09/30 20:44 更新
 「東北以北最大のキャバレー」と言われた「ミカド」の建物を改装し、1995年に開店した札幌市中央区の「キリンビール園本館 中島公園店」(南10西1)が30日、
最後の営業を終えた。キャバレーの雰囲気が人気を集めたが、築後40年を超え、老朽化。札幌・ススキノの名物店は23年の歴史に幕を閉じた。

 店の土地と建物は「ティーズ・エス・イー社」(札幌)が借り受け、ミカド(74〜86年)時代の建物をほぼそのまま活用した。3階建て延べ床面積約3300平方メートルで、客席数は約880席。
2、3階は高さ11メートルの吹き抜けで、中央にステージを備え、昭和のキャバレーの雰囲気を色濃く残す。これまでに約540万人が利用した。
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