自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」が注目される中、
滋賀県内のバス会社3社が共同で今夏、路線バスに乗って琵琶湖の一周を目指すイベントを催す。
2日間かけて約20本のバスを乗り継ぐ行程で、
「バスでしか楽しめない風景が魅力。親子や友達同士で挑戦してほしい」と呼び掛けている。

「路線バスでビワイチ!」は、近江鉄道と江若交通、湖国バスが初企画した。
8月1日から31日まで、指定された時間のバスだけ乗れる「ビワイチ1日乗車券」を販売する。
大津駅前か近江八幡駅前を発着点とし、期間中は臨時便を加えて一周できるようにする。

大津駅発の場合、初日は午前8時前に出発。
9本のバスを乗り継いで、午後7時前後に近江八幡駅まで移動する。

2日目は午前9時から9本のバスに乗り、午後6時ごろに大津駅に戻る。
各バス停では5〜50分程度の待ち時間があり、道の駅での休憩や周辺の散策などができる。
2日目の琵琶湖博物館では2、3時間程度の余裕を設ける。

近江鉄道は
「路線バスの旅は見直され始めている。バスに乗るとはいえ、ビワイチは結構大変かもしれないが、
 自転車や鉄道では見られない山や琵琶湖の風景を楽しんでほしい」としている。

乗車券は大人2千円、子ども千円。
一周するには2日分必要になる。
近江トラベルの支店や江若交通の営業所、対象バスの車内などで販売する。

写真:路線バスで琵琶湖を一周するバス会社の共同企画のパンフレット
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/07/20170701190810bus_biwaichi450.jpg

以下ソース:京都新聞 2017年07月01日 19時50分
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20170701000142