進学や就職で県外に転出する若者を少なくしようと愛媛県は、
愛媛の暮らしやすさをPRする漫画「ヒメのいるまち」を制作し2日から、ホームページで公開する。

漫画家を夢見る大学4年生、佐倉ヒメが主人公。
自分の作品が新人漫画賞を受賞し、編集者から上京するよう誘われる。
漫画家を目指すか、地元で堅実な就職をするか−決断を迫られた主人公は、
人々との触れあいを通じて地元の自然や文化、暮らしを改めて考えていく−というストーリー。

県内在住の漫画家、前山三都里さんが執筆。
漫画は全8回で、来年1月下旬まで、月2回のペースで順次、公開する。

若い世代が親しみを持つ漫画で愛媛の魅力を知ってもらい、
自分が暮らす場所の候補に愛媛をエントリーしてもらおうと制作した。
楽しく読めるようストーリー展開を工夫するとともに、媒体にはインターネットを利用した。

県総合政策課は、公開にあわせてフェースブックなどで読者から意見を募集し、
その後のストーリーに反映させる。
意見交換会の開催なども予定。
「同世代の主人公に共感して、1人でも多くの若者に愛媛の魅力を知ってもらえれば」と期待している。

写真:漫画の公開をPRするチラシ
http://www.sankei.com/images/news/171002/wst1710020023-p1.jpg

以下ソース:産経west 2017.10.2 09:16
http://www.sankei.com/west/news/171002/wst1710020023-n1.html