2019/08/29 17:50

ニッポン放送「週刊!なるほど!ニッポン」(8月4日放送)では、「40年以上続く、茨城県日立市のランドセル支給制度! そのこだわりとは!?」というトピックスを紹介した。

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かつては「秋ごろがピーク」と言われていたランドセル商戦。いまでは4月の新年度に切り替わったタイミングで、来年入学する子どものランドセル選びは始まっているという。そういった活動のことを「ラン活」と呼び、メーカーによっては150種類・50色のなかから選べるものもある。職人のこだわりで作られた、高品質で高価なランドセルも人気が高い。

茨城県日立市は、ある意味そんな「ランドセル争奪戦」とは無縁の試みをしている。何と40年以上も、新小学1年生にランドセルを贈呈する取り組みを続けているのだという。

その取り組みがどういったものなのか、日立市教育委員会 学務課長・中島修さんに、立川晴の輔が話を伺った。



晴の輔:中島さんは日立のご出身なのですか?

中島:日立生まれ、日立育ちになります。しかし残念ながら私の世代は、ランドセルのプレゼントはありませんでした。

晴の輔:その後に始まったのですか?

中島:はい。いまから45年前の1975年(昭和50年)は、日本中が第一次オイルショックで騒いでいた時代でした。物価上昇もありました。そこで日立市としては、市民の方に「何かサービスができないか?」ということで、小学校に入学される保護者の方への経済的負担軽減、お子様への入学祝い、この2つの意味を込めて『ランドセル贈呈』を始めました。


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日立市報(昭和50年2月20日)


晴の輔:親御さんは子育てという、経済的負担を背負っていたわけですからね。

中島:そうですね。いままでに贈呈したランドセルの総数は、10万個を超えたと聞いております。

晴の輔:日立市の、ランドセルに対してのこだわりはあるのでしょうか?



中島:色は黒と赤の2種類あり、男女を問わずどちらかを選択することができます。いままでに2回の大きなモデルチェンジをしまして、現在は3代目となります。教科書がA4版になったことを受け、大きくなった教科書が入るようにサイズを拡大し、耐久性のある生地への変更も行いました。特長としては、丈夫で軽量であり、メンテナンスも無料ということが挙げられるかと思います。例えば金具が外れたり、チャックが壊れたりした場合にも、無料で修理できます。それと、お子さんの体が大きくなり、サイズがきつくなった場合のベルト延長のサービスも、すべて6年間無料で承っております。

     ===== 後略 =====
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