2018年06月04日 07時48分
 道教育委員会は、2017年度に実施した学校保健調査の結果、小中高校生でぜんそく、アトピー性皮膚炎が増加していると発表した。

 文部科学省調査の全国平均と比較すると、ぜんそく、アトピーとも道内の小学生は約2倍、中学生は2倍以上、高校生は3倍以上となった。

 学校保健調査は、道教委が3年に1度実施している。17年度は、小中高校など計2047校47万1026人を対象に行った。

 ぜんそくの割合は、小学生が7・57%(前回比0・92ポイント増)、中学生が6・53%(1・11ポイント増)、
高校生が6・28%(0・61ポイント増)となった。いずれも調査開始の02年度以降で最悪だった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180604-OYT1T50008.html