2019.3.8 11:42産経WEST
 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)は8日にそれぞれ府市両議会の議長に辞職願を提出し、大阪都構想への民意を改めて問うため、松井氏が市長選に、吉村氏が知事選に入れ替わって立候補することを正式に表明する。一方、自民党も知事・市長選での独自候補の擁立を急いでおり、公明など各党との連携を目指す。
 吉村氏は同日午前10時50分ごろ、大阪市役所に登庁。記者団の取材に「人生悔いのないようにやりたいという心境」と語り、交渉決裂に至った公明については「国政も含めて全面対決する」と強調した。

 松井、吉村両氏は辞職を申し出た後、大阪市内の党本部で会見を開き、立候補を決断するまでの経緯を明らかにする。
 府市両議会では現在、平成31年度予算案を審議中で、両氏は「予算がまとまってから退職する」としており、辞職は3月中旬になる見通し。知事選は21日、市長選は24日に告示され、いずれも統一地方選で実施される府議・市議選と同じ4月7日に投開票される。
 知事・市長の本来の任期は11〜12月まで。松井、吉村両氏が立場をそのままに出直し選に臨んだ場合、仮に当選しても、年内にもう一度、選挙をしなければならない規定がある。入れ替え出馬の選択は、選挙コストへの批判を避け、4年任期の中で都構想の住民投票実現を目指す狙いがある。

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