと関西創価高校の冬のブレザーはやはり紺色であることが確認できたぜ」
「はあ?」
「関西SGI外語も同じように紺色ブレザーだと思う」
「おまえ、同校の先生やってたんじゃないのか」
「ま、そう言うものだ」久村はおすまし顔であっさり言った。 彼らは401の物を404号室に戻した。
それも、警察が一目見て先刻ここへ来た時にはなかった物があるとは分からないように気を付けて仕舞った。
「さてと、五十嵐らが帰ってくるか」
402号室に戻ると、エリは大人しくベッドに座っており、茜は用心深くエリを見張りつつ
ウオーキートーキーを手に窓際にいた。 黒澤たちが戻って来た。負傷者はいなかったようだ。
「お疲れ」と女鐚。
「大分、弾薬を使ってしまった。だが、バズーカを捕獲したぞ。弾は五発」
「それは助かる。RPG‐7もたくさんはないからな」と女鐚は応じた。
弾薬はトラックに戻れば補充できるにしても出来る時には敵の兵器を鹵獲して使ったほうが良い。
「それで、オメガの居場所は?」とベルドが聞いた。
女鐚が止める前に久村が答えた。
「『インド人居留地』だ」
「はあ?」とベルド。
「久村、おまい……」女鐚はエリの方を目で示した。
「うっ!」 「やむをえない、こいつは村まで連行してそこで縛って置き去りにする」と女鐚。
「殺したほうが固いんじゃ?」とさやか。それも一理はあった。死人は口をきかない。
「いや、殺さずにおいてやろう。俺らは学会じゃない」女鐚は言った。 ザグルー殺し「顕れるイデア編」、、、の巻 中
小高い丘にザグルーの豪邸は建っていた。地中海を一望出来、ヘリポートやプール、曲線を描く海沿いには
豪華なヨット。判で押したようなイメージ以外何も無い。リヴィングからはマイルスデイビスのビッチェズブリューが流れていた。
ザグルー「ようこそ。松子さん。折伏に来たんでしょ?(笑)」
ババア「8ヶ国語喋れるって聞いてたけど随分流暢ね。でも、なんで私が来る事、私の名前を知っているの?」
ザグルー「それが私の死生観というかなあ、、いや人生観?いや、人生への、、とにかくだ、私が受け入れなければならない受難なのですよ」
ババア「なんでアナタみたいな人が死にたがってるのよ?私は福運を授かるために今日折伏に来ました。さあ、一緒に宿命転換、勝利に向かって戦いましょう」
ザグルー「遠い声。絶対に理解は出来ないでしょう。また、その無理解の場の存在こそが、、、いや、つまらん話ですね」
ババアはリヴィングの壁に清潔に所狭しと飾られている写真や症状や金色に輝く何かを眺めた。
ババア「この写真。あなたの周りに大勢集まってる子供達って誰?」
ザグルー「全部、私の大切な子供達ですよ」
ババア「ふーん、、アナタは人種差別の無い人なのね、、、」
ザグルー「(笑)、、本当の子供ではありません。能力があっても教育を受けられない子供達に養子になってもらったんです」
ババア「ふーん、、、ところでさあ、、、もう1つ養子の席は空いてない?」
ザグルー「松子さん!(笑)」
ババア「冗談よ!、、、本当は私も大学に行きたかったけどね、、、、」
ザグルー「いくら歳をとっても向学心がある人は歓迎しますよ(笑)」
ザグルー「人間は、どんなに歳をとっても成長するものだから、、、でも、死人と旅をする人だけはお断りしますよ」
ババア「えーーーっと、、、、アンリミショーの言葉ね?、、いつか出会ったウィリアムブレイクという外人に言われたわよ」
ザグルー「え!?(驚愕)、、、あの、ウィリアムブレイクに会ったんですか?」
ババア「何言ってんのよ。あのウィリアムブレイクか?そのウィリアムブレイクか?このウィリアムブレイクか?確かめようが無いじゃない!!」 政教一致@大阪って久村みたいな香具師だったんやな・・・ >>803より
一行は、一階に降りた。
マンション内は整然としており元のままであったが、一歩外に踏み出すと戦場が広がっていた。
クレーターのような爆発跡が道路に開いていて、道沿いの店のショーウインドウは割れている。
略奪はまだ起こっていない。みな銃撃戦に恐れをなして非難したらしい。
「放射能は低いレベルだが長居は無用だ」と黒澤。
「トラックは無事化」と女鐚は言った。
「ああ、さっき確認した」と五十嵐が答える。 建物の残骸やらなにや、今やガラクタが転がっている路上を見て、ベルドはトラックをバックで出すと言った。
「仕方ないな、あそこの脇道なんか崩れた瓦礫で自然のバリケードみたいになっているぞ」と女鐚。
「復旧には時間がかかりそうね」とさやかが他人事のように言った。
その瞬間、エリが茜のみぞおちを肘打ちした。たまらず崩れる茜。
「あっ!」
「貴様!」
「待て」 エリはダッシュで自然のバリケードへ、そこにあるわずかな隙間に頭から潜り込む。
五十嵐が隙間に入ろうとした。
「あ、くそ……肩がつかえる」
「しまった、あの少女、エリって奴、図ってやがったな」女鐚は言った。
「どいて下さい、追います」と茜が言う。素早く隙間に入り込んだ。
「ウオーキーで指示する、ロリは惜しいが、こうなったら仕方がない、射殺だ」と久村。
「了解」 隙間の向こうも「くのいち」のコースのような残骸の迷宮だった。
久村は市街図と自分の記憶を頼りに向かう方向を指示した。茜はウオーキートーキーは受信に合わせたまま首から下げたままにしてコルトを手にエリを追う。
何とか追いついた時、エリは袋小路にはまっていた。
「クッ……撃てよ」エリは悔しそうに言った。 「お望み通り」茜はコルトM1903を構えた。エリの心臓を狙う。 そこで彼らが見たものは、二人のメルクワット国家警察の警官がシュマイザー短機関銃を
構えて茜とエリを見張っている光景であった。
シュマイザー……正確にはMP40短機関銃は第二次大戦時のナチス・ドイツの短機関銃で
木製部品は用いずプレスや溶接を使用する当時としては画期的なサブ・マシンガンである。
今でも強力だ。警官が引き金を引けば9ミリ拳銃弾が毎分500発の発射速度で二人の少女に降り注ぐ >>811 訂正 (1ブロック抜けてました)
「このあたりじゃないか?」と久村。
彼らは一団となってエリを追い込んだあたりまで、ようやくたどり着いたのだった。
「銃声がしなかったか?」と五十嵐。
「む、したような?」と女鐚。
彼らは角を回った。
「ええっ!」
そこで彼らが見たものは、二人のメルクワット国家警察の警官がシュマイザー短機関銃を
構えて茜とエリを見張っている光景であった。
シュマイザー……正確にはMP40短機関銃は第二次大戦時のナチス・ドイツの短機関銃で
木製部品は用いずプレスや溶接を使用する当時としては画期的なサブ・マシンガンである。
今でも強力だ。警官が引き金を引けば9ミリ拳銃弾が毎分500発の発射速度で二人の少女に降り注ぐ 「お前ら、動くな!」
久村らの背後からも声がした。彼らが振り返るとそこにもメルクワットの警官がいた。
手にはポリスの定番、ポンプアクションの散弾銃を持っている。
「く、挟み撃ちか!」よ久村。
「メルクワットの警察を甘く見たのが失敗の元だな」と黒澤 「ドン・シュート ウイ、アー、チャイニーズ!」女鐚はとっさに叫んだ。
もちろん、今やベルドでさえバズーカを背負っている(弾薬は渡さなかった)ぐらいで、全員しっかり銃で武装しているからそれは通りそうになかった。
「ノン、ノン、ドン・シュー OK?」警官の一人が女鐚の発音に教育的指導を入れた。
「イエイ ドン・シュー……」
「お前ら中国人か、パスポートを見せろ」警官のもう一人が言う。上席者らしい。
「そっちの女の子も中国人か?」
「いえ、私は違います」エリは叫んだ。
「そうか? そういう感じだな。で、こいつらは?」
「いきなり街で無差別発砲を! 街が無茶苦茶になったのはこいつらのせいです」とエリ。
ある意味では全く真実なので、女鐚らは言葉に詰まった。」 その時、動いたのは茜だった。
「ちょっと待って下さい、興産します」
彼女はコルトのグリップを警官らに向けて差し出した。
警官は反射的にコルトを取った。
「パスポートを出します」
茜はポケットに手を入れ、中国のパスポートと万年筆を出した。
「ここに……」さりげなく万年筆を握る。
相手の両手が塞がっている事を見て警官はパスポートも受け取ろうとした。 プッ……
茜は警官の手を万年筆の針で刺した。
「うっ!」
「どうした」女鐚らを見張っていた同僚が振り返る。
「こいつ、何かで……」
刺された警官は次の瞬間、激しく嘔吐した。思わず手にしていたコルト.32で茜を撃つ素振りをした
だが、弾は出ない。
「貴様!」
同僚警官がMP40を構える。
だが、茜はそれまでに針を好感していた。そのまま万年筆を棒手裏剣のように投げる。
「ぐっ!」のけぞる二人目の警官。 訂正
誤 好感
正 交換
一カキコごとに毎回訂正…… その警官はMP40を手から取り落とし、そのまま万年筆を抜いた。
さらに、万年筆が刺さったあたりを激しく搔きむしった。
「痒い、かゆ……」二人目の警官はばったりと倒れた。
「なに? かゆ、うま…だと?」もう一人の警官は離れたところ、久村らの背後にいて
状況が把握できていなかった。
ショットガンを構えたが、発砲は控えた。このままでは仲間も撃つ事になってしまう。 訂正
誤 激しく搔きむしった。
正 激しく掻きむしった。 茜はそのまま走って、まだ立っている警官と久村らの間に出た。
警官はショットガンをあきらめて拳銃を抜いていた。
茜は、グレーに赤の格子模様が入った制服のスカートを自らまくり上げた。
「な、なにっ!」目を見開いて絶対領域を見る警官。ショーツは小さいが確かに純白だ。
だが、そのガン見が彼の命取りになった。茜の手がショーツと同じように白い太股に伸びる。
そこには絆創膏で固定したホルスターがあった。 茜はホルスターから消音器付きのハイスタンダードを抜いた。
彼女はそのまま警官の両目と口の中を撃つ、銃声はほとんど聞こえない。
「恐ろしい殺しの技だ。あっという間に三人殺した」と久村が言う。
そのまに茜はホルスターにハイスタンダードを戻す。 女鐚が警官のMP40を捕獲しようとすると、警官の死体がみるみるドロドロに溶け始めた。
「人間もどきだ!」 「こんな所にまで!」
「信じられんな」
「うわー、気持ち悪い」
皆、色々言った。
「危ういところだったな……」と女鐚はエリに言った。
「マジで空のピストルに脅されてたの? 有り得ない」とエリ。
茜はコルトを拾うと、無言でスライドを引いた。
「もう、空じゃないよ、もう一遍やろうか」
「うぐっ」エリは悔しそうに唇を嚙んだ。 どうも 「か」が嚙などのコードに変換される現象がある模様。原因不明
訂正
誤 唇を嚙んだ。
正 唇を噛んだ。 女鐚は、茜にまだ針は残っているかと尋ねた。
「まだ、23本あります。連続で二本使うのは計算してませんでしたが」
「初期装備の一本プラス24本か、そんなに毒針では殺せないと思うが……」と女鐚。
彼の発言は目の前で一瞬にして二人始末された事実に反していた。
それから女鐚はMP40を捕獲・点検した。
この短機関銃はシュマイザーと呼ばれることがほとんどだが、実際にはシュマイザーと言う
人物(ドイツの有名な銃の専門家)が開発にかかわった事はない。 ザグルー殺し「顕れるイデア編」、、、の巻 下
ババアはザグルーの言われたとおりに、パリ14区にあるカフェ・ド・パリに向かった。
ザグルーの最後の遺言「パリでエクリヴァンとシニフィアンに会ってくれ、、、」
ザグルーの地図にあるとうり、そのカフェは「カルネ」という馬肉屋の交差点の対偶にそんざいした。
ババアは、この世を去ろうとするザグルーの声が耳から離れない
ザグルー「松子さん、アナタが殺すのは私という一人の人間では無いのです」
ザグルー「半分は死人同然の、もう半分の私を殺すだけですから、、、」
ババアは40センチ四方の箱をエクリヴァンとシニフィアンに届ければ
受け取った報酬の対価を今は亡きザグルーへ支払い、全ての契約は終結する。
ババアはザグルーに教えてもらった詩の一部を、今やお題目の代わりに一人、唱えている。
「毎朝毎晩、、幸せに生まれつく者、、、、毎朝毎晩、、不幸に生まれつく者、、、、」 MP40は弾薬として9ミリ拳銃団を使用する。
そのせいだろうが偽警官二人はサイドアームに同じ9ミリ拳銃団を使用するブローニング・ハイパワーを装備していた。
背後にいたショットガンの偽警官は、サイドアームとしてS&WのM10を装備していた。
ショットガンを拾い上げた女鐚は顔をゆがめた。
これは密造品のようだ。通常はどんなショットガンでもあるメーカーの刻印や銃の製造番号などが
一切ない。のっぺらぼうだ。
女鐚は、うわさで北朝鮮が外貨稼ぎにこのような銃を生産していると聞いたことがあった。 >>832
電波で思考盗聴が出来るという主張はたくさんネット上にあるがその原理を説明できた奴はいない。
私は思考盗聴も集団ストーカーもないと考えている。 >>830より
結局、女鐚はMP40とブローニングハイパワー各二丁と、弾薬や、ホルスターのついたガンベルトを奪った。
無印のショットガンは怖いから捨てて行くしかなかった。
「しかし、北朝鮮を武器の供給源にしているとなると侮れんな」と女鐚。
トラックは順調に走り出した。
カーラジオは緊急事態宣言がナーパンを始め全国に発令された事を告げていた。
「まずいな」と久村。 トラックの行くてにある小高い丘から、白い煙が立ち上っているのが見えた。
「のろしか?」と黒澤。
「それはないだろう……と思うがな」と久村。
「頼りないな……まあいい、ここまで来たら先に行くしかない」と五十嵐。 だが、実はその白い煙の元は聖教新聞だった。
無論、メルクワット語で印刷されたものだ。 黒い嘘が堂々と載っている新聞でも燃やすと白い煙が上がるのだ。
「ナム…ト・ラ・ック・が・そ・ち・ら・へ…」 そんな事情も知らず、トラックは走る。すぐに何かの巨大な看板の前に出た。
「何だ、これは?」と久村。「前はこんな物なかったぞ」
「え? そうなんですかい?」とベルドが言った。
「何て書いてあるんだ?」と黒澤。
「『これよりインディアン居留地、無許可立ち入り禁止』」
「ふむ、しかし行かないとオメガと合流できない」と女鐚。 しばらく進むと、また看板があった。
「何だ>」と女鐚。
「ああ、『フリーウェイここまで』」と久村。
「その下の小さな手書きのメッセージは何だ? 『ようこそインド人居留地へ』か?」と女鐚。
「ああ、違うぞ。こう書いてある、『よそ者は出て行け』」と久村。 「お前ここでは悪さしてないだろうな?」と女鐚は久村に言った。悪い予感がしたからだ。
「そんな事は……おや?」
「どうした?」
「ベルド、トラックを止めろ」
「は? はあ……」とっラックは停車した。
フリーウエイよりは舗装が荒れている事が分かった。しかし、彼らの耳には……
「太鼓の音がするな」と女鐚。
「このリズムは、「戦いのドラム」だ」と久村。
「は?」 「何だ、そりゃ?」と五十嵐も言った。
久村が答えるよりも早く、向こうから一群の戦士たちが現れた。手に手にウインチェスターM1894や
M1887を持っている。
「ハウ!」久村は呻いた。
やがて、戦士集団のリーダーらしき初老の人物が前に出て来た。
「仕方ない、みなトラックから降りて、話をつけよう」と女鐚は言った。
全員、トラックから降りる。
「どこから来た、よそ者?」
「おいら、ベロってんだ。指は三本だけど、怪しいもんじゃないぜ」と久村が答えた。 「何! 妖怪人間か? ♪人に姿を見せられぬ、獣のようなこの体〜 の、あの?」
「そうだ」
「あんな獣がおるか! 」
久村は初老の人物にパチキを入れられた。
「オウチ!」久村は痛そうに言った。
(作者注 パチキとは頭突きの事を表す大阪弁 用例「パチキ入れたろか!」) 「それと、指三本は手指欠落者への差別的表現か?」
久村はさらに後ろ回し蹴りを入れられた。
私的制裁が終わると、初老のリーダーは
「さてと、どこから来た?」と頑固に最初の質問に戻った。 久村は、痛いのをこらえながら「そこのトラックからだ」と答えた。お約束だ。
「スケさん、カクさん、懲らしめてやりなさい」
久村が二人に、いい塩梅に痛めつけられた後で、初老の男は「もういいでしょう」と言った。
「おいおい、もういいでしょう、では済まないだろう。これだけ人を痛めつけておいて」と女鐚が抗議した。
女鐚が指さす所にはボロボロになった久村がうずくまっていた。 「インド人、暴力好きくないがふざけた答えは許さない」が答えであった。
「そうか、ナーパンだ。ナーパンから来た。その前は日本から来た」と女鐚は言った。
「ほう、ワシの名前は『ご老公』だ」と初老のリーダーが言った。
「女鐚と言う」
「オウ、あの直立ネコ型ロボットは?」
「ドラエもんはいない」と女鐚。 ザグルー殺し「遷うメタファー編」、、、の巻 上
ババアがカフェに入ると威勢の良いファンファーレが鳴った。店内のBGMにしては大袈裟なバルトークのピアノ協奏曲第2番だった。
先にババアを認識し流暢に語りかけたのはシニフィアンの方だった。
シニフィアン「松子さん。お待ちしておりました、荷物の方をお預かりします。」
ババア「荷物は、この箱1つよ!ところで隣にいるのがエクリヴァンさんなの?」
一口もつけて無さそうなラテを前にババアと視線を遭わそうとはせずエクリヴァンは必死に手帳に何かを書き続ける
シニフィアン「そうです彼は記述しかしません。対話は常に私の仕事。でもエクリヴァンはこの世の全ての事象を文字言語で記述出来る天才ですよ」
運ばれてきたミュスカデに角砂糖を次々に溶かし込みながらシニフィアンは笑顔で語る。
ババア「さあ、これで終わった、日本に帰らなきゃ!それにしても今流れている曲、変よね?」
ババア「1つ1つは良い曲だけど、ごちゃ混ぜに鳴ってるみたい。これじゃあ良いメロディが台無しよ。コレ作曲した人は飽きっぽい性格だったんでしょうよ」
シニフィアン「面白い所にお気づきですね。それでは松子さんの為にも今ここで謎解きと実験をして差し上げます」
40センチ四方の箱を取り上げシニフィアンは包装を解く。興味深く中を覗き込むババア。すると、、、、 >>845謔?
一行はまたトラックに乗り込み、居留地の外れにある駐車場まで移動した。
駐車場は巨大で、やはりと言うか、東南アジアでは定番と言うか、スーパーカブが多数とまっていた。
久村の説明では、メルクワットではスーパーカブを「ホンダ」と呼んでいるそうだ。
スーパーカブも一番最初は、軍隊が一挙に百台輸入した事だそうで、ナーパンの大通りをその百台がパレードしたことが
メルクワットのモータリゼーションの夜明けだったそうだ。
今では国産化され、値段のお手頃なスーパーカブはメルクワットの庶民の足だと言う。 女鐚は、日本とは逆の通行(車は右側通行)であるにもかかわらず、日本製の中古車が
多数あるのにびっくりした。
また、彼は古いと言う点ではスバル360が止まっているのにびっくりしたが、久村の説明では
富士重工の東南アジア向け工場がつい最近まで操業していて、その工場の第一弾として
スバル360が生産された関係で、今でも結構走っているとの事であった。
なお、そういったスバル360は日本と違って左ハンドルでメルクワットの交通事情にあっていた。
トラックを止めると、一行はやっぱり降りた。今度は明美と池田大作も降りたのだった。
「病人か?」とご老公が聞いてきた。 「いや、年を取っていて足腰が立たないだけだ」と女鐚。
「そうか。今では村に診療所もある。ま、何かあったら村の中心まで来てくれ」ご老公はそう言って去っていった。
「それで、オメガはどこだ?」と黒澤。
「こっちだ……前の家にいるんならな」と久村。
「それはそうと、何だこの、テントの群れは?」と女鐚。
「ティピーだ。良く西部劇で出てくるだろ」と久村。
「あそこらへんに立っている奴は何打」
「トーテムポールだ。西部劇で見たことあるだろ」
「はあ?」
もめているとご老公が戻って来た。 「お前らの寝るティピーを確保したぞ、今は遠くに狩りに出ている男のものだが、あんたら全員を
入れられる」
「本当か?」と女鐚。
「インド人、嘘つかない」 「ちなみに、その男は何を狩っている?」とまた女鐚、あまり早く帰ってこられると困ると思ったのだが……
「オヤジだ。しばらくは帰らん」
「はあ?」
「だから安心しろ」 オメガのいる平屋の建物に行くと中から赤ん坊の泣き声がした。
「そう言う事だったのか」と久村は言った。
女鐚は短く「待ってろ」と言い、ブローニングに手をかけながら用心深く「のれん」(?)をくぐった。
内部は意外に広い。どこかで料理しているような匂いがした。 >>853より
谷志は関西SGI外語の冬用制服を着ていた。
「ヤシ、お前?」
「はい、ヤシです。です、ですです……DEATH!」
谷志はいきなり痙攣を始めた。
「わわっ!」
女鐚はブローニングを抜いたが、発砲はためらった。 「あうあうあ〜」
谷志はその状態からブリッジの姿勢になり、そのまますささっと逆向けではい進んでくる。
「うわー!」
女鐚はとっさに机の上にあった瓶やグラスを投げた。
「もけけ、もけけ……」
谷志は一旦部屋の隅に下がったがまた、こちらを窺っている様子だ。 また、赤ん坊の泣き声が聞こえて来た。
谷志は向きを変え、隣室へ下がった。
「ま、待て!」
女鐚は後に続いた。
その部屋は書斎のように本棚と机があり、壁には釣りの道具一式とレミントンM870が飾ってあった。
このレミントンは狩猟用らしく、6連発のチューブマガジンのついているタイプだ。
だが、谷志加奈は開いていた窓から表へ出ようとしていた。
「待て。撃つぞ」
女鐚はやむなくブローニングを抜いたが、加奈は一瞬早く外へ出た。 「待てっ!」
「あら、あなたは……」
女鐚は背後から声をかけられ振り返った。
朝ぐらい肌の若い娘が立っていた。身長は高い。
彼女はモンペのように足首がしまったズボンをはいていた。腰は布ひもで締めるタイプだ。
上は、白のシャツにデニムのベストを着ている。
顔は、愛嬌のある丸顔をしていた。美少女だと女鐚は思った。
髪の毛は長く、後ろで束ねている。 「……あの?」女鐚は戸惑った。正直、あのババアの放った人間モドキには飽き飽きしていた。
娘は、女鐚の手の拳銃にも動じず、さらに続けた。
「お父さんのお知り合い?」
「は?」
彼女の年齢はいくつぐらいか、女鐚は素早く考えたがこれだけは分からない。
15、6から上は二十代後半まで、幾つと言われてもうなずくしかない。 「お父さん、ですか」女鐚は聞いた。加奈も気になるが問題はオメガだ。
「あら、わたしのお父さんではありません。ちょっとお待ちを」
娘はやってきた扉の向こうに消えた。
戻って来た彼女の胸には、一歳半か二歳ぐらいの赤ん坊がしっかりと抱かれていた。
先ほどの泣き声はこの子の物だったようだ。ベビー服はピンクで、多分女の子だろう。
流石に鬼畜の久村もこのぐらいの赤ちゃんは対象外だろう。
「この子のパパ」
「ああ、私は日本から来ました。ノビと言います」
「ノビー。聞いていますわ、あの人は今、ミルクを買いに出てます」
「あのう……」
「あ、私、「りゅん」と言います」
娘……りゅんはご丁寧にも近くの髪に「りゅん」とひらがなで書いた。 「あの人?」
「え、ヤマダ、です」
……ビンゴ!
女鐚はそう思った次の瞬間、「山田電機です」とか「山田隆夫です」とか言われたら困るので
「下の名前は?」と聞いた。
「シンジです」
……ビンゴ! オメガ=山田はしばらくすると帰ってきたが、
「りゅん、通りでヤバいものを見たぞ、戸締りをするんだ」と言いながら書斎に入って来た。
「山田!」
「野比! お前、良くここが分かったな」
「201号室でメモを見た。それで、ヤバいものとは何だ?」
「SGI外語の制服を着た女が「クケケケェ〜」と叫びながら広場を走り回っている」
その時、ウインチェスターライフルのものらしい銃声が数回した。
「多分、もう大丈夫だ、それよりも……」
「ん?」
女鐚は隣の部屋へ山田を引っ張って行った。
「何だ?」と山田。
「お前、こんな所で幸せ一杯の家庭を作ってたのか」 「いや、実は……」山田は口ごもった。
「あの子供はお前の子供なのか?」
「ああ、その事なんだが……」
「もったいをつけるなよ。は? で、あの娘は何歳なんだ?」
「16だ」
「は? じゅ、十六だと! それじゃあの子供は性犯罪の動かぬ証拠か」
「もうよちよちだが歩ける」
「そんな問題かっ!」 「それよりもな、あの子……ユイと言うんだが」と山田。
「YUIか?」
「いや、『ユイ・アフテングリ』から名付けた」
「お前、そんなマニアックな名前、苦労するに決まってんだろうが!」
「いや、実はな」
「何か奥歯にものが挟まっているような口ぶりだな。何かあるんだな」 「昼飯のもやしの繊維が……そんな事よりも、ユイの父親は実は……久村なんだ!」
「な、何ぃ! おまい、久村と穴兄弟だったのか」と女鐚。
「な、何だと! 「アナルと尻の女王」だと?」
「わわっ! 久村、おまえいつの間に入って来た」と女鐚。
「いつのまにやら」久村は何事もなかったように言う。
「おまえ、おんな耳してるんだ?」と山田。
「こんな耳だ」久村は耳たぶをにゅっと長く伸ばすと、それで器用にちょうちょ結びをした。
「わわっ!」
「チ〇ポも……」
「するな! アホ」と山田。 「それで、話はどうなった?」久村は言った。
「さっきの話を聞いてなかったのか」と女鐚。
「どの話だ」
「まずはチン〇をしまえ」と山田。
「チッ!」久村はギミックの耳を外すと〇ンポをしまった。 >>873
さて?
大阪人は間違いがありませんが…… 「それで、あの子の親がどうしたと?」と久村。肝心の事は聞き漏らしたのか巧妙な演技か?
「もう親知らずが生えているのでたいそう驚いたという話を聞いていなかったのか?」と山田は言った。
「全然……本当か?」久村は言う。
こいつは巧妙な演技を覚えたのか、それとも本当に肝心の部分を聞き漏らしたのか、
と女鐚が思考をフル回転させていると「ご老公」が来た。手にはウインチェスターライフルがあった。
「ダディ(山田の事)、ノビー、表へ出ろ。人外の化け物がいる。警戒しなければ」
「銃を取ってきます」と山田は書斎に消えた。
「オレは?」と久村。
「ベロ、おまえはここに残れ」とご老公。 山田は、レミントンM870のショットガンを持って戻って来た。
女鐚が見ると、ベルトにはS&WのM659自動拳銃を挟んでいる。
レミントンの予備弾は箱入りのままショルダーバックに入れている、と言った。
「こいつには9粒を入れてる」と山田はさらに言った。
「さてと、おい、こ奴を縛り上げろ」ご老公は表の方に向かって命じた。
「は、は?」女鐚は驚いたが、入って来たのはスケさんとカクさんであった。
ロープを手にしている。
女鐚は自分らが縛られるのか、と思ったが、縛り上げられたのは久村であった。
「ファック」 「妖怪人間はフリーにしておけん」
彼らは久村を残して通りへ出た。
居留地には二三人の人間モドキが入り込んでいたようだ。
偵察に出ていた兵が、近くのボカージュ(畦林地形)にそいつらが乗り捨てたと思しい
フォルクスワーゲンバスがあったと報告した。
「銃を手元から離すな、見張りを立てろ」とご老公が命じた。
「もうすぐ夜になります。女らに明かりの準備をさせましょう」と山田が言う。
もっともな意見だった。 ちなみに居留地には当然ながら電機は来ていた。
「いつ停電になるか、分からない」と山田は言った。
見張り場所に松明(のようなもの)がいくつか並べられた。
村にある懐中電灯も集められた。
「ご老公、例のベロとか言う妖怪人間ですが……」ハチと言う部下の一人が言った。
「火あぶりにでもして仲間を呼ばせてはどうでしょうか?」
「おお、それはいいアイディア!」ご老公はすんなりハチのいい加減な思い付きに飛びついた。
「おいおい……どうするかよ?」と女鐚。
「ふむ」山田は考え込んだ。 作者近況
今日も胃カメラを飲みました。涙が出ました。 「しかし、ご老公、ここいらにどれだけ『奴ら』がいるか、分かりませんぞ。下手に呼び寄せるようなことをすると
かえってこっちが危険かも……」と山田は言った。
山田としてはユイの父親がよりによって火あぶり死刑は見過ごせないと思ったのであった。
「ふむ、何か策があるか」とご老公。
策があるかと聞かれると、それはないのであったが山田は仲間と相談しますと言って久村以外の全員を集めた。
「弱ったな」
「そんな話をしてる場合か」
「山田、メルクワット第一銀行関係の手筈は?」と女鐚。
「すべて終わってる。実はそこに関しては『キジマ』なる人物に丸投げで任せたんだが」 「このベルドはあんたの部下か?」と五十嵐が言う。
「そうだ、報酬は別途支払う事になっている。トラックや武器弾薬は『キジマ』が
用意してくれた。この人物は非常に用心深くオレモ直接会ったことはない」と山田。
「じゃあどうやってツナギを取った?」
「最初は中国経由での電子メールで、紹介してきたのは中国の信頼できる筋からだった」山田は言った。
「そこで、久村の役どころだが、どうなってた?」と女鐚。
「日本側の要員集めと、池田大作の身柄確保、およびこのメルクワットまでお移送だ」と山田。
「久村はこちらでお前が何をしているかは、具体的には知らなかった?」とまた女鐚。
「ああ、知る必要はないから……もっとも、何回かはあのアパートで会った」
「ここでの幸福な家庭生活を邪魔されたくなかったか」と女鐚。 「無論だ、りゅんを見たら奴はどうすると思う?」と山田は吐き捨てるように言った。
「無論、レイプだろうな」と女鐚。
そんな作戦会議のさなか、もう暗くなってきたボカージュの中の林道に一台のスバル360が止まった。
降り立ったのは丸井絵美だった。 絵美は、ロングの黒色ダウンコートの下に、神奈川のどこかの高校が採用している黒ジャージ上下を着ていた。
さらにその下は、スクール水着であった。
流石にこれでは寒すぎるため、「それはないわ」と内心では思いつつ、これも黒のストッキングを履いていた。
黒い格好でないと見つかるかと思ったからであるが、なお寒いためオバン臭いと内心では思いつつ貼るタイプの
使い捨てカイロを腰に貼っている。
色気があるのかないのか、分からない服装であった。
もちろん、彼女に与えられた新たな命令はシンプルだった。
//逆夜這い とうないと
今回は自爆用爆薬はなく、代わりにごついフランキ・スパス12(特殊用途向け自動式散弾銃)を装備している。
予備弾はウエストポーチにバラで入れている。
一応、予備の武器としてモーゼルHscを支給されてはいたが、それはコートのポケットに入れた。
使うとしたら、自殺用か?
情報では相手となるインド人居留地の自警団は旧式なウインチェスターでも、ライフル装備だ。モーゼルのような
中型の護身用拳銃では撃ち合いにならないと絵美は思った。 「先生……」
ぽそっと絵美は呟いた。白い息が流れていくのを目で追う。もうじき息も見えなくなるだろう。
彼女たち人間モドキは、人間の男性と性交渉をもって妊娠・出産することが期待されていた。
もう創価学会には伸びる余地は乏しい。SGIはそうした意味もあり創価が世界へ羽ばたくための
組織としてスタートしたが、最近ではそれも頭打ちであった。
残るのは未来へ夢を託すしかなかった。
彼女ら人間モドキが出産した子供は、人間であるから成長すれば立派な(?)学会員になるはずであった。 順調に行っても選挙権を得るまでに18年かかる長期計画だが、今の学会はそこまで
危機に立っている。
絵美は、放棄されたワーゲンタイプ2のところまで前進した。
一応、中に入ってみる。
中は雑然としていたが、それでもスニッカーズ2本とミネラルウオーターのペットボトルをゲットできた。
1本目のスニッカーズをかじりつつ、カーラジオでナーパンからのニュースを聞いた。
ナーパンは平静を取り戻しているようだ。 絵美がふと外を見ると、銃弾でボロボロの状態の谷志佳奈が来た。
「谷志さん(谷志は絵美より一学年上級生)待って!」
「ま、ま、マングース?」
谷志は頭も撃たれていた。
「どこへ行くの?」絵美は聞いた。
「家に帰ります……あなたは?」谷志は混乱していた。歩行がやっとだ。 「え?」
絵美は虚を突かれた。
……私には家なんかない!
「ガ……ゲ……ボ……」
佳奈はまた、ゆっくりと歩きだした。
「こっちだ」
「急げ、見失うな」
遠くから声がした。佳奈は追跡されていたようだ。
絵美は素早くタイプ2を降り、近くの草むらに身を隠した。
もうかなり暗く、追跡隊はマグライトを持った照明係とライフルを持った射撃係に分かれていた。
さいわい、絵美も佳奈も発見を免れた。
「お、おい! ワーゲンバスだ!」
「ここに隠れているかも、皆の衆、取り囲め」
「おう」
追跡隊はタイプ2を取り囲んだがそれは無駄だった。
「誰もいない……ここじゃないのか」
「しかし、このバスは使えそうだな」
「あの日本から来た奴らなら直せるかな?」
メルクワットでは自動車整備はそれ専門の職業訓練を受けた整備工がやるのが普通で
一般に近隣のアジア諸国よりもずっと整備能力は高い。
ただ、それだけにメルクワットの一般庶民は自動車の修理には疎い。
どんな故障も根性で修理すると言う事は、メルクワットではほぼない。 絵美は、追跡隊が去ると一回タイプ2に戻って見た。
バスは見た限りでは故障していない、ガソリンがないようだ。
もちろん、それは人間モドキも分かってはいた。しかし彼らには帰還の意図はなかったのだろう。
良く調べると、予備のガソリンが専用のタンクに保管されているのが分かった。
絵美は少し考えて、このタイプ2の近くに潜むことにした。
毛布の代わりになりそうな白い布が見つかったのはラッキーだった。
裁縫道具も同時に見つかったことから、この布は何かに加工する材料なのだろう。
「そういう事だと、このバスは誰かから、誰か本当の人間から奪ったのね……」
その人間がどうなったのかは想像したくもない。殺されたか、
もっと悪ければ新たな人間モドキの材料にされたか……
絵美はまた草むらに潜んだ。 やがて、絵美が少しうとうとした。
夢の中で、彼女は幸せ一杯でカレーを作っていた。
もうじき先生が帰ってくる……と言うところで彼女は目が覚めた。
奇妙な二人連れが来る。
一人は女鐚で、もう一人はロープで縛られたままリヤカーに乗せられた久村だ。
「おい、エリを縛って捨てるんじゃなかったのか?」
「やかましい、火あぶりにされんかっただけましだと思え」女鐚は言った。
「ワーゲンのバスか? 予備の部品はないぞ」
「そういう問題じゃないだろう。故意に破壊するとは思えない。ガス欠かパンクだろう」女鐚もクールだった。 「さてと、ロープの縛りを確認し、ついでに目隠しもして……と」
「おい、てめえ、ここに置き去りにするつもりか!」久村は言う。
「もちろん、置き去りの刑だ」女鐚はシビアであった。
「くそ!」
「ま、生きて帰れたら山田に感謝するんだな。おまい火あぶりにならずに済んだのは
あいつが命乞いをしてくれたからで、その理由は……」
久村は思い当たることがあったらしく、黙り込んだ。
「この二三年、何があったんだ?」女鐚はクールに言った。
「う、その……」
「今は山田の幼な妻になっている娘をレイプか? ロープ姿で出発するおまいを見た時の目つき。
和姦だとは思えないくらいあの娘は嫌がってたな」
「くっ」 その時、絵美は隠れ場所からスパス12を手に立ち上がった。女鐚に狙いをつけ
「フリーズ」と声をかける。
撃つつもりはなかった。だが、撃てば女鐚はバラバラになって吹っ飛ぶだろう。
女鐚は手を高く上げながら、複雑な表情をした。
彼も何となく絵美に殺意が感じられないことを理解した様子だ。
絵美は銃口で歩けと指示した。自分は白布を回収する。
なにせ、女鐚を縛れるようなものがそれしかないので仕方がなかった。
絵美はついでに地面に転がっている久村に蹴りを入れた。
「NNGU」声にならない呻きが帰って来た。 先を歩く女鐚は振り返って、「股間を蹴ってやれ」の身振りをした。
絵美は忠実にその通りにする。
「ウガッ」また声にならない悲鳴がした。
それから絵美は急ぎ足で女鐚に追いついた。
「どこへ行くんだ? ナーパンは20キロ先だぞ」と女鐚。
絵美はスパス12の銃口を空に向けて、林道の向こうに止まっているスバル360を指さした。
女鐚は助手席に乗った。白い布での手首縛りも素直に受けた。
「ナーパンまで、フリーウエイを直行で行きます」
「検問があるはずだが?」
「裏からナーパンに入ります。SGI諜報部の抑えている城門からです」 遠くで銃声、それも連射音がした。
「連射音、前方、遠い」と女鐚は言った。
「分かりました」
「この360はヘッドライトを点けてる。相当前方からでも見えてる……それで、どうする気だ」
「そ、それは……子供づくりを……」絵美は赤くなった。
「それならUターンして久村の縄をほどけよ。奴なら喜んでやってくれるぞ、さっきみたいにな」
「それは絶対に嫌です」 「オレには女房がいる」
「で、でも……私は彼女と同じのはずです。浮気にはならないんじゃ?」
「それはちらっと考えたが、同一人物ではないんだから浮気は変わらないさ」
今度はヘリの音が近づいて来た。
「ヘリだ。多分軍のヘリだ。撃たれることはないにしてもきっと行ったら検問に会うぞ」
「それは何とか誤魔化します」
「武装はごまかせんだろう。隣に座ってる男が白い布で縛り上げられてるのもな」
「うーん」スパス12はごつい。 「この布を解いてくれ。そして……」
と、前方から強力なライトが照射された。
「そこの車、止まれ! 警察だ」スピーカーで呼びかけてくる。
「警察だ。早くほどけ、見つかったらお前が逮捕されてしまうぞ。調べられたら……その」
人間モドキだとばれる、とは言えなくて女鐚は口をつぐんだ。流石にそれはきつすぎる指摘だ。
絵美は決心を固めスバル360のブレーキを踏んだ。
殺されたのでは妊娠するというミッションがこなせないから仕方がなかった。 「仕方がありません。解きます」
女鐚は解放された手首をもんだ。
「仕方がなかったとは言え、ちょっと痛かった」
「すみません」
「手を上げて降りてこーい!」警察がスピーカーで叫んだ。
「布を課せ、白旗にしよう」
「はい……」
女鐚は「ドン・シュー」と叫びながら白い旗を振った。そのままスバルから降りる。
絵美もその後に従う。
「何打その下手糞な英語は?」
「アイムチャイニーズ、ヘルプ!」
「チャイナマン?」
「イエス」女鐚は英語の下手な中国人のふりをし続けた。
何とか絵美が調べられるのを防がないとならないから必死だ。
実は、この場合、「こいつは人間モドキだ、撃て」と絶叫するというのが一番簡単な逃げ方だが
それは女鐚には出来ない技であった。 警察は、これもつたない英語で車から降りこちらへ来いと言った。
女鐚は360から降りて、白い布を頭の上で振りかざしながら歩いた。
「ドライバーも降りろ、早くしろ」
絵美は、いきなり車をバックさせると、素早くシフトチェンジしtUターン、逃走を図った。
「ま、待て!」
警察は銃を散発的に撃ったが、全部外れたようだった。
「追いますか?」
「いや、去る者は追わずだ」
女鐚は、中国人観光客で、ナーパンの中国大使館に戻るところだったと主張した。
「ややこしいのが来たな」警察の指揮官は言った。 「あの、わいらは交代になりますで、こ奴をナーパン市警本部まで護送します」
年がいっている二人の警官がのっそりと前に出てそのように言った。
「頼んだぞ、パトカーはSG3を使え」
「了解、カモン」
女鐚は二人の警官に連れられて検問所を出た。
こうやって背後から見ると検問所は本格的で、強行突破は難しそうだ。
パトカーはメルクワットの国産車「サーカス」の2000CCのエンジンを積んだ奴で
後部座席は内側から開けられない仕様の犯人/容疑者護送用だった。
ポリの二人は本部と何か無線で交信したが、隠語が多くて何をしゃべっているのかほとんど分からない。
「ワタシ、ちゅうごく、タイシカン、イキタイ OK?」言葉の分からない中国人のふりは痛い。
「OK OK」
「中国人は中国へ帰れ、は何て言うんだ」
「ばか、それでトラブって年金カットになったらどうするよ」
「そだな」 二人の警官は女鐚が中国人で言葉が分からないと思って、のんびり世間話をし始めた。
「それで、嫁さんがドアに出てみると、SGIが……」
「あんなやつら、射殺が相当じゃろが」
「でな……」
「サーカス」のパトカーは夜の街を走っていく。 集団ストーカー終わらせてあげるから
10万頂戴って言う人現れた >>901
詐欺師はどこにでもいて、いろんな手口をもっている
だまされるな!
>>900より
「おや?」
「なん?」警官らは?の声を上げた。 女鐚が見ると、前方にワゴンタイプのパトカーが止まっている。
ドアが開いていて無人だった。回転灯は点いておらず、エンジンはここからではかかっているかどうかは分からない。
「確かめるべ」
「んだべし」
警官は二人ともパトカーを降りた。シュマイザー……MP40を持っているが油断している。 メルクワット国家警察がシュマイザーを大量装備しているのは、実はベトナムからの輸入があったからで
ベトナムがなぜナチスのサブマシンガンを持っていたかと言うと旧ソ連からの供与が大量にあったからだった。
ソ連も第二次世界大戦の戦利品をベトナム戦争中、ここぞとばかりに北ベトナムに渡したらしい。
武器の道とは複雑だ。
女鐚は背後や周囲を確認した。特に怪しい気配はない。
……何だろう? 女鐚はポケットにブローニングとベレッタM9を所持していたがパトカーから出られないのでは射的の的だ。
一応パトカーのガラスは人間パンチでは割れないように強化ガラスになっているはずだが
銃弾は防げない。
もちろん、逆もまた真なりで女鐚から撃てる事は事実だが……
「パン、パン!」
女鐚はびくっとした。のんびりした音だが今のはまぎれもない銃声だ。
前を見ると、二人の警官が「やられた」の演技のように転がっていた。
一人はご丁寧にも断末魔の痙攣をしている。無論演技ではない。 「やったぞ、また仏敵を殺したぞ」
「バンザーイ、バンザーイ!」
異常なまでに興奮したブレザー着用の男らがわらわらと湧いてきた。
……学会か!
一難去ってまた一難の女鐚であった。
ガチャ、パトカーのドアが開いた。
「コ・ロ・セ。コ・ロ・セ!」
仏法では殺生は禁止だが、こいつたち学会員にはそんな「お上品な仏教の常識」は通用しない。
個人崇拝とゆがんだ思想統制、言論統制で思考のかけらも持たない殺人マシーンとなり果てている。
「待ってくれ、オレはSGI諜報部のものだ!」女鐚はとっさに嘘をついた。
嘘も方便だ。 「な、何だと! じゃ法華経を唱えてみろ! 学会員なら勤行で法華経が唱えられるはずだな」
ところが、女鐚は関西SGI外語では「宗教」の教師をしていて、しかも元々は学会員だから当然勤行は出来た。
「法華経」の一部、勤行で使うお経は唱えられた。
「ナム〜」女鐚は法華経を唱えた。
*作者注 創価学会の勤行で唱えるのは法華経のほんの一部に過ぎない。
実際には法華経と一言で言っても非常に膨大な経典なのだ。全部唱えたら何時間かかるか分からない。 作者注2 「ニョビタと幻のブルマー王国」では野比女鐚の教科は記述されていないが
「最後の授業」の内容から見て「宗教科」以外とは考えられない。 どうにか危機を脱した女鐚であったが……
「そうか、おまえも学会仲間か」と言われ正直、複雑な気持ちであった。
「それじゃ全員で「ハイル、先生! をやるぞ」
全員が「池田大作の写真(特大)」に向かって、右手を斜め45度に上げる「ハイル・ヒトラー」式敬礼。
これではフランス議会に「カルト認定」されても文句は言えないだろう。
「ところで、もう行ってもいいか?」女鐚はうわべだけ爽やかに言った。吐き気がするのは何とかこらえた。 「行くって、どこへ?」がブレザー隊の答えだった。
「この素晴らしい「人間革命」の現場から立ち去ろうと言うのか?」
「いや、そう言う訳ではない」と女鐚は答えた。
「実は、オレは東京から派遣されてきた。このメルクワットの地に偉大なる先生の至高の玉座を
お移しし永遠のご指導を頂く為にだ。ハイル、イケダダイサーク」
女鐚は狂気の目で右手を高く掲げた。 そうしながら、女鐚は思った。
……もうすぐ、池田大作は死ぬ。
宗教家としての彼は、20世紀の新興宗教の歴史に確固たる足跡を残した人物だった。
だが、人はみな死ぬ。
いわゆる「先生」なしの世界に、創価学会は耐えられるか? 一方そのころ……
五十嵐らは縛られたまま放置された久村を発見していた。
それは予定の事とて無問題だが、女鐚がおらずタイプ2も放置されていた。
「いったい何があった?」山田が言った。
「そ、それが……」 久村は事情を説明した。
「フリーズ、と言ったのは女なんだな?」
「そうだ、しかし一言しか言わなかったし、聞いたことがあるかどうかは分からないよ」
「お前がやったと言う事はなさそうだしな」
「だったら早く縄を解け」久村は言ったが…… 「待て」と五十嵐。
「ん?」
「こいつ、もしかしたら人間モドキかも」
「まさか、こんなロリ見るとエロい妄想があぶれだす奴が人間モドキ?」
「いや、しかし、その可能性はあるぞ」
皆、口々に久村が人間モドキではと言う危険性を言った。 「よおし、それじゃ、一節、歌を歌ってもらおうか」と山田。
「歌か、ま、縄を解くのは危険だ、妥当だろう」と黒澤、皆も賛成した。
「そ、それじゃ、サザエさんの替え歌を……」と久村。
狂気のサザエさん({}内は叫ぶ)
「妄想の」
おさかなくわえたドラ猫、追いかけて
裸で、駆けてく、狂気のサザエさん〜
「みんな、みんなが笑ってる!!!
お日様、お日様も笑ってる!!!」
るーるるるるるる〜今日も牢屋行き
「脱走して」
買い物しようと町まで、出かけたら
財布を、忘れて、包丁で暴れた〜
「みんな、みんなが逃げて行く!!!
おまわり、おまわり飛んでくる!!!」
るーるるるるるる〜今日も牢屋行き
久村は意外に渋い声で歌い上げた。 「そうか、学会」皆納得した。
縄を解かれた久村は、明日の朝一で女鐚を追いかけようと言った。
「地面には足跡が残っている」
「ふむ、そうだな」
彼らは知らなかった。女鐚と絵美が車で走り去ったことを…… 政教一致@大阪より
明日より旅に出ます。そこにはネットがありません。 「平壌か……久しぶりだ」政教一致@大阪は呟いた。
チマチョゴリが鮮やかな太陽の光に輝くのを眺めていると公安部らしい男が近づいてくる。
「おまえ、観光客か? ガイドはどこにいる?」
「ノー、ガイド……」
政教一致@大阪は「はぐれた」の身振りをした。
……な、なにい! 金ジョンウン死ね、日本帝国主義バンザーイ! だとぅ!
公安部はビビった。、 そこへ若い女性のガイドが戻って来た。トイレに行っていたのだった。
原則、北朝鮮国内では現地ガイドの同行なしに自由に外国人が移動することは出来ない。
政教一致@大阪も、若い女性(李生華と言う名前で、愛らしい顔をした細身の美人)が生理的要求を理由に
離れるとその場に留まった。当然だった。 >>923より
「ね、ネコッ!」政教一致@大阪は言った。 「うわ〜猫がしゃべった!」
公安は走って逃げた。
「まあ、ネコがしゃべるなんて珍しいわ。あなたの飼い猫ですか?」
生華はのんきさ百パーセントで聞いてくる。
「いえ、違います」政教一致@大阪は答える。
ネコはとりあえず毛づくろいをしている。 「そろそろ次スレだニャー」
「うるさい、黙ってろ」大阪は言った。
「では、兵器工場の方へ」生華は言った。 政教一致@大阪#GAの会社はご禁制の武器商売を始めようとしていた。
しかし、いきなり弾道ミサイルを作って売るのは、不可能である。
それが出来るくらいなら世界は何回も滅んでいる事だろう。
まずは小型武器の密造と密輸からだ。出難い出発が肝要だった。
オウムでさえカラシニコフを密造していたのだ。(しかし、程度は低く弾が一応出ますのレベルだったらしい)
「さあ、迎えのリムジンが来ましたわ」と生華。 何が来たかと大阪が道路を見ると……
「こ、これは?」 来たのはトヨタセンチュリーだった。
「どうぞ」
「は、はあ」 以前は朝鮮系日本人の「土産品」として国産車が使われた関係で、
中古ではなくミントの状態の国産車が北では堂々と走っている。
リムジンはすぐに工場に着いた。 工場ではステンガンのラインが稼働中であった。
「弾は何を使いますか?」と大阪は聞いた。
「9ミリパラベラム弾です。本家と同じです」工場の技師が日本語で答えた。
「一兆当たりの単価はいくらぐらいですか」
「百ドルが目標ですが、今はまだ達成していません」
……一丁当たり一万円強か……しかし、ステンガンは売り物としての需要が少ないだろう。
兵器の道は複雑なけもの道であり、国家の間を走り抜けて行くものなのだ。 「カラシニコフはありますか?」
「ここでは作っていません。軍への納品が優先です」
「弾薬は作れますか?」
「それもここでは作っていません」
一般には知られていないが弾丸を作るほうが銃より技術がいる。
銃弾は「全く同じ」と言う品質が求められる。 しかし、こう言った武器であっても、創価学会の手に渡れば大変な事になる。
大作狂信者がさらに狂って国会議事堂を襲撃し始めたら大変な惨事となるだろう。 北朝鮮の現状は創価学会に似ている。
どちらも八方ふさがりだ。
アメリカが信濃町を空爆することはないが、税務署が来たら一発アウトだから同じようなものだ。
幹部が続々と逮捕される頃にはネズミですら信濃町にはいなくなっていることであろう。
大阪は日本に引き上げることにした。もう飛行機が運航しないようになっていて、帰りは列車だ。
中国に抜けて、中国から日本に飛ぶ。
中国国際航空に乗ると、ほっとするのだった。
もっとも、自分が「人海戦隊チャイナマン」の作者であることは知られるとまずい。
どんないちゃもんをつけられるか分からない。 それはそうと、メルクワットでは……
女鐚はパクったトヨタ・ハイエースで例のアパートまで戻ったのであった。
「やっと戻って来たぜ、しかもよりにもよってあのとんでもないアパートに……」 402号室に戻ると、かすかにエリの残香がした。
ふと見ると、下着が室内に干してあった。 下着は微妙に大人っぽい。
スポーツブラは白だった。
久村なら「うひょう」と言って匂いを嗅ぐだろうが女鐚はさすがにそれはしなかった。
携帯していたマグライトソリティアで、部屋を確認する。
無論、誰もいない。 当然ながら停電で、しかも女の子の部屋にはトランジスターラジオなどなかったから状況が分からない。
やむを得ず隣の401号室に移動してみたが、山田も停電になることは想定していなかった。
ふと、ナーパン焼酎の瓶が目に入った。
この焼酎は麦だ。流しからグラスとミネラルウオーターを調達すると、402号室に戻った。
ナーパン焼酎は明治時代に日本からこの地にやって来た日本人が醸造を始めた歴史あるもので、ここメルクワットでは
他のお酒よりもきついと言う事が受けていた。
最初は軍隊で消毒薬として大量に調達されたことがきっかけでメルクワット人に流行ったそうだ。
暑いと言う気象からかここではオンザロックの焼酎を一気飲みするのが流儀で、
それと安いと言う点で余計に、日本のようにチビチビやるのは好まれない。 女鐚は焼酎を(残念なことに氷はなかったので)水で割って飲んだ。
焼酎の懐かしい匂いがした。
「さてと、これからだが……」
そのころ、インド人居留地では…… 久村は、テレビを見てメルクワットの状況を把握していたが、肝心の女鐚はどこにいるのか不明であった。
滅茶苦茶シビアかつ無情に言えば女鐚は不必要だが、そこまでは彼らの誰もが思っていない。 彼らは、夜は休むと決めて就寝した。
ごそり……
久村は闇の中で立ち上がった。そのままティピーから抜け出す。
「ぐへへ〜」
この男は懲りることを知らない。 彼らは、夜は休むと決めて就寝した。
ごそり……
久村は闇の中で立ち上がった。そのままティピーから抜け出す。
「ぐへへ〜」
この男は懲りることを知らない。 彼は山田の家に向かって歩き出した。足音はひそめていた。 むろん、久村の目的は山田に会って火あぶりを逃れた礼を言う事ではなく
りゅんのまだ青い肉体にあった。
「ぬふふ〜」
よだれが垂れそうな久村。
山田の家の前まで来るとさすがに久村も緊張の顔に戻り、足音をさらに潜ませた。
彼は以前、ぐっすり眠っている愛犬を手でたたいて起こすという非道ないたずらをした事があった。
愛犬はそれ以後、久村がどんなに足音を立てないようにしても必ず起き上がって彼を見るようになった。 ……ドアはやばいな、山田もあほではない。窓から……
久村は隠し持ってきたドライバーを抜いた。
カチャ……
窓が人一人は通れるぐらい開いた。
……ナイス! その時だった。
窓から銃口がにゅっと生えた。
「ごくろうさんだな、久村!」
まるで銃口がしゃべっているようで久村は小便を漏らすほど驚いた。 もちろん銃がしゃべる訳ない。
「山田!」
「ユイに弟か妹でも作って下さるのかしら?」
りゅんがドアから出てきて低く言った。目は笑っていない。
「足音で気が付いたぜ」と山田は銃に続いて自分も窓から顔を出した。
「おまえは地獄耳か!」
久村は言ったが、冗談が通じそうにないことは明白だった。レミントン870が火を噴いたら
久村はメルクワットの土になってしまう。 山田はでかい虫眼鏡を出して自分の耳を拡大して見せた。
「ここいらへんが血の池でここが針の山だ」
「うわー、マイクロ入れ墨で「地獄耳」か……ってなんでやねん!」
「デビルイヤーだ」山田は言った。
「年齢がばれるぞ」
「うるさい」 「あなた」りゅんが言った。
「ん?」
「ヌっ殺すのはやめて、ユイが……」
「親知らずが本当にあるのか?」久村は事情を知らずマヌケな質問をした。
……ユイには事実を知らさないで育てたほうが良い。もっと言うならユイが大きくなった時に
「お前の本当の父親はお父さんが殺した」とか言わないほうが良いに決まっている。
話がややこしくなるに決まっている。ただでもこのシリーズは「難解」とのクレームが来ている。 山田は、久村をバックドロップで投げ、りゅんがネリチャギを決めてその場は終わる事にした。
朝が来た。
「おい、おまいら、メルクワット国営通信で「朝の本幹同中」をやっているぞ!」五十嵐が驚きの声を上げた。 「久村よ、昨日、あの後に「キジマ」からメールがあった。銀行の手配は済んだとの事だ」と山田。
「おしっ! しかし、これは想定外だったな」久村はテレビを示した。
テレビは朝のマスゲームの時間になっていた。総合司会は久本だ。 「メルクワットの一般人には久本なんて分からないんじゃ」とさやかが言った。
「SGIじゃ有名人だから無問題だ。あやつが池田大作の前に跪いて号泣する昔の動画が
しつこく、しつこく再生されているからな」と五十嵐。
「もうじき、先生の遺体に取りすがってなくバージョンにアップデートされるさ」と久村が言う。 テント(ティピー)にご老公が来た。
「朝の配達がすべて来ない。バスもだ。仕方なしに例のフォルクスワーゲンを始め
数台の車列でナーパンに勤務している者、家族がいて行く事を志願した者を送り出したが
それも帰ってこない」
「ナーパンか」久村は言った。、 ロシアでは「エホバの証人」が非公認になった。
創価学会がその後に続くかどうかは、賭ける気にはなれない。
結局、女鐚以外のパーティ全員がトラックで出発する事になった。
エリも、本来はここに放置するつもりであったがこの状況下では連れて行って
ナーパンで釈放することに変更された。
「気を付けてね、あなた」りゅんが山田に言う。
「分かってるさ、おまえ」
りゅんが山田にギュッと抱き着いた。
「チッ 次回作の主役は俺がやってやる」と久村は呟いた。誰も聞いていない。 作者より:実は久村には1現在執筆中の8禁作品(仮称は「エロ猿」)での主役が予定されている。
「お、おい、そんな事聞いてねえぞ」久村は宙に向かって叫んだ。
「な、何叫んでるの?」エリが言った。
「あの人は時々そうなるんだ、ほっておきな」と山田は言った。 >>958訂正
誤 1現在執筆中の8禁作品
正 現在執筆中の18禁作品
オナ猿は、有名な「オナニーを覚えた猿」の短縮形である。 朝食はインドらしくカレーとナンであった。
パンも牛乳も届いていないのでこうするしかないのだ。
朝刊もない。もしかしたら聖教新聞は配達されるのかもしれないが、それは新聞ではない。
もっとも、最近では太った老人の写真が一面に載ることが少なくなったのでずいぶん正常化されたとの話もある。 山田はベルドに半金を支払った。5千アメリカドルだ。
「ナーパンでの仕事が済んだらもう半金だ」と山田は言った。
フリーウェイをトラックは走っていく。ところどころに廃棄された車と死体が転がっていた。 「メルクワット側とSGIとの戦闘は、最初の内はフリーウェイで始まり、次いでナーパンでの
市街戦に移行したらしい」と久村。
「女鐚は大丈夫かな」と五十嵐。
「急いだほうが良い。ナーパンを創価学会ががちがちに固める前でないと……」
久村は言った。ふと見るとまたのろしが上がっていた。
「ナ・ム……ト・ラ・ッ・ク・が・ナーパ・ン・へ」 しばらく行くと検問所が見えて来た。
メルクワットの国旗が上がっている。
「どうする?」山田は言った。
「何とかごまかそうぜ」と久村。 「お役人様、わっしらは旅の芸人でして」久村は必死の演技をした。
「なに、芸人だと?」 「はい、旅をしながら芸を」
「男同士でキスしたり、ケツの穴をなめあったり?」役人が聞いた。
「それはgay」
「嘔吐?」
「それはゲ」
「たけしの挑戦状?」
「それは「クソゲー」、なめとんかコラ!」久村は切れた。 「おお、悪かった、それじゃ何か芸をしたら一同通って良いことにしよう」
「おい、芸なんてあるのか?」と山田。
「あれだ、あれをやろう」久村が言った。
「熱湯風呂か」
「ああ」
「風呂がないからダメだ」
「おでんは?」
「ある訳ないだろ、ここはメルクワットだぞ」 「と、なると……」久村はゴクリ、と唾を飲んだ。
「ああ、少々危険だが、本格的な芸となるとあれだろう」と山田。
「銅鼓と簫(しょう)は頼んだぞ、本来ならば、原典「宝石泥棒」では一人芸だが、
あれは楽器を奏でながらできる代物じゃない」久村は言った。
久村は山田が楽器を準備すると、いきなりパンツ一丁になった。
これも原典「宝石泥棒」によれば全裸に近い格好であるとの記述がある。
久村は長い、幅三十センチほどの真紅の布を手にした。
だが、それを身に着けるわけではない。
朝の光の中でいやな静けさが場を支配した。
次の瞬間! ……ホホホ、ハハハ、ハホヤ、ハホヤ……
思いがけなく見事な喉で、久村が歌い始めた。
少しぎこちないダンス、いや体操のようなものを始めながら続ける。
俺は盗人です
人殺しです
欲張りです
好色です
怠け者です
ホホホ、ハハハハ、アア
豚も啖いました 久村の動きは激しくなる。
手にした赤い布が、二枚の羽のように宙に舞った。
俺は醜いです
親不孝です
役立たずです
ノロマです
何も知りません
ホホホ、ハハハハ、アア
犬も啖いました 常軌を逸した舞はさらに激しくなった。
あなたは虹です
降る雨です
怒る雷です
飛ぶ雲です
歌う風です
ホホホ、ハハハハ、アア
俺の知らない魂です
また、沈黙が場を覆った。 「すごい芸だ」
役人はうなるように、低い声で言った。
「では……」
「いや、このようなすごい文化、学会は絶対に許さない。すべての文化を弾圧する、それが創価」
「な、何ッ」久村がパンツ一丁で叫んだ。
「殺せ、こいつらを殺せ」
「文化弾圧でGO」 だが、血に迷った彼ら学会員らは、「それ」が放つ圧倒的な殺気に気が付かなかった。
「来る」久村は短く言った。
「しっかり伏せてろ!」と黒澤はさやかに言った。
久村以下全員が伏せる。学会員はポカン、と立ち尽くした。
「何だ、命乞いか?」
ゴォ……と言ううなりと共に巨大な飛行物体が水平線の向こうからみるみる近づいて来た。
「な、なんだ、あれは?」
「撃て、撃ちまくれ!」
銃声がはじけたが、それは凄まじい風音でほとんど聞こえない。
学会員らの絶叫が交差した。 再び久村らが立ち上がると、学会員らは全滅していた。
いや、一人だけかすかに息があった。
エリはそ奴の口に耳を寄せた。
「鳥を見た……」
それがあわれな学会員の断末魔だった。 そもころ、女鐚は……
ネコの案内でナーパン王宮を目指していた。
もちろん、観光などではなく、目的のメルクワット第一銀行本店が王宮を挟んで向こう側の市街にあるからであった。
「しかし、一人で行ってもなあ」と女鐚は呟いたが、引っ張って来た茜を無事帰す責任がある。
「先生家業はつらいなあ」 「女鐚、宝石泥棒のあれは二人芸らしいニャー」とネコ。
「まあなあ……」そこは適当にごまかす女鐚であった。
実際には奏者と演者の二人芸だ。ただ、楽器と歌を二人に分けると三人芸になる。
そんな本筋には関係ないことはともかく……
ナーパン王宮前広場に彼らは来た。
彼らはここから「緑の道」を通って王宮北部を迂回するルートでナーパンの「ザ・シティ」へ出るつもりだった。 女鐚はふと、立ち止った。
……どこかから血生臭い風が吹いて来る。
「なんだ?」 ふと、女鐚は広場の中央にそびえる「なにか」に気が付いた。
妙な山のようなものがある。
彼は気味が悪いと思ったが、創価のふりが通用するという計算もあり、また何かの
情報が得られれば久村らと再合流した時に役に立つのでは、と思い近づいて確認しようとした。
「むむ?」 その山は死体で出来ていた。
「何だ?」
「それはな、仏敵の死体だ」
女鐚が振り返ると、中年の男が一人、自転車にまたがって立っていた。
ランニングシャツで釣竿を持っている。
「はあ?」 女鐚は「山」に接近した。
「うっ……これは死体だ!」
良く話の中に「死体の山」と言う言葉が比喩として出てくるがこいつは明らかにそれだ。
死体はすべて一般市民にしか見えなかった。中には赤ん坊や腰の曲がった老人の死体も混じっている。
戦闘で銃を持っているなどあり得ない死体ばかりだ。
「こ、これは?」
「折伏ババアの「素体」だ」
「は?」 「人間モドキを作るためのな」
「え、しかし……」
「もちろん、若くて魅力的な娘は別だ。直接創価の心を持つ人間モドキに作り替える」
「ええっ! そう言うあなたは?」
「折伏ジジイだ!」
正体を現す折伏ジジイ。
「おまいも創価になれ」 「ばかな」
「そうか、学会! サイクロン・アタック!」
ジジイは自転車で突っ込んでくる。
だが、幸せぶたさんの女鐚もその程度のアタックは余裕でかわした。
「くっ! とう!」
ジジイは今度は山の上にジャンプ! 「もらった。これで宮殿の後方へとサイクリングだ」女鐚はまた、余裕で自転車をゲット。
「おい、待て! 泥棒!」
慌ててジジイは山から下りようとして足を滑らせた。
ズデン
「いてて」
「何やってるんだ。君は本当にバカだな」女鐚はひょいとネコを自転車の前かごに入れて
走り去った。
「うおーまてー」ジジイは猛ダッシュ、しかし自転車には追いつけなかった。 「楽ちんだな」
だが、前方から、「性地獄のデビルトラック」が来た。
「おらおら〜」
「わわっ!」
迫りくる「性地獄のデビルトラック」 「あ、あれは政教一致@大阪の18禁作品に出てくるトラックじゃ……」
「ウエーハッハッハッ!」
トラックは突っ込んでくる。
女鐚はとりあえず、寸前で見切ってかわすとそのまま遁走に入った。
「待てやコラー」
「性地獄のデビルトラック」はUターンしようとして誤って王宮の堀にはまってしまった。
「うわー俺は泳げないんだ!」トラックは叫んだ。
「何しに来たんだよ……」女鐚は呟いてまた自転車で走り出す。 ふと見ると、王宮には三色旗が翻っていた。
女鐚は、池田大作の現状を知っていたから彼がここから世界に号令を発するなどと言う事態は有り得ないと考えた。
しかし、一般の信者yは違う。彼らは行き過ぎた個人崇拝をやめないだろう。 創価のロジックは
1 この余には正しい宗教と邪教がある
2 正しい宗教は創価学会、邪教はその他すべての宗教
3 邪教は皆殺しにせよ
なのだから、もはやカルト宗教団体と言われても仕方がない。
女鐚は先へと急いだ。 女鐚の自転車は何とか「シティ」の一角までたどり着いた。
朝っぱらから銃声が轟いている。
メルクワット治安側が反攻を始めているようだ。 同時刻、久村らのトラックもシティ地区に近づいていた。
スナイパー通りを迂回するなどでかなり時間がかかっていた。
「急がないと……」久村は言ったが、左右に目を配って女鐚を探している。 「早く見つけ出して日本へ連れ帰らんと、おまえは絵美から激アマ定食を食らわされるぞ」と山田。
「そ、それだけは……」久村がおびえる激アマ定食とは、書いて字のごとくの代物でこれを食べ続けると急性糖尿病になって死ぬと言われていた。
「しかし、それを食い続けて幸せぶたさんになるだけで済むとは、女鐚もただものではないな」と五十嵐。
「まあ、愛は偉大だ」と山田。 「医大と言う意味ではこのシリーズもとうとう13に突入か」と黒澤。
トラックは微速前進モードになった。対戦車ロケット装備の創価兵が潜んでいるようだ。
ベルドは慎重に進むしかなかった。 と、言っているそばからRPG7を構えた創価兵が!
「わわっ!」
銃声がした。創価兵は肩を撃たれてランチャーを取り落としていた。
おそるおそるベルドが見ると、向こうから女鐚がブローニングを構えてやってくるところだった。
「おおっ!」 「みんな、大丈夫か?」
「それはこっちのセリフだ」と久村。
「ああ、ちょっと先に行かせてもらったぜ」と女鐚。
「急ごう、銀行まで……」と久村。
メルクワット第一銀行は健在であった。ビル正面にはメルクワット国旗が掲揚されている。
「間に合ったな」と山田は言った。 銀行内に入るといらっしゃいませの声かけ
「まともに営業しているようだ」と久村は言った。 取り付け騒ぎは起こっていなかったが、それは銀行にもはや来る人がいないからだった。
よく見ると、いらっしゃいませを言っていたのはASIMOだった。
ネコはAIBOにフーと言っていた。 女鐚はネコの首筋をつかむと胸に抱き、アシモに
「本店営業部長を呼べ」と命じた。
メルクワット人の本店営業部長はすぐに来たが、防弾チョッキと防弾の盾でフル装備だ。
「お客様、何か御用で」 山田は、メモに書きとった口座番号を示した。
「この口座の預金を全額おろしたい、キャッシュで」
「しばらくお待ちくださいませ」
本店営業部長は店場から「奥」へ下がった。
しばらくして彼は戻って来た。
「お客様のお名前は?」
「池田大作だ」と山田。
「あなた様がお客様で?」
「この寝たきり状態のご老人が本人で我々は護衛だ」と山田。 「では、あらかじめお客様がおっしゃった合言葉をお願いします」
「キンマンコ」
「符合を確認いたしました、どうぞ、別室へ」
応接間へ一行は通された。
「ご本人のサインをこちらの引き出し指示書へいただけますか」
「ご本人は御覧の通りだ、秘書がペンを持たせ手を添えるが良いか」と山田。
「構いません」
茜が手を添えて池田大作にサインさせる。
「確認完了」本店営業部長は言った。 「ただし、この状況なので引き出しは全額一万ドル札で行いたい」と山田。
「あらかじめ承っております。一ドル110円のレートでよろしゅうございますか」
「ああ、多分今は一ドル112円ぐらいだとは思うが、やむをえん。
それで、裸では運びにくいので銀行でよく使うジュラルミンのトランクを買いたい」
「は、それはサービスでただでお付けいたしますが、お客様、両替手数料をいただきます」
「よろしい」
その「手数料」は余裕でベンツのSクラスが一台買えるぐらいであった。 このスレッドは1000を超えました。
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