美智子さま「感謝されて当然、批判は辛い」  ネット上のバッシングに「猛抗議」

3月19日、26年間住まわれた皇居を離れられた上皇さまと美智子さま。
昨年5月の天皇陛下ご即位後、宮内庁は遅々として進まない上皇ご夫妻のお引越しに頭を悩ませてきた。

引っ越し延期の要因について宮内庁からは、美智子さまの度重なるご体調不良や、
100トンにも上る荷物の処理などに時間がかかっているためと説明されていた。

さて、昨年4月末に退位され、今年3月にはやっと皇居を去られたご夫妻。
しかし上皇さまが退位前に望まれた「静かな生活」はまだまだ遠いと見える。

「美智子さまの“お抱え記者”が、朝日系の週刊誌に『ネットの批判に美智子さま“辛い”』という副題を付けた記事を寄稿し、
それがまたネットを中心に波紋を呼んでいます。お引越しが無事終わり、これから静かな生活に入られるというのに、
“寝た子を起こす”ような記事が出回ることに疑問しか感じません。

また宮内庁からは、やっと上皇ご夫妻をお見送りできたことで安堵していたにもかかわらず、この経済不況で
再びご夫妻への苦情というものが急増していて困っているといった話が漏れ伝わります。

その内容は『1年半の仮住まいに5億円もかけるとは何事か』といったものから、『なぜ上皇后が出ていった途端に、
皇后陛下が祭祀に復帰されたのか明快に説明して欲しい』といったものまであるようです。
こういった過剰な美智子さまへの忖度が、上皇后バッシングの火種となりかねないことが理解できないのでしょうか?」

様々な関係者の話によれば、美智子さまは確かにSNSや上皇批判サイトをよくご覧になっては、
怒りを滲ませられていたという。

何度か御用記者に、批判が静まるように、穏健な擁護の記事も依頼していたというのだが…。
さる皇室関係者は語る。

「美智子さまはかつて、週刊誌のバッシングに対して『失声症になった』と公表し、これを鎮めた事がございます。
その成功体験ゆえに、未だこういった事をなさるのかもしれません。

しかし、新型コロナの驚異にさらされる国民にとって、美智子さまの事は既に大きな関心事とは言えません。
両陛下のサポートに徹すること、静かに生活をしていただくことがすなわち批判を鎮めることにつながっていくと思いますが…。

やはり何よりもまず怒りが先行するようです。ネット上の批判に対しては、
『美智子皇后の底意地の悪さ、ですって?あたくしは慈愛の皇后です!』
『国民には感謝されて当然です。批判などありえません!』と…。

かつて雅子さまが苛烈なバッシングにあっていたとき、
美智子さまは一度たりとも『これほど辛いことはない』などと仰ったことが有りません。

今、国民が何を求めているか察していただきたいと願います。

“言論統制”のようなモノではなく、なぜ雅子さまが平成時代、あれほどまでに、
追い込まれなければならなかったのか、その明快なご説明が求められているのかもしれません」