岐阜県不破郡関ケ原町で15日、関ケ原の戦いにちなんだ東西人間将棋が、初めて行われた。
東軍率いる佐藤天彦名人と西軍率いる山崎隆之八段が対局し、
佐藤名人が天下分け目の合戦を制した。

人間将棋は県などが主催。
全国から公募で集まった甲冑(かっちゅう)姿の駒役の男女40人が
居住地で東西に分かれ、巨大な将棋盤に配置された。

会場の関ケ原笹尾山交流館前には、約千人が来場。
古田肇知事の振り駒により佐藤名人の先手で始まり、両棋士が駒役の参加者を動かした。

対局後、勝利を収めた佐藤名人と東軍の参加者が勝ちどきを上げた。
佐藤名人は「序盤からいい勝負が展開できた」、
山崎八段は「討ち取れていたかもしれないので悔しい」と語った。

写真:のろしの上がる笹尾山を背景に人間駒が繰り広げた「東西人間将棋」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20171016/201710160826_30739.jpg

以下ソース:岐阜新聞 2017年10月16日08:26
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20171016/201710160826_30739.shtml