猛暑下での草刈りの負担を減らそうと、滋賀県近江八幡市の市民グループ「白鳥川の景観を良くする会」は21日、
同市土田町の白鳥川河川敷にヒツジ3頭を放牧した。

同会は2006年の発足以降、同河川敷で草刈りやごみ拾いを続けている。
メンバー55人の平均年齢は73歳で若手も少ないため、2年前から夏場は動物の力を頼ることにした。

この日、メンバー10人が竹や板を組み合わせて柵を作り、土田大橋下流の右岸に設置。
県畜産技術振興センター(日野町)から借りた3、4歳の雌を柵に入れた。
ヒツジたちはさっそくクズのツルを一心不乱に食べていた。

柵を順次移動させ、8月10日まで約500メートルの範囲を除草する。
吉田栄治代表(73)は
「午前9時半から午後5時まで見学もできる。ヒツジを通して環境や命にも関心を持ってもらいたい」と話す。

写真:白鳥川の河川敷で雑草を食べるヒツジたち
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/07/20170722112347hitsuji_450.jpg

以下ソース:京都新聞 2017年07月22日 11時57分
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170722000072