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スダチとユズ交配種を本格栽培 徳島・佐那河内村 2017/8/4 14:01


スダチとユズを交配させた新種の香酸かんきつ「阿波すず香」の本格栽培が本年度、佐那河内村を中心に始まった。スダチに並ぶ特産品に育てようと農家グループなどが今春、苗を定植した。阿波すず香を開発した県立農林水産総合技術支援センターなどの栽培指導を受けながら、3〜5年後の販売を目指している。

 阿波すず香はスダチに比べて▽病気に強い▽種が少ない▽とげが小さい―などの特長がある。苗を生産販売する権利を持つセンターは2016年4月、県内の種苗会社の生産販売を認める契約を結んだ。
これを受け、同社が今春、初めて苗230本を生産し、佐那河内村の農家グループをはじめ、吉野川高校(吉野川市)や加工業者、センターなどに販売した。

 佐那河内村のグループはメンバー11人が4月、購入した苗計150本をそれぞれの畑に植えた。同村はスダチが主力産品で、収穫期の8、9月は作業の負担が大きい。
阿波すず香は病気に強い上、収穫期が10〜12月にずれるため、阿波すず香の産地化を目指すことにした。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

 http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/08/2017_15018217066934.html
【写真説明】大仲さんが栽培している阿波すず香の苗=佐那河内村