3月7日 20時43分
全国で保育士不足が課題となる中、横浜市の認可保育所が、必要な保育士を確保できないとして休園を決め、
園児37人が今月いっぱいで転園を余儀なくされていることがわかりました。市では、保育士不足を原因とする休園は、過去に聞いたことがないとしています。
休園を決めたのは横浜市鶴見区の認可保育所で、市や保育所によりますと、先月、常勤の保育士2人と派遣の保育士1人の合わせて3人が、家庭の事情で退職しました。

保育所では、去年12月の時点で市に対し、「今後退職する保育士がいるが後任を確保できないおそれがある」と伝えていて、
新規の0歳児の入園募集を停止していましたが、その後も新たな保育士を確保できなかったとして、来年3月末で休園することを決めたということです。

すでに勤務のローテーションが組めないことから、来月から1歳児と2歳児の保育に絞り、3歳から5歳の園児37人は今月いっぱいで転園を余儀なくされているということです。

保育所は、今月始めに開いた臨時の保護者会で、休園について説明したということで、NHKの取材に対し「保護者と子どもたちに申し訳ない」と話しています。

横浜市では、保育士不足を原因とする休園は、過去に聞いたことがないとしていて、園児の転園について可能なかぎり対応したいとしています。


保護者「とても驚き」
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180307/k10011355081000.html