2018年08月02日 11時11分 公開
セーブオン、8月末で全店舗閉店が決定 群馬県民の心のコンビニ姿消す
値段の安さで知られ、「39円アイス」などが人気でした。
[辰井裕紀,ねとらぼ]

 群馬県を中心に展開してきたコンビニエンスストア、セーブオンは2018年8月1日に「群馬県内セーブオン店舗 閉店のお知らせ」のリリースを発表。
同年8月31日までに群馬県内159店のセーブオンが閉店し、これですべてのセーブオンが姿を消すことになりました。

 2014年には600店舗を突破し、「セーブ(save)」の名前どおりの少しでも安くて良いものを販売する“節約コンビニ”をめざしてきたセーブオン。
目玉の39円アイスや、172円の牛乳、102円の食パン(すべて税込)など、スーパーにも対抗しうるほどの価格と利便性を兼ね備えた存在でした。

 しかし2017年2月1日にローソンとのメガフランチャイズ契約の締結を発表。既存のセーブオンは2018年中までにローソンへと転換していくとしており、今回の全店舗閉店へとつながりました。

 「セーブオンの看板が高崎線から見えたら、『群馬へ帰ってきた!』と実感が湧いた」「コンビニなのに見切り販売をしてくれた」「39円プリンもあった」
「ホットスナックに『揚げ餅』や『焼きまんじゅう』があった」「498円(税込)の1キロカレーはすごかった」など、群馬県民の心のコンビニでありつづけたセーブオンが、その歴史を終えます。

※画像は公式サイトより

(辰井裕紀)

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/02/news059.html
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