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【京都】商店街の鉄道館、存続か移転か…いったん休館案 福知山市[09/16]©2ch.net
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2017/09/16(土) 15:57:51.94ID:CAP_USER
「鉄道のまち」をPRする拠点として京都府福知山市中心部の商店街に開館し、
来年20周年を迎える福知山鉄道館ポッポランド(福知山市下新町)が、
今後の存続に向け、岐路に立っている。

施設が入る昭和初期の建物の耐震性が課題となっているためだが、
賃貸のため市が改修するのは難しく、移転先の見通しも立っていない。
現在地での存続か移転か、さらには休館か。
検討を進める市は対応を迫られている。

同市は、旧国鉄時代に府内で唯一、鉄道管理局が置かれ、現在もJR西日本福知山支社がある。
JR山陰線と福知山線が交わり、京都丹後鉄道宮福線の起点にもなっている。

同館は、鉄道とともに発展してきた同市の発足60周年を記念し、翌年の1998年に新町商店街で開館。
30年代に百貨店として建てられ、戦後は銀行などに利用されてきた5階建ての建物を市が借り受けた。
1階部分(約300平方メートル)で、かつて市内を走った北丹鉄道の資料や蒸気機関車の動輪、
ジオラマなど500点以上を展示している。

運営は商店街の組合が担ってきたが、
2014年からは西日本鉄道OB会福知山地方本部(約4800人)が受託。
小規模な施設ながら、元SL機関士らが豊富な知識をいかした解説を行い、
専門書を備えた憩いの広場や玩具のプラレールを置いた子ども向けコーナーを新設。
13年度に1万人を切っていた年間入館者は、昨年度には約1万7000人まで回復した。

一方、築約80年の建物は老朽化が進み、
全国から訪れる来館者の安全を確保するため、耐震性が喫緊の課題に。
市は当面、建物の賃貸借契約を更新する方向だが、移転を含めた検討を始めた。

ただ、中心市街地では展示スペースを備え、財政面での負担が増えない移転先の確保が難しく、
今のところ具体化していない。
このため、今年度末でいったん休館し、移転先が決まった後に再開する案も出ている。

また、長年、商店街で親しまれ、建物にも独特の味わいがあるだけに、現在地に愛着を持つ市民も多い。
近くには蒸気機関車を展示する「2号館」もあり、商店街関係者は
「中心市街地は空き店舗も増えている。
 移転や休館となると、活性化の機運に水を差しかねない」と懸念を示す。

運営を担うOB会の高齢化も進む中、足立和義館長(78)は
「鉄道は福知山の発展を支えてきた宝。市民の力で守ってきた施設の灯を消さないでほしい」と強調。

市は
「来館者が安心して楽しめる『鉄道のまち』ならではの施設としてのあり方を考えたい」としている。

写真:運営に携わる西日本鉄道OB会のメンバー。入館者数を回復させてきただけに、施設への思いも強い
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170916/20170916-OYT1I50034-L.jpg

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月16日 13時36分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170916-OYT1T50075.html
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