“恋のロック”に魚のコイも熱狂−。
神戸市灘区の六甲山で開かれている現代アート展の作品が話題を集めている。
モニュメントから音楽が流れ出すと、なぜか池を泳ぐ数百匹のコイが周りに群がる。
果たしてどんな仕掛けなのか。

作品は現代アート展「六甲ミーツ・アート芸術散歩2017」に出品された「KoiのRock,n,Roller」。
六甲山カンツリーハウスの池に展示されている。

頭がコイ、体が人間というロックンローラーのモニュメント「Koi・J」から、
槇原敬之さんの名曲「もう恋なんてしない」といった恋がテーマの曲が流れる。
すると、池のコイが一気に周囲に群がる。

実は、曲が流れるとモニュメントの下部からコイの餌が出てくるという仕掛けだ。
主催者によると、KOi・Jの話題は同展が始まった9月以来、ツイッターで1万7千を超えるリツイートを記録。
会員制交流サイト(SNS)で作品を知り、会場を訪れた大阪府枚方市のパート、菅原由佳さん(48)は
「発想がとても面白い」と感心した様子だった。

制作したアートユニット「現代美術二等兵」のメンバー、ふじわらかつひとさん(49)は
「クスッと笑える作品を目指した。多くの人に楽しんでもらえてうれしい」と話している。
アート展は23日まで。

写真:曲が流れ、勢いよく鯉が群がる「Koi・J」
http://www.sankei.com/images/news/171108/wst1711080040-p1.jpg

以下ソース:産経west 2017.11.8 12:25
http://www.sankei.com/west/news/171108/wst1711080040-n1.html