>>315
なんか、またちょっと違うアプローチのレスね。

>セックスと音楽を融合するっていう「ありがちな挑戦」だけじゃないはずです。

そうね。私のファンであれば、私が岐阜出身だってことは知ってるかと思うけど。
ウチの父親は長野出身、大学教授でとても教養があるんだけど。
「英語が話せないこと」と「音楽ができないこと」を凄く悔やんでいてね。
つまり、「知識があっても、それをコミュニケーションに活用できないことは問題だ」と感じていたの。
英語ができないつったって、私よりは全然できるんだけどさ、
父親がイメージしている「世界とコミュニケーションができる人間」つーのは、外人に道を聞かれたときに回答できるレベルの人間ではないのよ。

で、まあ、その父親ができない二つのこと「音楽、外国語」がとんでもない出来る人が岐阜県にいたわけよ。
指揮者の岩城宏之っていうんだけど。
WIKIを読んでもらえば、当時から死ぬまで、とてもインパクトがある方だったことがわかると思うけど。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E5%9F%8E%E5%AE%8F%E4%B9%8B

岐阜県出身の、父親と同年代の人がさ、文字通り「世界を指揮した」わけよ。
これは岐阜の山奥で、ヤンキー相手に大学の授業している父親にとって、物凄く衝撃的だったらしく。
でさ、父親はからさ。
「ミッキーよ、オマエは確かに賢い子かもしれない。しかし、それを驕るな。
イワキ―(岩城)のような人間になれ」と育てられたつーか。
私の「ミッキー」って名前は「イワキ―」の響きを真似てつけられたの。

まあ、別にだからといって大してあれこれ何も言われなかったんだけど。
ただまあ、こうやってしつこく音楽をやってるつーのは、そういう子供時代の教育結果が出たってことなんでしょうね。