時計2018/2/15 20:20神戸新聞NEXT
(写真)
春の訪れを告げるイカナゴの稚魚「シンコ」=神戸市内


 瀬戸内海の春を告げるイカナゴシンコ(稚魚)漁について、兵庫県立水産技術センター(明石市)が今シーズンの漁況予報を発表した。播磨灘は「平年を下回り、昨年並み」、大阪湾は「平年を下回り、昨年並みか昨年をやや上回る」と、ともに不漁予報とした。

 同センターは昨年12月、主な産卵場である播磨灘の鹿ノ瀬海域で親魚の採集調査を実施。1回当たりの採集尾数は11・4尾で昨年の10・5尾を上回ったものの、平年の186・7尾を大きく下回った。

 1月に実施した稚魚の採集調査では、播磨灘が1地点当たり1・2尾(昨年1・1尾)、大阪湾は同6・3尾(同2・5尾)といずれも増えたが、分布量は低水準だった。
瀬戸内海の水温は平年より1〜2度ほど低く推移しており、稚魚の成長速度は平年をやや下回るとしている。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201802/0010988980.shtml