嘉手納署は10日、嘉手納町水釜の草むらで
体長約70センチの「ケヅメリクガメ」と見られるカメを保護した。
ケヅメリクガメは、アフリカ大陸のサハラ砂漠やサバンナなどに生息する大型のリクガメ。
ペット用とみられることから同署が、飼い主を探している。

一般人から「カメらしきものがいる」と通報を受けた嘉手納署員2人が
10日午後6時ごろ、嘉手納町水釜の住宅街そばの草むらでカメを捕獲した。
重さ50キロを優に超えるとみられるカメは、現場の署員だけでは持ち上げることが難しく、
先に現場にいた消防署員と協力して4人がかりで、パトカーの後部座席に「保護」された。

署では現在、本来ならば犬猫を保護する際に使うおりにカメを入れている。
報道陣の撮影に際しては、おりから出されたカメが外の空気を楽しむように
活発に動き回る姿がみられた。

嘉手納署の金城世希夫会計課長は
「カメのためにも、早く飼い主に迎えに来てほしい」と話した。

写真:嘉手納署に保護されたケヅメリクガメと見られるカメ
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以下ソース:琉球新報 2017年10月11日 16:40
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-591863.html