多くの場合において問いに対する正解は1つ、またはせいぜい2つか3つです

しかし不正解は無限にあります

1+1を足すと2になりますが
その解を間違おうとすれば3でも100でもいいし、
メロンでも小惑星でもいいわけです

不正解は、自由の世界なんです

1つの正解を選ぶ場合においてミスターAIは極めて優位に立ちますが
不正解の中から何かを選ぶ場合においてヒューマン部族には絶対に勝てないのです

不正解の中の1つこそ、正解よりも価値がある
そういう「バトル」においてAIは絶対に勝てない

こてんぱんですよ

ぐうの音色も半音下降なわけです

よって人類は自信を持っていい
シンレギュラリティは来ないし、タクシー運転手はAIカーを手動運転すればいい

地球の午後は、何の問題もなく暮れてゆくのです
しいて言えば人類の敵は時間
1万年来つづく、老いとの戦いだけであります

HIDEでした