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2017/09/24(日) 15:43:26.80ID:CAP_USER「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」が24日、立山町芦峅寺で3年ぶりに開催された。
白装束に身を包んだ女人衆が朱塗りの布橋を渡り、立山信仰の世界に浸った。
県内外から110人が女人衆として参加。
閻魔(えんま)堂でざんげの儀式を行った後、
教典に節を付けた仏教音楽「声明(しょうみょう)」や雅楽に導かれ、
煩悩の数と同じ108枚の板で組まれた橋をゆっくりと進んだ。
橋の先にある遙望館では暗闇の中で儀式が行われた。
女人衆が目隠しを解くとガラス壁の覆いが上がり、陽光に照らされた立山が目前に広がった。
女性たちは静かに手を合わせ、心を新たにしていた。
北陸新幹線開業後の初めての開催。
好天に恵まれ、県内外から大勢が訪れた。
住民が山の幸を集めた「ごっつぉ祭り」でもてなした。
儀式は明治期の廃仏毀釈(きしゃく)で廃れたが1996年の国民文化祭で復活。
現在は3年に1度、地元住民や町、北日本新聞社などでつくる
実行委員会(会長・佐伯元信芦峅寺総代)が開いている。
写真:白装束に目隠しをして布橋を渡る女人衆
http://webun.jp/images/item/7402000/7402280/12eeaed9-3ccc-42ac-b0ed-7dd3ef785858.jpg
以下ソース:北日本新聞 2017年09月24日 12:49
http://webun.jp/item/7402280