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2018/08/16(木) 23:53:05.99ID:CAP_USER佐渡市・戸地集落で伝統行事『精霊舟流し』
（新潟県）
お盆に帰ってきた先祖の霊を手作りの舟に乗せて海に返す伝統行事『精霊舟流し』が１６日、佐渡市で行われた。
毎年、お盆明けに『精霊舟流し』を行っているのは、佐渡市相川地区の戸地集落。
この集落ではお盆になると、先祖の霊が海から家に帰り、お盆の終わりに海に戻っていくと言い伝えられている。
集落の人たちは１６日、木材で組んだ舟に墓や仏壇に供えた花を飾り付け、精霊舟を作った。
精霊舟は『しょうらいさん』とも呼ばれ、お神酒で清められたあと火が付けられ、男性たちが引っ張って沖へと流した。
住民の１人は「若者もだんだんいなくなって集落を維持していくのも大変なんですけど、この行事だけはご先祖様を送り出すということで、続けていきたいと思います」と話した。
集落の人たちは先祖への感謝をこめて念仏をとなえ、精霊舟が見えなくなるまで手を合わせて見送っていた。
[ 8/16 19:46 テレビ新潟]
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