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2017/03/01(水) 12:35:57.75ID:CAP_USER神戸・新開地の大衆食堂「トシヤ」(神戸市兵庫区)が28日、閉店した。
庶民の腹を満たし続けて70年。
長年勤めた従業員が相次いで辞め、社長の立花俊子さん(85)が「もう年だから」と閉店を決めた。
常連客からは「もう食べられないと思うと寂しい」と名残を惜しむ声が聞かれた。
同店は戦後間もない昭和23年、俊子さんの夫、肇さん(故人)が創業。
うどんやどんぶり、そばなどを安く提供する大衆食堂として親しまれた。
同店名物の「そば焼き」が登場するのは28年ごろ。
従業員のまかないとして、すき焼きのだし汁にそばを入れて食べたのが始まりだったという。
59年に肇さんが亡くなり、俊子さんが店を引き継いだが、平成7年の阪神大震災で店は全壊。
「もうやめようか」と思ったこともあったが、「またお客さんの笑顔が見たい」と翌年には店を再開した。
営業最終日のこの日、開店前から多くの常連客が並んだ。
60人分の「そば焼き」は30分で、うどんやどんぶりなど、ほかの品もわずか1時間で売り切れた。
新開地周辺地区まちづくり協議会長の高四(よん)代(だい)さん(69)は
「見た目は真っ黒なそば焼きだが、味は甘みがあって奥さんの優しさがにじみ出ているような料理。
新開地自慢の一品でもあったのに…」と残念そう。
俊子さんが来店客一人一人にお礼を言って回ると、常連客から「お疲れさま」とねぎらいの言葉が。
俊子さんは
「つらいときでもお客さんの笑顔が私の生きがいでした。
70年間支えてくださって感謝しかありません」と涙を浮かべた。
写真:常連客に名物品「そば焼き」を差し出す「トシヤ」の社長、立花俊子さん
http://www.sankei.com/images/news/170301/wst1703010006-p1.jpg
以下ソース:産経west 2017.3.1 07:14
http://www.sankei.com/west/news/170301/wst1703010006-n1.html