鳥取県南部町で頭や脚がピンク色のバッタ=写真=が見つかった。
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国内各地の山間部の草原などに広く生息するツマグロバッタの雌で、成虫とみられる。

発見したのは同町馬佐良の岩崎一美さん(55)。
飼育しているチャボの餌を自宅近くのあぜ道で探していたところ、ピンク色のバッタを見つけ、
同町鴨部の自然観察指導員、桐原真希さん(43)に届けた。

ツマグロバッタは黄緑色や茶色がほとんどだが、まれに赤っぽい色になる個体もいる。
桐原さんによると、自然の中で目立つ色の個体は、
カエルや鳥など他の生き物に捕食されることが多くなるため、成虫に育つのは珍しいという。

桐原さんは
「偶然が重なり今回の発見になった。
 いろいろな特徴が現れるのは、南部町の生物多様性を示している」と話した。

以下ソース:日本海新聞 2017年8月30日
http://www.nnn.co.jp/news/170830/20170830057.html