産経新聞 9月27日(火)17時3分配信
 長野県警長野中央署は27日、抵抗できない状態の女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの疑いで、長野市栗田の栗田病院に勤務する医師、伊藤樹(たつる)容疑者(47)=千葉県松戸市=を逮捕した。
 逮捕容疑は昨年12月21日夜、同病院内で、抵抗が不可能な状態にあった、長野県北信地方の10代の女性患者に対し体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。
 女性の関係者から同署に届け出があった。
 栗田病院によると、伊藤容疑者は昨年から精神科で勤務しているという。
 勤務医が逮捕されたことについて、同病院は「現在正確な情報を収集中で、警察が捜査中でもあり、コメントは差し控える。
 皆様にご迷惑をおかけしたことについて心からおわびする。
 今後、状況を見極めながら可能な限り説明責任を果たしていく」とコメントした。