[2021/05/28 14:14]

 東京の大規模ワクチン接種センターでは、高齢者を対象にした接種の予約に多くの空きがあることから、首都圏3県に住む人を予約の対象に加えました。

■大量に枠が空き…“大規模接種”予約の前倒し

 大規模接種センターのスケジュールが急きょ、変更されました。
 理由は、東京会場7万件の予約枠に対して、約5万2000件しか埋まっておらず、大量の予約枠が空いているからです。

 東京・大手町の大規模接種センターでは本来、31日から埼玉、千葉、神奈川に住む高齢者の予約がスタートする予定でした。
 そのスケジュールを、28日から予約できるよう前倒したのです。

■“ワクチン廃棄”相次ぐなか…佐倉市の取り組み

 ワクチン接種を巡っては、全国の自治体で冷蔵庫の電源プラグが抜けるなど、自治体の管理ミスでワクチンを廃棄する事例が相次いでいます。

 夏場に向け、台風や豪雨の影響で停電などが起きるリスクが高まるなか、新たな取り組みを行っているのが、千葉県佐倉市です。

 佐倉市の集団接種会場では、ワクチンの配送と保管にあたって、独自に取り入れた箱を活用しているといいます。

 佐倉市が独自に導入したワクチン用の箱は、マイナス20度を最大72時間保てる冷凍ボックスです。
 この冷凍ボックスは、保冷剤とドライアイスで温度を保つため、電源が要りません。

 佐倉市・新型コロナ対策室 辻口美佐枝室長:「佐倉市は、一昨年に台風に見舞われまして。その停電の経験から、ワクチンを扱うことになって、電源が消失した時の対応をまず第一に考えようと」
     ===== 後略 =====
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