「テレビに出ないで下さい。コロナが拡大したのは、インターパーク内科がテレビに出たため。責任を取って下さい」

 17日、このような張り紙がされていたのは、テレビなどで新型コロナウイルスに関する解説をしている、倉持仁医師が院長を務める病院です。

 また、この3日前には、病院宛てにカッターナイフの刃が入った封筒が送られてきていたといいます。

 倉持医師は「やっぱり、我々一生懸命、コロナが感染拡大しないように患者を極力診て、極力検査してってやっていますので。それは私のクリニックのスタッフも同じ思いでして、多少辛くても頑張ろうというつもりでやってますので。やっぱり、そういうことをされると単純に怒りをまず覚えますよね」と話します。

 病院のある栃木県は、感染の急拡大を受け、先週13日に緊急事態宣言の対象地域に追加されていますが、当然ながら、倉持医師のテレビ出演と感染の拡大に因果関係はありません。

 他の病院でも同じような嫌がらせがあったということで、倉持医師によりますと、警察が脅迫容疑も視野に捜査しているということです。

テレビ朝日 2021/01/20 13:41
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