2018年1月24日 16時56分
水産物部習熟会に参加し、水産仲卸売場で店舗を確認する市場関係者(24日午前、東京都江東区の豊洲市場で)=林陽一撮影
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20180124-OYT1T50109.html

豊洲市場の動線水産業者が確認 東京・築地市場(中央区)の移転先として10月に開場する豊洲市場(江東区)で24日、水産業者が場内設備や動線などを確かめる習熟会が行われた。

 築地市場を利用する全水産業者を対象にした習熟会は初めてで、2000人を超える水産卸や水産仲卸、買い出し人らが、新市場の使い勝手を確認した。

 築地市場が休場日のこの日、水産業者らは早朝から、豊洲市場内の地図を片手に、卸売場から仲卸売場までのルートを確認するなどした。
東京都水産物卸売業者協会の伊藤裕康会長は「これから何回も現場を見て、十分に使いこなせるようにしていく」と述べた。

 豊洲市場では、7月末完了を目指して追加安全対策工事が行われている。工事完了後、農林水産相への認可申請を経て、10月11日に開場する。