京都府京丹後市丹後町の「東(あずま)」姓の人に伝わる
「間人(たいざ)川そそまつり」がこのほど、同町間人の立岩周辺で営まれた。
東姓の2人が立岩に登って先人に感謝し、家内安全を願った。

東姓の人は、間人の地名の由来となった聖徳太子の母、間人(はしうど)皇后の従者子孫とされる。
立岩に登る儀式は途絶えていたが、伝承を次代につなぐため2014年に復活させた。

まつりは5日夕にあり、白装束姿の東幸治郎さん(54)と東勇気さん(29)が
高さ約20メートルの立岩に登り、頂上に御幣を奉納した。
2人は「病気やけががなく家内安全でいられるよう願った」と話した。

儀式後、近くの水無月(みなづき)神社で祭礼を営み、航海安全や豊漁、安産なども祈願した。

写真:東姓の2人が立岩を登って家内安全を願った「間人川そそまつり」
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以下ソース:京都新聞 2017年08月11日 14時00分
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170811000035