2017.7.5 10:51
 四国地方整備局などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は5日午前9時、四国の水がめである早明浦ダム(高知県)の貯水率が少雨で低下していたため徳島、香川両用水で実施していた第1次取水制限を一時的に解除した。台風3号による大雨で、下流の取水地点での水量が増加したため。

 整備局によると、4日午前0時の貯水率は59・5%(平年値87・4%)だったが、同日朝から5日朝にかけてダム周辺で約90ミリの雨が降り、5日午前9時で69・4%まで回復、その後も上昇し続けている。ただ平年値に比べるとまだ低く、今後60%程度に下がれば取水制限を再開する方針。

 取水制限は6月17日に開始しており、一時解除は2回目。

http://www.sankei.com/west/news/170705/wst1707050025-n1.html