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2017/07/11(火) 23:57:22.90ID:CAP_USER地元での就職の意向などを尋ねた意識調査の結果をまとめた。
全体の約３割が「市内で就職したくない」と答え、都会への憧れや希望する仕事がないことを理由に挙げた。
電通の新入社員過労自殺などで長時間労働が社会問題となる中、
企業に休暇制度の充実や残業制限を求める意見も目立った。
（三島大一郎）
若者の就職に対する考え方を把握するために実施。
昨年１１月、高校６校（姫路西、姫路東、姫路南、飾磨、姫路、琴丘）と
大学２校（県立大、姫路独協大）でアンケートを行い、約１２００人から回答を得た。
就職先に関する質問では、約２５％の学生が「市内で就職したい」と回答。
自宅から通勤できる利便性の高さや、慣れた環境で過ごせる安心感、地元貢献などを理由に挙げた。
その一方で、約３１％は「市内で就職したくない」と答えた。
「都会に住みたい」「他の街を経験したい」などの理由があったほか、
「やりたい仕事がない」「治安が悪い」「祭りが苦手」などの意見もあった。
ただ、残る約４割は「分からない」と回答しており、多くの学生が就職先に悩んでいる現状が浮かび上がった。
https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201707/img/b_10362234.jpg
企業を選ぶ際に重視するポイントは、「自分のやりたい仕事ができる」が最多。
「働きがいがある」「給料が高い」なども目立った。
将来性や認知度への関心は低かった。
企業が設ける制度について尋ねた設問では、高校生の約６割が「労働時間」に関心を示し、
完全週休２日制や有給休暇の取得、産休・育休制度の充実を求めた。
残業ゼロや残業制限があることを選択の条件とした学生も多く、
過酷な長時間労働を強いる“ブラック企業”への警戒感が強いことが浮き彫りに。
就職後の海外留学や資格取得の支援を望む学生もいた。
市内での就職に消極的な学生が多い現状について、市地方創生推進室は
「子どもの頃から地域の魅力を知ってもらう機会をつくり、
地元に貢献したいと考える若者を１人でも多く増やしたい」としている。
以下ソース：神戸新聞 2017/7/11 22:33
https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201707/0010362202.shtml
