和歌山県みなべ町堺の堺漁港で18日、珍しい青緑色のカワハギが水揚げされ、
関係者が「初めて見た」などと驚いている。

大きさは体長23センチ。
堺の「もとや魚店」によると、刺し網に掛かったものを、この日の朝に競り落としたという。
同社の中尾真由美さんは「こんな色のカワハギを見たのは初めてでびっくりした」と話した。

県立自然博物館(海南市)の平嶋健太郎学芸課長によると、
カワハギは一般的には褐色のものが多く、青緑色のものは珍しいという。
この体色になった理由について保護色や擬態の可能性を指摘。

「他のカワハギが泥地や岩場に生息しているのに対し、
 藻場、特に緑色の強いアマモ場などではこのような体色になりやすく、
 その環境での生活が長かったためと思われる」と話している。

写真:青緑色をしたカワハギ
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/newsphoto/L3415291.jpg

以下ソース:紀伊民報 2017年10月19日
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=341529&;p=more