24日午前8時5分ごろ、神戸市西区伊川谷町布施畑の路上で、
トレーラーの男性運転手(67)から「積み荷のコンテナから液体が漏れている」と110番があった。
路上に漏れた液体はみりんといい、人体に影響はないという。

同市消防局などによると、コンテナには調理用みりん約21トンが積まれていた。
トレーラーは神戸・ポートアイランドから兵庫県稲美町に向かう途中で、
男性は走行中に液体が漏れていることに気付いたという。

神戸西署が交通整理を行ったが、通行に支障はなかった。
約10トンは流れ出たといい、市消防局などが洗い流すために放水を行った。
みりんは側溝を通って近くの川に流れ出るという。

現場周辺は甘い匂いが漂い、近隣住民が集まっていた。
近くで野菜を育てる男性(53)は
「初めはオイルかガソリンかと思った。
 みりんと聞いて少し安心したが、作物に影響が出ないかが心配」と話した。

写真:コンテナから漏出するみりん。周辺に甘い匂いが漂った
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201708/img/b_10490011.jpg

以下ソース:神戸新聞 2017/8/24 11:40
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201708/0010489962.shtml