25日、群馬県沼田市の国道で、トラックが、一家6人が乗る乗用車に衝突するなど車3台を巻き込む事故があり、1人が死亡、子ども3人を含む6人が重軽傷を負った。

 警察によると25日午後3時前、沼田市下川田町の国道の交差点で、トラックが、対向車線で右折待ちをしていた乗用車に衝突し、近くにいた別の乗用車2台を巻き込んだ。

 衝突された車には一家6人が乗っていて、祖父の森田剛さん(70)が死亡、祖母と1歳から7歳の孫3人が重軽傷を負い、別の乗用車の1人もケガをした。

 警察は、トラックを運転していた土木作業員の鈴木辰吉容疑者(23)を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。

 鈴木容疑者は調べに対し、「車がスリップした」と話しているということで、警察は事故原因を詳しく調べている。
日テレソース